間違えないスーツケースの選び方とチェックポイント8選
海外旅行や国内旅行に行くのだけど、そんな時にあると便利なのがスーツケース。
しかしよほど慣れた人でなければ、どこに注目していいのかわからなくなってしまうもの。
そこで今回紹介するのは、スーツケースの選び方で注目すべきポイントです。
何となく選んでしまうと失敗をしやすいのがスーツケースなのです。
それでは、スーツケースを購入する際に注目して見るポイントを確認します。
スーツケースの生産地
スーツケースを購入する際に注目したいのが生産地です。
最近ではられる商品が中国で製造されています。
スーツケースも例外ではありません。
日本のメーカーに限らず、世界中のメーカーが中国に工場を行ってスーツケースを生産しています。
それはどうしてかというと、中国は賃金が安いのでコストを下げることができるからです。
しかし、このようなことをしていれば、労働者の賃金はどんどん上がってきます。
そしてさらに賃金が少ない国に工場を作り、そこで製造販売をするのです。
最近のメジャーどころの中国ですが、賃金も最近上がってきて、安い値段でつくれる。
というメリットも少なくなってくるでしょう。
そうすると、アフリカや東南アジアの国々に工場を移して、作ることが予想されます。
このような時代の流れを理解しておくと、商品選びの際に間違いを起こさなくて済みます。
品質に満足できない中国製
まず中国製のものは、圧倒的にクオリティーが低いです。
細かいところが甘くできているのですね。
スーツケースにおいても例外ではなく、すぐに故障してしまったり、フタが閉まらなかったり、ジッパーがすぐに破損して使い物にならなくなった、などのトラブル。
キャスター部分がすぐに壊れてしまったなど、このようなところで不具合があります。
それが驚くことに有名なブランドでもこのような事が起こっているのです。
明らかに中国製のスーツケースは検査が甘いのです。
日本人のように細かい性格をしておらず、売りつけて終わりというのが中国式の商売。
それが当たり前だと思っている以上は、中国の製品で品質の高さを期待するというのは間違いの元ということでしょう。
もちろん中国製の値段が上がり、他の国に製造が移行したとしても大差はないでしょう。
やはり日本製
スーツケースのメーカーで、日本でトップブランドになったエース。
この間までトップブランドといった感じではなく、仕方なくエースを使っているという方も多かったでしょう。
しかし最近ではこのエース製のスーツケースは、評価が高いです。
それは国内で作っていて検査も厳しいから。
日本国内でスーツケースを求めるなら、日本国産であるエース製を選ぶと長い間使えるでしょう。
最近ではおしゃれなものも出てきているので、昔のようなエースのイメージはなくなりました。
やはりモノづくりは日本人が行うべきなのです。
いくら有名なブランドだからと言っても信用することもできない時代なのです。
これから中国製の価格もどんどん上がっていくでしょう。
そうすれば中国製の製品を買うメリットはなくなります。
長い間、スーツケースを使いたいという方は日本製のものを限定して選んでください。
1万円以下のスーツケース
スーツケースには様々な価格で販売されていますが、1万以下で購入できるものもあります。
基本的には1万円以下のスーツケースは使い捨てと思ってください。
すぐに壊れます。
値段の安いものそれなりの品質ということは覚えておきましょう。
コストパフォーマンスがいいなどという都合のいい話はないのです。
品質の高いスーツケースを選びたいならそれなりのお金を出しましょう。
特にキャスター部分。
地面をコロコロ転がってくれるタイヤですが、低価格のスーツケースはこのキャスター部分が明らかに甘いです。
転がしているうちにすぐに壊れます。
長距離の移動などまず無理でしょう。
デザインや見た目をおしゃれにすることは簡単なのです。
長い間壊れずに、スムーズに動いてくれるキャスターは、それなりの技術がなければ作ることなどできません。
その点で1万以下のスーツケースは明らかに劣っています。
値段の安いものを買う際には、買ったけどすぐに捨てるものだと思ってください。
軽さに注目する
スーツケースを購入したことのない人は商品選びもよくわからないことでしょう。
そこで注目するのが重さです。
あまりに荷物を詰めすぎて重くなってしまうと、動かすことができません。
荷物の重さのほかにスーツケースの重さも含まれるのです。
スーツケースもついに転がして動かすというわけではなく、持ち運ぶこともあるのです。
階段なんかでは持ち上げる必要も出てきます。
そのため、できるだけ軽い方が移動するのにも楽なのです。
そして海外旅行に持っていく場合。
あまりにも荷物を重くすると搭乗拒否をされることもあります。
スーツケースも軽くしておかなければいけません。
選ぶ際にはできるだけ軽いものを選ぶといいでしょう。
ちなみに丈夫で軽いものを目指そうとすると、やはりそれなりのコストが必要になりますが。
大きさに注目する
スーツケースの大きさにも注目してください。
飛行機に乗る時にはスーツケースを預けてしまいます。
しかし裏技があります。
スーツケースを預けないでスーツケースを持ったまま機内に入ることも可能なのです。
それが小さいサイズのスーツケースなのです。
国際線の場合には、スーツケースの縦・横・高さの3辺の合計が115cm以内。
この大きさなら国際線と100席以上の国内線に乗り込むことができます。
100席未満の旅客機の場合には、スーツケースの3辺の合計が100cm以内、ということに決められています。
つまり、小さいスーツケースを買えば、スーツケースを手放すことなく飛行機に乗り込めてしまうのです。
そのため、ねらうべきはやはり小さいスーツケースでしょう。
荷物をコンパクトにする
いくら海外旅行に行くからといって巨大なスーツケースを買うことはないのです。
旅慣れている人になると荷物の量は少ないです。
普段から旅行をしていればわかるのですが、必要のないものまで持っていくことはないのです。
旅行に出かけたら、意外と使わないものばかり。
できるだけ最小限の荷物で済ませてしまうのが旅行のコツです。
そして、荷物が少なくても旅行など十分楽しめるということがわかっていれば、スーツケースも小さいものでOKです。
ここで機内持ち込み可能サイズを購入すると、快適な旅が楽しめてしまうのです。
コンパクトな荷物なら旅行も楽しめます。
あまりに大きなスーツケースなど必要はありません。
コンパクトなサイズで荷物を絞りましょう。
旅行先の移動も楽しむことができるので、大変楽です。
スーツケースのレンタルは?
お金がないという時にはスーツケースのレンタルをする方法があります。
思い切ってスーツケースを借りてしまうのです。
これならお金もかかりません。
安い金額でスーツケースを利用することができます。
空港ではリモワというブランドを持っている人が多いです。
わざわざ購入する人もいますが、レンタルで済ませてしまう方法もあります。
確かにリモワのスーツケースは一流です。
お金に余裕があれば購入してもいいでしょう。
しかし、海外旅行なんてめったに行かないよ。
1年に1回か2回くらいしかスーツケースなんか使わないじゃない。
こんな人にはレンタルでじゅうぶんなのです。
憧れのリモワのスーツケースがレンタルだとしても利用でき、周囲の視線も恥ずかしくありません。
安っぽいスーツケースを持っていたらなめられる。
このように周囲の視線が気になる人にもおすすめなのです。
スーツケースには、レンタルという方法も出てきているのだよということを知ってください。
まとめ
スーツケースの選び方について確認してきました。
その他にもさまざまな選ぶポイントもあります。
使う人にとっての求めるポイントも異なるでしょう。
注目するのは生産地。
そして機内持ち込み可能かどうかの大きさ。
場合によってはレンタルという方法もあり、その人の旅行にかけられる金額によって商品選びも変わってくるでしょう。
しかし、ただ一つ言えるのは旅行っていうのは、そんなに荷物を持って行かなくても大丈夫、ということ。
コンパクトなスーツケースがおすすめ、ということは覚えておきましょう。