新幹線移動で使うキャリーバッグはどんなものがいい?4つの選び方ポイント
遠方への出張が多い方や実家が遠い場所にある方などは、新幹線を利用するケースが多いかと思います。
車での移動であれば、荷物を気にする必要は少ないのですが、新幹線となると楽に移動したい気持ちが募ります。
そこで多くの方が、荷物の持ち運びに便利なキャリーバッグを利用しています。
飛行機の場合には機内持ち込み可能なサイズや、荷物を預けることを意識してキャリーバッグを選ぶ必要がありますが、新幹線の場合はどうでしょうか。
その選び方のポイントを、4つご紹介します。
目次
新幹線は置き場所を意識したサイズ選びがポイント
新幹線で大きいキャリーバッグは避けたい
荷物の量にもよりますが、新幹線での移動で使うキャリーバッグを選ぶ際は、極力大きいサイズのものは避けたいものです。
その理由は、新幹線には専用の荷物置き場がないからです。
新幹線をよく使う人であればご存知ですが、荷物は座席の上の荷物棚か足元に置きます。
また車両の端に荷物を置けるスペースが多少ありますが、混雑時などは空いてないことも少なくありません。
基本的には足元か荷物棚にキャリーバッグを置くことになるため、小~中程度のサイズで選んでおけば安心です。
連休やお盆やお正月の時期は、多くの新幹線が混み合います。
また出張の場合は、朝や夕方の時間帯が意外と混み合うものです。
そんなシーンでは、頼りにしている荷物棚も、空いているスペースが少ないということがあり、そんな時に大きなキャリーバッグでは困ってしまいます。
大きいものは、足元に置くことも大変です。
以上の様に新幹線移動で使うキャリーバッグは、サイズを意識して選ぶことがポイントになります。
荷物が多い時はサブバッグの活用がおすすめ
小さめのキャリーバッグが新幹線に適しているとは言っても、どうしても荷物が多くなることは多々あります。
長期の出張が多い人であれば、小さいサイズでは用を足しませんよね。
そんなケースでキャリーバッグを選ぶ場合におすすめなのが、サブバッグの活用です。
販売しているキャリーバッグを見ると、持ち手の部分に専用のサブバッグが付けられるタイプがあったりします。
同じメーカーのものであればジャストサイズで、見た目もすっきりしています。
キャリーバッグ専用のサブバッグも色々販売されていますから、荷物が多くなる時はそんな使い方も良いアイデアではないでしょうか。
この方法であれば、荷物棚の空きスペースが少ない場合でも、片方の荷物を置くことができるので混雑時でも安心です。
ハードかソフトか?新幹線移動で適している素材とは
ソフトタイプのキャリーバッグは出し入れがしやすい
キャリーバッグも色々な種類があり、選ぶのに迷うことが多いのではないでしょうか。
種類は豊富ですが、その素材を大別するとハードタイプとソフトタイプの2種類になります。
ハードなものはポリカーボネートなどしっかりした素材で、ソフトタイプは布製やポリエステル製などがあります。
飛行機で荷物を預ける際に必要とされる丈夫さは、新幹線では特に必要ありません。
そのため国内使用や新幹線使用で考えるのであれば、ハードかソフトかの選択は好みで選べば大丈夫でしょう。
しかしソフトタイプの場合は、小物などを入れられるポケットが色々ついています。
新幹線に乗った際には、飲み物や食べ物、本や雑誌などを出し入れすることが多いため、その点ではポケットが多くてすぐに取り出せる、ソフトタイプの方が使いやすいと言えそうです。
荷物の出し入れが多い人は、ソフトタイプがおすすめでしょう。
個々の使用目的に合わせて素材を選ぶことが大切
今回は新幹線移動に適した選び方のポイントをご紹介していますが、もし他の用途でも使用する機会が多い人は、そちらも考慮する必要があります。
例えば海外旅行に行く機会が多くなりそうな人や、あるいは商材や壊れやすいものを運ぶのにキャリーバッグをよく使う人などは、ハードタイプの方が良いかもしれません。
キャリーバッグは高価なものが多く、早々買い替えができない品です。
購入時には個々の利用シーンをよく考えて、それらの使用目的で広く使える素材で選ぶことが大切でしょう。
そしてキャリーバッグは、レンタルが可能です。
海外旅行で使う大容量のキャリーバッグは利用頻度が少ないことが多いため、借りて済ませるという方法が良いかもしれません。
キャスターの数によって使い勝手が違う
キャリーバッグを選ぶ際には、キャスター部分に注目することも大切です。
キャスターの性能が悪いと駅や車内での移動がし辛く、せっかく購入しても不満に感じるかもしれません。
格安のものを購入してしまうと、そんな後悔をしがちですから注意が必要です。
できればキャスターの状態をお店で試して、納得して選ぶ方法がおすすめです。
そしてキャスターの数も、移動のしやすさに大きく影響します。
キャスターは、2個タイプと4個タイプがあります。
まっすぐの状態でも引きやすいのが4個タイプで、自由自在に移動しやすいというメリットもあります。
しかし人によって運びやすさに好みがあるかもしれませんから、お店などで両方を試して、自分が使いやすいもので選ぶと良いでしょう。
新幹線で使いやすいキャスターとは
では新幹線移動に使う場合、おすすめのキャスタータイプはあるのでしょうか。
新幹線や電車などの移動で使うキャリーバッグの場合は、ストッパー付きのキャスターが便利です。
車内の足元に荷物を置くことが多いのですが、性能が良い4個タイプのキャスターは、車両の揺れなどで動いてしまうことがあります。
トイレに行って帰ってきたらキャリーバッグが勝手に移動していたなんてこともありますから、ストッパー付きの方が安心です。
ホームに荷物を置いてその場を離れることもあったりしますから、安全のためにも欲しい機能と言えるでしょう。
またキャスターによっては、音の静かさにこだわったものもあります。
家から駅までなど、使う場所によっては音が気になることも多々ありますから、静音タイプのキャスターは使いやすさでおすすめです。
その他、新幹線移動に適したキャリーバッグのポイント
軽量タイプなら荷物の上げ下げも負担が少ない
新幹線で荷物棚にキャリーバッグを上げる際、荷物が多いと重くて大変になります。
女性の場合は特に、気になる部分かもしれません。
キャリーバッグはそのものの重さもありますから、移動の際には気にならなくても棚に上げるのは意外と大変です。
また駅の階段などでは、手で持って運ばなければいけない場所もあり、その際には重さが負担になります。
キャリーバッグの重さは各社で違いがありますから、お店で試してみるのが間違いないでしょう。
もし通販などで購入する場合は、サイズばかりでなく、必ず重量も確認して選ぶことが大切です。
最近は持ち運びにも楽な軽量タイプのキャリーバッグが、各社から販売されています。
新幹線移動で荷物の重さが気になる方は、そんなタイプで選ぶと良いかもしれませんね。
持ち手の長さ調整がスムーズにできるものがおすすめ
新幹線で移動する場合、駅構内や階段などの状況に応じて持ち手の上げ下げを行うことが多々あります。
また車内で荷物を上げる場合には持ち手を下げますし、降りる時はまた上げます。
さらに持ち手の長さを変えて、運びやすい状態に調節することも多いのです。
このハンドル部分の調整は新幹線に限らず、電車や飛行機での移動でも頻繁に行いますから、動きがスムーズなもので選ぶと使いやすいでしょう。
何段階かの高さ調節が可能なものも多く、ベストポジションで荷物を移動することが可能になります。
高さ調節ができれば、サブバッグを載せて運ぶ際にも適切なポジションを選ぶことが可能となり、大変役立ちます。
まとめ
今回は新幹線移動で使うキャリーバッグに注目して、その選び方のポイントを4つご紹介しました。
出張や帰省で新幹線をよく使う方も多いと思いますので、参考にしてみてください。
今回の選び方のポイントは、その他の利用シーンで使うキャリーバッグ選びにも役立つ情報が色々あります。
高価なキャリーバッグは早々買い替えができませんから、性能や機能にこだわって、一生使えるものを選んでおきたいですね。