旅行だって様々なタイプがある。スーツケースはそのタイプに対応するものを選びたい
旅行には欠かせないスーツケースです。
勿論何人かの家族で暮らしている場合、家に1つはあることと思います。
しかし旅行の目的や期間によって、スーツケースのサイズも種類もいささか違ってきますので、そこはやはり自分だけのスーツケースが欲しくなりますね。
でもどうやってスーツケースを選べば良いのか、これは中々難しい問題です。
目次
旅行用のスーツケースは何と言っても目的で選びたい
さてこの旅行用のスーツケース、主目的で選ぶのが最も効率的です。
観光旅行用なのかそれとも仕事用なのかでも、違ったものを選ぶことが必要です。
つまり遊び用に使用するなら、遊び心のあるスーツケースを選ぶのがふさわしいですね。
しかし仕事用ならその仕事にふさわしい品格というものも考慮に入れなくてはなりません。
色合いなども、やはり考えたほうがよろしいですね。
また勿論、期間の長さも問題になります。
長期、1週間以上の旅になるのか、それとも数泊の単騎旅行なのかでサイズが違ってきますから、ここもしっかりと考慮に入れておきたいです。
短期の旅行が多いなら機内持ち込みサイズのスーツケースでも充分ですし、それだと破損や紛失心配なく使用ができるので、安心して使えます。
でも1週間以上になると、さすがに機内持ち込みサイズではいささか荷物がきつくなってしまいますね。
その旅行の季節が何時なのかも考慮に入れたい
当たり前のことですが、寒い時期には荷物もかさばってしまいます。
夏の観光旅行なら、Tシャツを数枚入れれば済むところでも、冬ならばフリースなどのかさばった布地のものになります。
これが結構、荷物を圧迫してくるのです。
加えてコートの類なども、着ている分だけ済めば良いのですが、それ以外にも必要となるとスーツケースもワンサイズ大きな物を、となってしまいます。
季節によっての荷物のかさの違い、これしっかりと把握しておいたほうがよろしいです。
筆者の場合、ちょっと長めの旅行は冬が多かったのです。
クリスマスシーズン前だと結構安く行けるので、冬に旅行が定番でした。
しかし近年、身体もきついししかも調べてみたらGW前や後も結構旅行代金が安いので、そちらに変更しました。
結果、あまりに荷物が少なくなったのに、ちょっと拍子抜けしたものです。
これが逆だと、目も当てられない事になりますので、注意したほうがよろしいですね。
目的別で荷物の変化はそんなに大きい?
目的別でそんなに荷物の量が変わるだろうかと、疑問に思う人もいるでしょう。
これ意外と変化します。
ビジネス目的での旅行の場合
いわゆるホワイトカラーの人の仕事上での旅行の場合、どうしても必要なのが替えのスーツです。
勿論行く時にもスーツ姿なのは、出迎えの人の手前当たり前ですが、現地での着替えのスーツも必要になりますね。
女性でも同じことで、やはり替えのスーツにそれに合った靴なども必要になってきます。
ある程度のフォーマルさが必要とされ、また着るものにシワなどがつかないようにする必要がありますから、何着かのスーツを入れる必要が出てきます。
結果、それを入れるスペースと、できるだけ皺にならないように設計された収納のあるスーツケースが、必要になるのです。
パッケージ旅行での観光旅行の場合
観光目的で、しかも一応日程の定まった旅行の場合は、大体1回位は高級レストランでの食事が組み込まれています。
またホテルも、そこそこ格式のあるホテルが用意されていることが多いのです。
それを考えた場合、セミフォーマル程度の洋服の用意と靴は、用意する必要がありますね。
女性は最低でもワンピースにパンプス、男性はネクタイ着用なのも憶えておかなくてはなりません。
普通の着替えに加えて、荷物が増えますのでそれに見合ったスーツケースを用意しなければなりません。
まあ帰路にお土産が最も増えてしまうのも、このタイプの旅行ですので、そこも計算に入れてスーツケースを選ぶ必要がありますね。
個人旅行などでフリーに見て回る場合
このタイプの旅行の場合はもう、当人の気分次第で何とでもなります。
一切かしこまった場所には行かないという決意のもとなら、荷物は最低限ですみますね。
こまめに洗濯するなら、着替えもそれほど用意しなくて済みます。
加えて冬以外のシーズンなら、これまた荷持が軽減されます。
いわゆるバックパッカーの旅が出来るタイプです。
機内持ち込み荷物だけで長期旅行をするのも、決して不可能ではありません。
長期になればやはりスーツケースは大きいものを?
さて旅行の期間ですが、勿論長期旅行ならばそれなりに荷物は増えてしまいます。
結果、大型のスーツケースが必要になってきます。
しかしあまりに大きすぎて、自分では持ち上げるのが非常に辛いなどということになっては、これは使い勝手が悪すぎますね。
特に力に自信のない人の場合、いくら長期の旅行でも大きすぎるスーツケースには手を出さないのがおすすめです。
2つ位に振り分けて持つのが、最もよろしいと思われます。
筆者の場合、結構大きなスーツケースを使用していました。
ソフトタイプだったので自重もそれほどなく、持ち上げるのにも苦労しなかったはずだったのです。
しかしそのスーツケース、10年ほど出番がなくてクローゼットに眠っていました。
しばらくぶりに出番が来て、それを出して荷物を詰めて旅行に出かけました。
そしてわかったのです。
その10年という時間で、こちらも歳をとったということが。
10年前には問題なく持ち上げられていたはずのスーツケースが、小さな段差でも乗り越えるのに苦労したのですね。
加齢による問題も、あるということです。
素材は何を選んだら良い?
大きく分けてスーツケースの素材には2種類あります。
ソフトタイプとハードタイプです。
ソフトタイプがおすすめなのは
ソフトタイプのおすすめは、まず自重が軽いということですね。
またファスナーで片側が開くので、荷物の出し入れが場所を取らずに出来るということです。
ちょっと力に自信のない人や、荷物の出し入れの場所が取れないだろうと思える場合には、こちらはおすすめです。
問題は防水面と、切り裂かれたりしての盗難の防犯面にあります。
とは言えこれも筆者の経験ですが、使い込んだソフトタイプのスーツケースを使用していて、盗難にあったことはありません。
いい加減な鍵だけでも、何の問題も10年近く無く使用していました。
確かに傷は付きましたが、そこにガムテームで補修しておいたら、一層貧乏旅行に見えたのか税関でも引っかかったことがなかったです。
気楽な一人旅には、こちらがおすすめです。
まあとはいえ、運の問題も関係してくるのは避けられないので、そこはご容赦くださいね。
ハードタイプのスーツケースがおすすめなのは
しっかりした素材でできているスーツケースなので、傷もつきにくいのが嬉しいところです。
またスーツなども対して皺にならずに入れておくことが出来ます。
仕事での旅行時にも、結構風格があるので使用しても見劣りしません。
ただ、近頃軽量化は目覚ましいですが、ソフトタイプに比べるとどうしても自重が大きいですね。
また荷物を詰める時に大きく開かなくてはならないので、ちょっと面倒でもあります。
これも近年では、前開きのものがでていますので改善されつつありますね。
防水面では優れていますので、天候の変わりやすい国に行くときなどは、こちらがおすすめです。
まとめ
さてここまで読んでいただいて、お気づきになった人は多いでしょう。
そうなんです、ある程度旅行が多い人の場合、一つだけのスーツケースでは対応ができないのです。
1つのスーツケースで全てのパターンに適応させるのは、さすがに無理というものです。
おすすめとしては、機内持ち込みギリギリに大きなサイズのものを1つと、長期旅行用の大きめのサイズのものを1つです。
機内持ち込みサイズのもので、サブバッグと組み合わせればそこそこ長期の旅行でも対応ができます。
また仕事などの場合は、大きめのスーツケースの使用できるものに皺を作らずに移動することが出来るのです。
プライベートでもビジネスでも、旅行が多い人の場合この2種類を用意しておくと、対応が面倒なく出来ますのでおすすめですね。