失敗しないスーツケース選びのポイント
旅行やビジネスのシーンで無くてはならない存在のスーツケース。
みなさんはどのような基準で選んでいますか?
デザインで選んだり軽さを重視したり、実用性や内容量で選んだりと様々だと思います。
お店やインターネットで気に入って購入したものの、実際に使用してみると使い勝手が悪かったり耐久性に問題がある場合もあるかもしれません。
今回は失敗しないスーツケース選びのポイントをいくつか紹介したいと思います。
内容量で選ぶ
どのようなシーンで利用することが多いかで内容量を選びましょう。
長期間の海外旅行での使用が多い場合は、やはり大容量のものが良いでしょう。
お土産を購入したりと、行きよりも帰りの荷物の方が増えます。
荷物の増加を考慮し、少し余裕のある大きさを選びましょう。
では使用日数別のおすすめ内容量を紹介します。
・1~3泊程度→30Lから50L
・3~5泊程度→50Lから60L
・5~7泊程度→60Lから80L
・一週間以上の長期→80Lから100L
大は小を兼ねますが、大きすぎも持ち運びに苦労します。
自分に多い利用パターンにピッタリの内容量を選びましょう。
機内持ち込みサイズで選ぶ
できる限りスーツケースは機内に持ち込んだ方が安心でしょう。
海外での利用の場合は、特に持ち込み可能サイズをおすすめします。
預けた場合、自分の見えないとこで扱われますし、海外だと乱暴に扱われることもあります。
預けていたらスーツケースに傷が入っていたという経験がある人もいるのではないでしょうか?
国内線の場合、ほとんど全ての航空会社で機内持ち込み可能なサイズは「100席未満の場合は3辺の合計が100cm以内」、「100席以上は3辺の合計が115cm以内」です。
重さは10kg以内という基準が多いです。
国際線の場合、「3辺の合計が115cm以内、10kg以内」が一般的です。
航空会社によって基準は違うので、必ず利用前に調べましょう。
キャスターで選ぶ
車輪が丈夫で耐久性があるものを選ぶのはもちろんですが、車輪の数も重要なポイントです。
スーツケースには二輪タイプと四輪タイプがあります。
移動や持ち運びに関しては圧倒的に四輪タイプが便利です。
四輪タイプのメリットは縦にも横にも動かせるということです。
つまり、自分の体の隣で持って押せるのです。
傾けながら後ろで引くよりも、横押しの方が疲れにくいです。
また狭い場所や空港内で混雑している際、後ろで引くことが出来ない場合もあります。
そんな時には横押しが大活躍ですよ。
ハードケースかソフトケースかで選ぶ
ハードケースは強度や耐久性、防水性が高いです。
一方で、スーツケース本体が重くなりがちで荷物量の融通はききにくいです。
ソフトケースの場合、やはり耐久性や防水性はハードケースには劣ります。
しかし、スーツケース本体は軽量のものが多く、荷物量の融通はききます。
見た目の雰囲気もけっこう変わるので、好みの問題もありますが、一般的にはハードケースの方が長持ちします。
フレームタイプかファスナータイプかで選ぶ
フレームタイプは強度があり耐水性もありますが、開閉の際には一度スーツケースを寝かせて開けないといけないので、ちょっとした荷物の出し入れには不便さもあります。
海外旅行が多い場合には強度のあるフレームタイプがおすすめです。
フレームタイプの場合はスーツケースベルトを併用したほうが無難です。
万が一スーツケースが開いてしまっても、荷物の飛び出しを防止できます。
ファスナータイプはちょっとした荷物の出し入れがしやすく、拡張性のあるアジャスタータイプの場合は中身の容量にも融通がききます。
だた耐久性や耐水性はフレームタイプには劣ります。
荷物の出し入れが多い女性には使い勝手がよくおすすめです。
まとめ
スーツケース選びのポイントをいくつか紹介しましたが、いかがでしたか?
大きさや素材から始まり、内容量やファスナーのタイプ、車輪や鍵のタイプと迷う項目ばかりのスーツケース選び。
大きなものですし金額も決して安くはないですから、いくつもの種類を購入するのは難しいです。
今回紹介したポイントが少しでも皆さんのスーツケース選びの役に立てば幸いです。