旅行にはどっちが良い?ボストンバッグとスーツケースのそれぞれのメリット
昔ながらのスーツケースとボストンバッグは、似たような持ち運び方をするバッグです。
だからキャリーバッグではスーツケースを使う際には、似たようなバッグであるボストンバッグも選択肢に入ってくるでしょう。
では、ボストンバッグとスーツケースではどちらの方が旅行に適しているのでしょうか?
ここではそれぞれのメリットを見ていきます。
ボストンバッグはたくさんものを詰められる
スーツケースは、基本的にまわりがすごく固いです。
だから、ものを既定の量以上詰めることは出来ないと言えるでしょう。
でも、ボストンバッグというのは、基本的に柔軟性があります。
ということは、既定の量にもそもそも幅があります。
だから、スーツケースよりもたくさんものを詰めることも可能になるでしょう。
さらに、柔軟性があるということは、既定の量以上ものをつめることだって可能になるはずです。
荷物をたくさんつめたいという方には、ボストンバッグの方が合っていると言えるでしょう。
つめた分だけ重たくはなる
ただし当然ながら、つめた分だけ重たくなる可能性は高くなります。
中にたくさんものを詰める事が出来るという事は、それだけ重たくなるのは仕方ないことです。
そういうことがあるので、ある程度力が強い人でないと、このボストンバッグの良さは発揮できないかもしれません。
せっかくたくさんつめることができても、重たくなってしまい持ち運ぶことができないのであればまるで意味がありません。
だから、この点だけ見ると、ボストンバッグは力が弱い人にはあまりおすすめできません。
ボストンバッグの方が軽いことが多い
スーツケースにも、当然軽いものはあります。
でも、スーツケースはえてしてそれなりにバッグ自体が重たいのです。
ボストンバッグは、素材もいろいろありますし、基本的にはスーツケースよりも軽いと言えるでしょう。
ボストンバッグやスーツケースは手でもって移動するわけですから、軽い方が良いに決まっています。
ボストンバッグは、たくさん詰めると先述のように重たくはなりますが、たくさん詰めなければ旅行には適していると言えるでしょう。
たくさん詰めないのであれば、力の弱い人にもおすすめできます。
たくさん詰めないということはバッグも小さくて良い
たくさん詰めないという事は、バッグもそこまで大きいものを使用する意味がないという事になります。
という事は当然、その分だけバッグの重たさも軽くなっていきます。
なので、ボストンバッグはむしろ力の弱い人にこそおすすめだと言えます。
スーツケースは頑丈に出来ている
では、ボストンバッグにはないスーツケースのメリットはどこにあるのでしょうか?
スーツケースのメリットは、頑丈であるという事です。
スーツケースは、ボストンバッグにくらべるとはるかに頑丈です。
だから、ハードに使用してもあまり問題ありません。
ボストンバッグの場合は、ちょっとしたことで敗れてしまったりすることもありますが、スーツケースに穴をあけるということはかなり難しいでしょう。
それくらいに頑丈なのです。
頑丈という事は、安全という事
頑丈に出来ているということは、それだけセキュリティ的にも安全だという事になります。
ボストンバッグであれば、たとえば持ち運んでいる途中ちょっと目を離したすきに穴をあけられて中身を盗まれてしまうという事もあるかもしれません。
でも、スーツケースであればまずそうなることはありません。
先述の通り、穴をあけるという事はかなり困難なので、中身だけが盗まれるという可能性は限りなく0に近いと言えるでしょう。
海外では危険もいっぱい
日本国内であれば、荷物から目を離しても何もおこらないことが多いです。
たとえばちょっとしたチェーン店のカフェで、席に荷物を置いて何かを注文しに行くという光景は、よく見かける光景です。
でも、同じことを海外でやったらまず間違いなくその荷物はなくなってしまうでしょう。
日本と海外では、それくらいに治安に差が有るのです。
だからこそ、しっかりとしたセキュリティのバッグが必要になります。
しっかりしたセキュリティのバッグであれば、たとえバッグを盗んだとしても、それを開けることすらできないので、盗まれる可能性さえ低くなっていくでしょう。
海外に行くのであれば、ボストンバッグよりもスーツケースの方がおすすめです。
スーツケースは防水であることも多い
スーツケースは、防水であることも多いです。
もちろんすべての物が防水というわけではありませんが、それでも、ほとんどのものが最低限中身はしっかりと守ってくれるでしょう。
対してボストンバッグで防水であるというものはほとんどないと言えるでしょう。
柔らかい素材で作ろうと思うとどうしても防水などという機能的な面は捨てるしかなくなります。
だから、ボストンバッグの多くは水に弱いのです。
もちろん中にはハイテクなものもありますが、そういうものは値段もすることが多いです。
でも、その機能がデフォルトなスーツケースであれば、防水機能のせいで値段があがるということはないでしょう。
旅行中に突然天気が変わることは多い
どこに旅行するにしても、その旅行中に突然天気が変わるということは、意外とよくあることです。
そしていきなり天気が変わると、傘などをもっていなかったりして、荷物がすごく濡れてしまうことも多いです。
そんな時荷物に防水機能がついていなかったらどうなるでしょうか?
それはすごく問題となるでしょう。
だから、防水機能がついているスーツケースは重宝するのです。
スーツケースは便利に使える
スーツケースの利点は、便利に使えるという事にもあります。
ボストンバッグは、柔軟性に特徴があるので、その上に物を置いたりするという事はまず出来ないでしょう。
たとえば飲み物などをその上に置いたとしたら、こぼれてしまう可能性はかなり高いと言えます。
そして当然、こぼれてしまったら中身も濡れてしまうでしょう。
でも、スーツケースであれば、大体の場合で平らになっているので、上にものをおいてもソレをこぼしてしまうという可能性はかなり少なくなります。
だからテーブルとして使うこともできるでしょう。
万が一何かがこぼれてしまったとしても安心できます。
椅子としても使える
あまり高さがでるわけではありませんが、スーツケースは椅子としても使えるというメリットがあります。
スーツケースはすごく頑丈で、軽い人であれば上に乗ることもデキるでしょう。
もちろんその上で立ち上がり飛び跳ねたりしていたら、たとえ軽い人であっても壊れてしまう可能性はありますが、ただ普通に座るくらいであれば問題ないことが多いです。
スーツケースに上に座らないとならないという自体は比較的に特別ではありますが、それでも、そういう使い方もできるという選択肢を持っているという事は大きいです。
ボストンバッグの場合もクッションとしては座ることはできるかもしれませんが、かたちが崩れたり、破れに繋がったりする可能性は高いので、基本的にはバッグとしてしか使えません。
まとめ
スーツケースとボストンバッグのそれぞれのメリットは、以上の通りになります。
ボストンバッグはスーツケースよりは軽くて持ち運びがしやすく、かつ、いれようと思えばたくさんものを詰めることができるというのがメリットで、スーツケースは頑丈さや使用用途の多様性、そして防水性という面にメリットがあります。
旅行先によって、どちらのメリットが重要かは変わってくることでしょう。