使わなくなったスーツケース、どんな処分の仕方があるの?
愛用してきたスーツケースでも、何時かは壊れてしまいます。
お別れの時が来るものです。
また、まだまだそれほど使っていないのに、ちょっと詰め込みすぎたりした場合、早めに壊れてしまうこともあります。
修理できれば良いのですが、もしそれも出来ない場合は処分することも考えなくてはいけません。
このスーツケース、どう言った形での処分ができるか考えてみましょう。
目次
形あるものは何時かは壊れます
大切に使ってきた品物でも、何時かは壊れてしまうものです。
特に実用品の場合、使用回数と劣化は比例することになります。
また無理な使い方をすれば、劣化も早くやってきます。
スーツケースも勿論、同じことですね。
使い勝手がよく愛用してきたものは、結果的に壊れるのも早くなります。
旅行先で荷物が増えて、ついつい耐荷重以上のものを入れて運べば、勿論耐用年数も減っていくわけです。
こればかりは仕方ありませんし、また普通の手で持ち運べるスーツケースよりも、キャリーバッグの方がキャスターなどある分、壊れる部位も多いのは明らかです。
単に普通のスーツケースなら、本体と持ち手部分の劣化に注意すればいいだけですので、これかなり長持ちします。
しかし現在のスーツケースの主流であるキャリーバッグだと、それに加えてキャリーバーやキャスター部分の劣化も問題になってきます。
壊れるのも少々早いと言っていいですね。
修理できるものは修理したいけれど
せっかく馴染んだスーツケースです。
新しいものを購入してもいいけれど、できれば修理してそのまま使いたいという気持ちは、勿論誰にでもあるはずです。
購入したお店や、修理専門店で相談して、そこそこの金額で修理が可能なら直して再度使用したいですね。
しかし今の物質文明の世の中、直すより購入したほうが安上がりという困った世の中では、結局買い直しという事も多くなります。
キャスター部分やキャリーバーに不具合が起きた時に、修理には結構お金がかかるものです。
結果として、新規購入ということにもなるのは、仕方のないことかもしれません。
今使用しているスーツケースを破棄するには
スーツケースを処分するには、いくつかの方法があります。
当のスーツケースの状態や条件によって、処分方法を決めるのがおすすめです。
1つは廃棄です。
つまりは捨てることになります。
まあできれば、これは最後の手段にしたいものです。
ただ壊れてしまっている場合は、修理が効かなければこれは仕方のないことです。
破損があまりなければ、リサイクルという方法もあります。
スーツケース自体の状態があまり悪くないというのが、大前提です。
またやはりあまり壊れていない場合なら、寄付という手もあります。
これなら誰かに喜んでもらうことも出来ますので、ちょっと嬉しい感じですね。
スーツケースを捨てるのではなく処分する方法は?
まずは捨てないで処分できる方法について、簡単に説明していきましょう。
この場合は大きな破損等がないというのが、一応の前提になります。
リサイクル業者の利用
古くなって使わなくなったスーツケースが、いわゆるブランド物だった場合はリサイクル業者に引き取りをしてもらうことも可能です。
リセールという手ですね。
この場合勿論、スーツケースの状態もある程度良いことが条件になります。
またサイズが使い勝手の良いものであるとか、目立った傷や破損がない、セキュリティがしっかりしているなどの条件も必要になってきます。
まあこの場合は、壊れたのでと言うよりも使わなくなったので処分、と言ったところですね。
ブランドの有名メーカーのものなら、古いものでも値段がつくことがありますので、捨てる前に相談してみるのをおすすめします。
販売業者に引き取ってもらう
壊れたスーツケースや古くなったスーツケースを買い換える時に、販売業者に買い取ってもらう手です。
いわゆる下取りというものですね。
これは業者や、引き取ってもらうスーツケースの状態によって、有料の引き取りから値段がつくものまで様々です。
購入の時に、販売店に相談してみるのが良いですね。
通販の場合はこれ、やっている業者は殆どありませんので、実店舗での取引がおすすめになります。
スーツケースの寄付をする
それほどひどく壊れていないスーツケースなら、寄付をするという手段もあります。
発展途上国への救援物資とか、もしくは福祉施設の防災用品などとして再利用してもらえます。
あくまでも善意の寄付ということになりますので、送料や持ち込みにかかる費用はこちらもちになります。
しかし使わなくなったスーツケースが、どこかで誰かの役に立っているということは、単に捨てるよりもちょっと嬉しいと感じませんか。
予めネットなどで、どう言った寄付先があるのかなど調べておいてください。
破損がひどいのでもう捨てるしかない場合
できれば使い続けたいけど、さすがに修理も追いつかないので残念ながら捨てるしか無い、という場合です。
捨て方にも注意は必要なので、ルールは心得ておいてください。
回収業者に引き取ってもらう
回収業者に引き取りを依頼する手です。
希望の日時に回収に来てくれますし、回収場所に運ばなくて済むので楽ですね。
また状態がいい場合、買い取りにしてくれる業者もありますので、そういったスーツケース買い取りに力を入れている業者を選ぶのがおすすめです。
問題としては、回収には結構お金がかかるということですね。
自治体などの粗大ごみ回収に比べると、かなりの値段になってしまいます。
ゴミとして自治体に処分してもらう
さて最もポピュラーな方法です。
サイズ的に問題がなければ、不燃ごみとして出すことも出来ます。
このサイズについては、自治体によって不燃ごみの最大サイズが違いますので、しっかりとチェックしてください。
またこの時に分解してから出すと、回収不可にならずに済みますので、できれば分解して出すことをおすすめします。
大きすぎる場合はもう、粗大ごみの回収を頼むことです。
業者に頼むよりもずっと安価に済みますので、お金をかけたくない人にはこれが一番ですね。
とはいえ、シールを貼って回収場所まで運んでというのは、当人がやらなくてはなりませんので、手間はかかります。
筆者がやってしまったある処分方法
さてこれは筆者がやってしまった方法なのですが、これは国によってはご法度ですので注意してください。
日本では粗大ごみは有料の回収ですが、国によっては無料で何時でも指定場所に置いておけば、勝手に回収してくれるところもあります。
筆者の場合それを知っていましたので、ちょうどその無料回収可能な国に行った時に、古い壊れかけたスーツケースを持参しました。
でその国で新しいスーツケースを購入、古い方はゴミの指定場所に運んで回収してもらったのです。
帰国時には新しいスーツケースで、気持ちよく帰れたのは言うまでもありません。
ただこの方法、むやみにやらないようにお願いします。
また実際に可能な場合も、きちんとゴミの回収場所にまで運んで、しっかりと回収してもらえるようにしてください。
後から来る日本人全部の評判にも関わってきますので、しっかりと下調べした上で実行できるようなら、あくまで自己責任でお願いします。
まとめ
海外用の大きめのスーツケースの場合、処分に困った挙げ句に家の何処かに置いたまま、ということが結構あります。
しかしこれ、場所も取りますし置き場所によっては災害の時避難の邪魔にもなりかねません。
機会を見つけて、上手く処理しておきたいものです。
ひょっとしたらちょっとしたお小遣いが手に入ることも、あるかもしれませんよ。