こんなところは無理?高圧洗浄機を使うことができない場所とは
高圧洗浄機は、それを使用することで全然手間をかけることなく汚れを落とすことが出来る、すごく便利なアイテムだと言えます。
なのですべてのところをそれで洗いたいものですが、それを使えないような箇所もあります。
ではそれはどこになるでしょうか?
ここではそんな、高圧洗浄機を使用することが出来ないところについて紹介していきます。
部屋の中のカビ汚れは無理
高圧洗浄機はカビ汚れに強いです。
なので、外の壁やお風呂のカビは、それで弾き飛ばすことが出来るでしょう。
しかし、高圧洗浄機は、部屋の中のカビ汚れには使えません。
だから部屋の中のカビ汚れは、高圧洗浄機では落とさないようにしていきましょう。
部屋が水浸しになるからではない
それは、何も部屋が水浸しになるからと言う理由ではありません。
確かにそれも大問題です。
なるべくそうならないように、部屋中にビニールシートを敷いたりしても、結局それは下に漏れてしまうことが多いです。
なので、色々工夫したところで、結果部屋の中は水浸しになります。
そうなったら、フローリングなどにもダメージを与えてしまうでしょう。
でもここで言っているのはそういうことではないのです。
壁紙が剥がれてしまう
ここで言っているのは、高圧洗浄機で部屋についたカビを剥がそうとすると、壁紙が剥がれてしまうから、それは良くないと言えるのです。
部屋の壁紙は、意外ともろいものです。
だから、カビを飛ばせる暗いの水圧の水を噴射されたら、それで剥がれてしまうこともありますし。
そしてそもそも壁紙はあまり水気には強くないと言えます。
なので、たとえ高圧洗浄機の水でなくとも、そうして水をたっぷりと壁につけていったら、そのせいでかなり壁紙は剥がれやすくなるのです。
そうして壁紙がはがれやすくなっているところに、さらに高圧洗浄機の水が噴出されたら、壁紙はかなり確率で剥がれるでしょう。
そうなったら面倒なので、部屋の中で、部屋の壁に向けて高圧洗浄機尾を使用するというのは、おすすめできないことになります。
エアコンにも使うことは出来ない
高圧洗浄機ですっとその汚れを落としたくなるようなアイテムの一つに、エアコンがあるでしょう。
エアコンは、長年使用していると、ほこりやあるいはタバコの煙や料理の煙などがしっかりと染みついて、変色してしまう位に汚れが目立つようになることもあるものです。
そういう汚れはやはり景観を損ないますから、もしそういう汚れがついてしまっているのであれば、それは可及的速やかに除去していかないとなりません。
でも、エアコンは基本的に高い位置についています。
しかもついている場所的に、力を入れてこすったりすることも出来ないと言えるでしょう。
だから、その汚れは、落とそうとしてもなかなか落ちません。
そうなってくると、高圧洗浄機でバーッと落としてしまいたいと思うものです。
でも、高圧洗浄機でエアコンの汚れを落とすのはだめなのです。
割れてしまう可能性がある
エアコンのボディというのは、そこまで頑丈な物ではありません。
それは中には頑丈なものもあるでしょうが、そこまではっきりと汚れてしまっているようなエアコンは、きっとそれなりに年季の入ったエアコンになるでしょう。
そんな、それなりに年季の入ったエアコンともなると、やはりボディもそれなりにダメージを負っているものなのです。
だから、そこに高圧洗浄機の水を当てていったら、ばきっと割れてしまうこともあるでしょう。
そうなったらやはりもうそのエアコンは使用することができなくなります。
なので、それを高圧洗浄機で洗うのは避けた方が良いのです。
そもそも水気にも良い
そもそもエアコンと言うのは電子機器になります。
なので内部は当然水気に弱いと言えます。
だから高圧洗浄機を使用する際には、少しでも内部に水がいかないようにして使用しないとなりません。
でも、そうして少しでも内部に水いかないようにして使用しようとおもっても、高圧洗浄機で水を当てていたら、だいたいの場合で内部まで水は到達します。
だから、結果そのせいでエアコンが壊れてしまう可能性もあるでしょう。
そういうことがあるので、エアコンには高圧洗浄機は使うべきではないのです。
なんとかその汚れは自力で落としていきましょう。
車の窓もおすすめしない
高圧洗浄機で洗えない場所として、車の窓も挙げられます。
車の窓は、絶対に洗えないわけではありません。
むしろ、それを使用して掃除をすれば綺麗になるような箇所ではあります。
そして当然車の窓は耐久性もしっかりしています。
なので、高圧洗浄機でソレを掃除していっても、その圧力に負けて割れてしまうなどと言うことはないでしょう。
しかしそれでも高圧洗浄機では車の窓は掃除するべきではないと言えるのです。
ではなぜ、高圧洗浄機では車の窓は掃除するべきではないと言えるのでしょうか?
車の窓はゴムがとれてしまうことがあるから
実は、車の窓に問題が起こるわけではなく、車の窓についているゴムに問題が生じてくると言えます。
車の窓には、端っこの方にゴムでシールが付けられています。
それがあることによって、水が車の中に入ってこなくなるようになったりする、すごく大切な物なのですが、高圧洗浄機でそのゴムのところに水を当ててしまうと、その水の勢いで、それが剥がされてしまうことがあるのです。
それが勢いで剥がされてしまうとなると、当然その車の窓から水が漏れてきやすくなります。
そうなったらいちいち直してもらわないとならないので、すごく面倒になるでしょう。
最初から自分で手洗いをするなどして、そうなるリスクを無くして掃除をした方が、確実でしょう。
タイルに使用する際には注意が必要
使えないわけではないですし、使用すると効果的に掃除が出来るところではあるのですが、それでもタイルに高圧洗浄機を使用する際には、注意が必要だと言えるでしょう。
タイルは、カビやすいところではあります。
そしてそのカビ汚れは他のところのカビ汚れと比較して、気持ち落ちづらいと言えるでしょう。
そんな風に落ちづらいカビ汚れがついていたら、やはり高圧洗浄機で一気に落としてしまいたくもなるでしょう。
しかし、タイルに高圧洗浄機を使うのは、おすすめ出来ないのです。
なぜなら、タイルが剥がれてしまう可能性も高いからです。
タイルは意外と簡単にはがれる
タイルと言うのは、意外と簡単に剥がれるものです。
特に、横の方が強い圧力をかけられたら、簡単にはがれてしまうものなのです。
高圧洗浄機は、まさに横の方が強い圧力をかけることになります。
だから、タイルにそれを使用するのはおすすめできません。
もしタイルにそれを使用するのであれば、その高圧洗浄機の水が横からの圧力にならないように、しっかりと真上から高圧洗浄機の水を当てていくと良いでしょう。
そうして真上から高圧洗浄機の水を当てていけば、圧力もただ上からかかるだけになるので、タイルが剥がれてしまうという可能性はだいぶ少なくなります。
まとめ
高圧洗浄機を使用出来ない場所については、以上の通りになります。
実際に使用できないところと、使用しない方が良いところがありますが、いずれにしても高圧洗浄機は万能で使えるアイテムではないという事です。
確かにすごく頼りになるアイテムではありますが、キチンと取扱いに注意して、ただしく使っていかないとならないと言えます。