長期旅行用のスーツケース、どう選んだら身軽に旅ができる?
短期の旅行ならスーツケースも小型のもので済みます。
紛失が心配な空の旅も、機内持ち込みサイズならその心配もありませんし、荷物の受け取りにイライラする事もありません。
しかし長期、1週間以上の旅行の場合どうしても、荷物が多くなるのは避けられません。
でも大きなスーツケースは移動や動きの邪魔になってしまうことが多いですね。
目次
長期の旅行イコール大きなスーツケース?
勿論荷物の量は、長期の旅行の場合増えてしまいます。
のんきな、特に予定も決めずに外国を周遊するというような場合は、まあいくらでもやり方はあります。
しかし普通のパッケージ旅行や、それなりのホテルに泊まっての旅行だと、荷物は短期旅行よりも増えるのは当然です。
結果として、大きなスーツケースを使用することになります。
数泊ならばまだ機内持ち込みサイズで足りますが、1週間以上になると流石にちょっと無理が出てきますね。
ここで普通に使われるサイズは、大体高さ70センチ位のスーツケースです。
高さ70センチのサイズのスーツケース?
数値で言われてもちょっと漠然としすぎて、イメージが湧かないと言う感じですね。
このサイズの場合、キャリーバーがなくても持ち手だけで充分に転がしていけるサイズ、と言って間違いありません。
よほど背の高い人でない限り、バー無しで無理なく移動ができるサイズです。
なので普通のキャリーバッグに慣れた目だと、結構大きく感じることになります。
このサイズなら充分に、1週間分の荷物が運べることになりますね。
ただし普通の荷物量なら、ということです。
1週間の旅行だと荷物量はどのくらい?
ごく普通の、パッケージ旅行などの場合でみてみますと、最低でこの程度の荷物になります。
ちょっとかしこまったレストランなどでの食事の際の、女性ならワンピースかスーツ、男性ならネクタイ着用のスーツに靴がまず必要です。
加えて勿論、普通の観光用の衣類です。
洗濯などが出来ない場合を考えると、汗をかいたりする季節なら1週間でTシャツやポロシャツは、最低3枚入れたいところですね。
下に履くズボンやGパンも、1枚は替えが欲しいところです。
加えて下着を日数分入れることになりますし、小物も忘れてはなりません。
寒い季節なら下着などの枚数は減らせますが、セーターなどはかさばることを忘れないようにしてください。
海外のホテルでは寝間着は用意されていませんので、その用意も必要ですね。
加えて帰宅時にはこれに、お土産が入ることになります。
高さ70センチで横50センチもあれば、90リットル以上入りますがそれでも結構満杯になってしまいます。
大きな荷物は管理が楽だけど小さめのスーツケースにもメリットが
長期旅行の時、大きなスーツケースに荷物をまとめてしまうか、それとも小さめのスーツケースで荷物を分けて持つか、これ結構悩みますね。
大きめのスーツケースに荷物をまとめるメリット
ちなみに筆者、若い頃はこれでした。
何と言っても大きなスーツケース1つだけで、あとはせいぜい大きめのショルダーだけで移動しましたので、管理が楽でしたね。
一人旅が主だったので、トイレに行くので荷物お願い、というのが出来ませんでしたから、荷物が1つというのは面倒がありませんでした。
一人旅の人には、この荷物管理の面からも大きめのスーツケースはおすすめです。
忘れ物も、まず無くて済むのもメリットですね。
大きめのスーツケース使用のデメリット
そして年月は流れ、筆者は大きめのスーツケースのデメリットを知るようになりました。
1つは重さです。
一つにまとめているのでどうしても、重さも一点集中です。
体力が落ちてきてからは、空港のチェックインの時にベルトに乗せるのがきつくなりましたね。
また荷物が一つだけなので、紛失等があった場合非常に困ることもあります。
機内に持ち込むショルダーやバックパックに、一泊分くらいの着替えを入れておくのがおすすめです。
小さめのスーツケースを使用するメリット
小さめのスーツケースで何が何でも行く、と決めた場合まず余分な荷物を入れることが出来ません。
つまり必要最低限の荷物だけに、まとめることが出来るのです。
余裕があるとつい、必要かもしれないものという、使うかどうかわからない物まで入れてしまうのですが、小さめのスーツケースならその心配はありません。
しかも小さい分自重も軽いので、持ち運びも取り回しも楽になります。
小さめのスーツケースに大きめの機内持ち込みできるバックパック、もしものときのために折りたたみのできるボストンバッグ、この組み合わせは筆者のお気に入りです。
小さめのスーツケースのデメリット
やはり何と言ってもギリギリの荷物しか持っていけないということですね。
筆者の場合、行った先でいいレストランに入ることもなければ、五つ星のホテルに泊まることもありません。
なので必要最低限の荷物での移動が可能なのです。
しかし普通のパッケージ旅行などの場合、さすがにそういうわけにも行きません。
いささか容量不足、ということになります。
また荷物を分けて持った場合、どうしても管理が大変になることも、いささか問題ですね。
1週間の旅行だとスーツケースの自重は問題?
スーツケースの自重については、旅行の長短期問わずできるだけ軽いものがおすすめです。
パッケージで、最初から最後まで、ドアツードアで荷物を運んでくれるならまあ、どんな重量でも問題はありません。
しかし普通の場合、ある程度は荷物を自分で運ぶことになります。
一人旅なら勿論、最初から最後まで自分で運ばなくてはなりません。
それでなくても荷物の多くなる長期旅行です。
出来るだけ軽くしないと、スーツケースと一緒に遭難ということにもなりかねません。
強度とも相談の上、自重の軽い品を選ぶことが大事になります。
基本的にはソフトタイプの素材のものが、自重は軽いのです。
しかしハードタイプのものでも近ごろは、かなり軽量化が進んでいます。
スーツケース選びの時には、スーツケースの大小かかわらず自重もチェックしておいてください。
筆者のおすすめ1週間以上の旅行荷物
結構旅慣れてと言うか、あちこち出かけています筆者です。
出かけるなら最低1週間、というのが合言葉です。
時差ボケの問題もありますので、1週間は滞在したいのです。
結果として、荷物は1週間分が最低限です。
しかし前述しましたように、大きなスーツケースが辛くなってきた昨今です。
なので、小さめのスーツケースに最低限の荷物を詰め込んで旅行に出ています。
この時に、もうどうにも使うのもギリギリ、でも捨てるのは惜しくてクローゼットに入れておいた、などという洋服や下着を持って出ます。
特にジーパンなど、擦り切れたものを持っていくのです。
そして出先で、これらを着た後廃棄してきます。
そうすると荷物の空きができますので、そこにお土産関係を入れることが可能になります。
また機内持ち込み荷物は、少々大きめのショルダーかバックパックにしています。
これなら何かあった時に必要な着替えなど、入れておくことが出来るからです。
いわゆるエコバッグスタイルの折りたたみできるバッグも、荷物の端しに入れておきます。
これがあると、行った先の買い物などにも役に立ちますので、かなりの必需品になっています。
まあこれ以上増やすとさすがに、管理の面で問題がありますので、荷物自体を減らす方向ですね。
実はこれだけの荷物でも、ワンピース1枚とパンプスくらいは余裕で入るので、観劇などの予定のある旅でも充分に対応ができます。
まとめ
筆者の体験も交えて、1週間以上の旅行の荷物について書いてきました。
長期の旅行なら大きめのスーツケースというのが当たり前のようですが、それだけでなくいろいろと工夫もできます。
その旅の目的によって、荷物の大小も変化していきます。
柔軟に対応して、身軽に楽な旅行をしたいものですね。
メリット・デメリット考えて、スーツケース選びをしてみてください。