海外旅行で心配なロストバゲージ、スーツケースベルトとか目印をつけたほうがいい?
海外旅行で一番イライラするのが、空港での待ち時間です。
特にバゲージクレームでの荷物受け取りの待ち時間というのは、誰でも嫌なものですね。
行きならさっさと荷物を受け取って楽しみに行きたいですし、帰りなら疲れているから早く受け取って帰りたいものです。
そして何より問題なのが、この受け取りの時にスーツケースを間違われないか、間違わないかということですね。
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何しろスーツケースは似ているし
見てみると、どのスーツケースも似たようなデザインと色なのは事実です。
大小の差はあっても、沢山の荷物がベルトの上を流れていると、多少の大きさの違いは区別が付きません。
特に乗り継ぎなどで焦っている時には、間違いやすいですね。
自分のだと思って下ろした荷物が、おやこれは、と思った経験はありませんか。
まあ気がつけば、それでいいとは言うもののやはり危ないですね。
自分でもやっているのですから、他の人が自分の荷物を間違っている可能性も出てくるわけです。
バゲージタグを見ての確認というのが基本ですが、これも結構見落とされがちです。
空港のスタッフも形式的にしかチェックしないのが、お約束のようになっています。
ちなみに筆者の最初の海外旅行で、荷物を間違って持っていかれて結果、ロストバゲージで大変な目に会いました。
かなりよくある色でしかも平均的な大きさでしたし、タグは勿論つけていましたがさほど大きな目立つものではなかったのも、問題だったようです。
似ているスーツケースに何か目立つ物を
出来ればこのスーツケース、他の人のものとは違うとひと目で分かるような目印があれば、危険も解消されます。
昔よく見かけたのが、海外のホテルなどにおいてあるシールを貼っていたスーツケースです。
これだけ旅行したんだという自慢も兼ねてでしょうが、結構目立ったものです。
あまり日本人の持ち物では見かけませんでしたが、欧米人のスーツケースに見かけることはありました。
まあこれも、貼っているうちに劣化して汚れていきますので、きれい好きの日本人にはあまり歓迎されなかったのかもしれません。
しかもちょっと子供じみている感じもしますから、そこもあってでしょうか今ではほとんど見かけなくなりました。
でもこれ、子供さんのスーツケースにキャラクターのシールなど貼れば、ちょっとした目印になりやすいのでおすすめです。
極端な話ですが、これも欧米の人の持っていたスーツケースに、色が塗られていたものがありました。
まあ、目立っていたのは事実です。
目印になるようなものは勿論
スーツケースの目印にするのに適したものは勿論、いくつかあります。
最もすでに誰頭が採用しているものなので、これも自分なりの工夫が必要なのは言うまでもありません。
代表的なものとしては、スーツケースベルトやスカーフ、リボンなどですね。
これらをつけて、ちょっと目立つように、他の人の荷物と区別がつくようにするのは、最も簡単な方法です。
必要なければ取ってしまえば済むし、汚れても他のものに変えれば良いのですから、手軽です。
とは言ってもこれらも万能ではありません。
メリットもデメリットも勿論あります。
スーツケースベルトでおしゃれに安全に
スーツケースベルトは荷物の蓋が何かのトラブルで開いてしまった時も、蓋を抑えてくれて中身を守ってくれるすぐれものです。
また派手なので目立ちやすく、他のスーツケースとの区別が付きやすいのです。
スーツケースベルトを使用した時のメリット
スーツケースの蓋というのは、勿論しっかりと閉まるように作られています。
しかし何にせよ、完全ということはありません。
何かの拍子に、いきなり壊れてしまうこともあるのです。
特に海外の空港での手荒な扱いは、新しいスーツケースで出かけた時に、帰宅後ついた傷からも明らかです。
なので、保険としてベルトを締めておくというのは、大変に安心できる手です。
しかもどのベルトも派手な色合いですので、大変に目立ちます。
他の人の荷物との区別も、つきやすくなるわけですね。
しかしベルトを巻いても
とは言っても市販品の場合、似たような色合いのスーツケースに、似たような色合いのベルトが巻かれていることも無いではありません。
手作業が得意な人なら、ベルトを付け替えてオリジナルのスーツケースベルトを作るのも、おすすめですね。
自分だけのスーツケースベルトですので、これなら間違うことも間違われることもぐっと減ります。
ただ問題は、TSAロックについてです。
今ではほぼ全ての海外旅行用スーツケースに、TSAロックがついています。
渡航先の空港での荷物の検査のために、空港検査員がロックを解除できるようにこのロックが付いているのです。
しかしここでベルトが巻かれていた場合、検査の邪魔になりますしその分時間もかかります。
しかもその後、巻き直してくれるかと言うと、いささか疑問です。
筆者バゲージクレームで、スーツケースベルトを載せたスーツケースが回っているのを見たことがあります。
またベルトだけ、トレイに載せられて回っているのも見ました。
まあちゃんと載せてくれただけ、マシかも知れません。
スーツケースにリボンやスカーフで目印を
これも旅行者はよく使う手です。
手軽に使えますし、小さなリボンでもそこそこ目立ちます。
リボンやスカーフで目印を
ベルトのような一石二鳥の効果はありませんが、面倒もなく手軽に使えるのがリボンやスカーフです。
もう普段は使わないというようなものでも、スーツケースの持ち手などに巻いておけば、ちょっとおしゃれでしかも目立ってくれます。
汚れたら選択してもいいし、他のものに変更するのもあっという間にできます。
旅行先でスーツケースベルトが切れたとか、留め具が壊れたということも無いではありません。
しかしスカーフやリボンなら、切れたとしても旅先でも購入することができます。
かなり使い勝手が良いので、特に若い女性には人気の方法です。
TSAロックの必要な国に行く時には、ベルトよりこちらの方法がおすすめです。
ちょっと使えないかもということも
まあおしゃれで手軽に使えるのが特徴のスカーフなどですが、男性の場合は二の足を踏むかもしれませんね。
男性向きのスカーフ等だと、ちょっと地味なものになってしまいますから、目立って欲しいという目的からは外れてしまいます。
またどうしても、結んだだけのスカーフやリボンです。
ほどけやすいというのが、欠点でもあります。
付け替えやすいが転じて、無くしやすいになってしまうのです。
心配な場合結び目の部分を軽く縫っておくと、かなりの効き目があります。
ロストバゲージは心配だけど
ここまでしても、ロストバゲージは起こります。
誰かが間違って持っていってしまったというのは、決して珍しいことではないのです。
とはいえ、何も手立てをしておかないよりはしておいたほうが、被害に会う確率は少なくなるのです。
また無くなった荷物の特徴を届ける時にも、ベルトの色とか巻いておいたスカーフの特徴は、手助けになってくれます。
筆者は最初の旅行依頼幸いにも、ロストバゲージの被害にはあっていません。
最初の時には自分のバゲージタグだけでしたが、その後はリボンやスカーフで特徴をつけています。
結構聞間はあるようで、再度のロストバゲージがないのが嬉しい限りです。
まとめ
航空機とか空港のミスでのロストバゲージもありますが、荷物受け取りの時のミスでのロストバゲージもあります。
少しでもその危険を回避するために、やはり工夫は必要ですね。
自分のスーツケースは自分のものなので勿論間違えない、と思っていると落とし穴が待っていることになります。
空港で周囲を見渡せば、同じような形のスーツケースの群れに気が付きますよね。
その群れの中に紛れてしまわないように、ちょっと目印を付けておきませんか。