背負えるタイプのスーツケースは便利?それとも不便?
日本国内でスーツケースというとハードタイプのしっかりしたものが主流ですが、海外ではソフトタイプの機能性が高いスーツケースが人気のことがあります。
ハードタイプだと床の上を転がすのがメインですが、ソフトタイプだと背負うことが出来るものまであるのです。
日本では天地見かけることがない、背負えるタイプのスーツケースのメリットとデメリットについてご紹介します。
背負えるタイプのスーツケースのメリットとは?
スーツケースというと、一般的には底面部分にキャスターがついていて地面の上を転がして移動するものをイメージされる方が多いのではないでしょうか。
日本国内であればほとんどの場所が綺麗に舗装されているので、コロコロとキャスターを転がして移動するのに不便はないかもしれません。
しかし、海外では舗装されていない道もまだまだ多いですし、石畳の道なんかは見た目には美しくてもスーツケースを転がすとなるとタイヤがはまってしまって移動しにくいものです。
こういった場面で、背負えるタイプのスーツケースは活躍します。
凹凸が合って進みにくい道でかつぎ、綺麗に舗装された道では転がすことで、環境に左右されることなく快適な旅行を続けることが出来るのです。
また、背負えるタイプのスーツケースはサイズも機内持ち込み可能なことがほとんど。
手荷物として持ち込んでしまえば、空港での荷物の紛失や、荷物待ちの時間を削減することも出来ます。
スーツケースは特別な旅行でしか使わない?
スーツケースを使う旅行は、海外旅行など特別な旅行先だけだと思っていませんか?
しかし、1年のうちそう何度も海外に旅行する機会がない人にとっては、スーツケースの出番がなかなかありません。
いいものを思い切って購入したのは良いけれど、使う機会がないままにしまいっぱなしになっているという人は結構多いです。
しかし、背負えるタイプのスーツケースであればサイズもコンパクトですし、海外旅行以外にも、国内旅行でちょっと荷物が多いなんて時にも活躍します。
スーツケースをしまいっぱなしにしてしまうのはもったいないことです。
背負えるタイプのもの選べば、日常生活の中での登場回数も増える可能性があります。
背負えるスーツケースのデメリットとは?
背負えるスーツケースのデメリットは、重いことです。
背負えるものの代表リュックサックなどと比べると、キャスターなどパーツ部分の重さがあるためどうしても重たくなってしまいます。
もともと背負うことをメインとして想定しているのであれば、大きめのしっかりしたリュックサックを購入した方が安価で、しかも軽いので体に負担がかかりません。
背負えるタイプのスーツケースがおすすめなのは、場所によってキャスターを使用したり、背負ったり2WAYで使い分けたいという人です。
背負えるタイプのものはソフトタイプであっても800g前後あるのが普通ですから、荷物を入れた状態で背負えるかどうか確認しておきましょう。
背負えるスーツケース選びのポイント
背負えるスーツケースを選ぶ際は、背面にあたる部分の通気性も確認しておきましょう。
背中に触れる部分がメッシュ素材など通気性のいいものになっていると、背中がムレることなく快適に使用できます。
最近ではクッション性を持たせているものも増えて生きています。
重量があり体に負担になりやすいものだからこそ、体にやさしいものにこだわりたいですね。
まとめ
背負えるタイプのスーツケースを使用するメリットは、移動先の環境によって転がしたり担いだりを使い分けることが出来ることです。
一方で、背負うことに特化したリュックサックと比較すると重量が大きくなるというデメリットもあります。
メインとしてどちらの使用方法が多いのかということや、実際に担いでみてどれくらいの重さなら担げるかどうかも掻くにインしておくといいでしょう。