窓を高圧洗浄機で洗う時に心がけるべき注意点について

高圧洗浄機は車や外壁、窓などを洗う時にとても便利なアイテムです。

手の届かない部分や力を入れてもなかなか落ちない汚れも一発でキレイにしてくれます。

しかし、注意点もあります。

高圧洗浄機はとてもパワーのある機会です。

窓を洗う時には特に役立ちますが、注意が必要です。

大きな事故になってしまうリスクもあると知っておきましょう。



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跳ね返ってきた水で濡れます

高圧洗浄機は名前の通り、高圧で水が発射されます。

強い力で発射された水は窓に当たることで跳ね返ってきます。

跳ね返ってくる水は窓の汚れを含んだ水なので、高圧洗浄機の使用者は濡れるだけでなく、汚れてしまいます。

濡れてもいい服、汚れてもいい服で作業を行うようにしましょう。

また、跳ね返ってくる水は意外と遠くまで飛び散ります。

高圧洗浄機の使用者の背後に洗濯物や布団が干してある場合はそれに跳ね返って汚れた水はかかってしまうリスクがあります。

窓を高圧洗浄機で洗う時には洗濯物や布団など水がかかっては困る物は閉まっておくようにしましょう。

道路に面した窓を洗浄するときは後ろに人が歩いていないかにも注意をするのがおすすめです。



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跳ね返ってきた水から目をガードしましょう

高圧洗浄機で窓を洗浄するときに跳ね返ってくる水でとくに注意をしなければならないのが目です。

窓の汚れが含まれた水が勢いよく目に飛び込んでくるのはとても危険です。

ゴーグルや眼鏡を使用して窓を洗うのがおすすめです。

万が一目に入ってしまい、痛みやかゆみを感じたり、充血してしまったりしたのならば早めに眼科を受診しましょう。

こすったり目薬でごまかしたりしているとかえって悪化させてしまうことがあります。

跳ね返ってきた水から口をガードしましょう

目よりはダメージは少ないですが、跳ね返ってきた水が口に入らないための対策も大切です。

口をしっかりと閉じていれば基本的に跳ね返ってきた水が口の中に入るということはあまりありませんが、うっかり口を開いてしまったときに飛び込んで来る可能性はあります。

窓の汚れを含んだ水が口に入るというのはあまり気持ちの良いものでもありません。

マスクをしたり、口元にタオルをまいたりすると防ぐことができます。

窓の洗浄が終わったらしっかりと全身を洗うようにしましょう。

晴れて乾燥している日は洗浄にむいていません

貼れている日は高圧洗浄機で窓を洗浄するのに快適そうに思えますが、実はあまりおすすめしません。

むしろやや曇っていて湿度の高い日の方が高圧洗浄機を使って窓を洗うのにむいています。

晴れて乾燥をしている日はせっかく高圧洗浄機で丁寧に掃除をしたとしても窓に水跡が残りやすくなってしまいます。

晴れていて乾燥をしていると、窓についた水がすぐに乾いてしまいます。

そうなると水に含まれる汚れが水跡として窓に残ってしまうのです。

さらに風が強い日ならば砂埃や埃などが付きやすくなってしまいます。

曇りの日や湿度の高い日、あまり気温の高くない日などすぐに水が乾かない日の方が高圧洗浄機を使った窓の洗浄は効果を上げるのでおすすめです。

高圧洗浄機を使用した後は早めに窓を拭きましょう

高圧洗浄機で窓を洗浄すると綺麗になったように見えます。

しかし、そのまま放置するのはおすすめではありません。

濡れた窓は埃や汚れが付着しやすいです。

高圧洗浄機で窓を洗浄した後は濡れたままにせずになるべく早く乾いた布で水気をふき取るようにしましょう。

放置しておくと水跡が残ってしまい、せっかく洗浄したのに綺麗になったように見えません。

柔らかい布で一方向に拭くと拭き後が残りにくいです。

室内に水が入ってしまうことがあります

高圧洗浄機は強い力で水を発射するので、しっかりと窓を閉めておいたとしても室内に水が入り込んでしまうリスクがあります。

窓の汚れがとくに酷くなりがちなのは窓の隅やパッキンの場所です。

そのような場所を重点的に高圧洗浄機で洗浄をすると室内に水が入る原因になります。

パッキンが古くなっている窓の場合は特に注意をしなければなりません。

室内をあらかじめ多少水が入り込んでも困らないように対策を当てておくことをおすすめします。

落とせる汚れと落とせない汚れがあります

高圧洗浄機は万能の掃除道具ではありません。

落とせない汚れと落とせる汚れがあります。

埃や泥などの汚れにはとても効果を発揮しますが、油汚れや水垢などの洗浄は不得意です。

洗剤と併用する、あらかじめある程度手で綺麗にしておくなどの対策を取ると良いでしょう。

一点に集中して長時間洗浄をしない

なかなか汚れが落ちないからと言って長時間一か所だけに高圧洗浄機の水を当て続けるのは非常に危険です。

高圧洗浄機はとてもパワーがあるので、窓のパッキンなどが破損してしまうリスクがあります。

前述したとおり、高圧洗浄機は落とせる汚れと落とせない汚れがあります。

なかなか落ちない汚れは高圧洗浄機で長時間洗浄するよりも歯ブラシと洗剤を使って手で洗った方が効果のあることがあります。

騒音に注意

高圧洗浄機はかなり音がうるさいです。

稼働音だけでなく、水が窓に当たる音、水が地面に落ちる音もかなりうるさいです。

使用者は耳がマヒしてしまうことがありますが、周囲の人はそのようなことはありません。

朝早くや夜遅くに窓の洗浄をしていると近所迷惑になってしまう可能性があります。

高圧洗浄機を使って窓の洗浄をするときには周囲を充分に注意するようにしましょう。

できればあらかじめ窓の洗浄を始めるまえに両隣の家に挨拶をしておくと良いでしょう。

ホースを着続けないようにしましょう

窓の洗浄を夢中になっていると何かに引っ掛けてホースを損傷してしまう可能性があります。

周囲にホースを引っ掻けてしまうようなもの、傷つけてしまうようなものがないかあらかじめチェックしてから作業を行うようにしましょう。

ホースが短い場合は無理をさせてしまうことが多いので、必要ならば長いホースを購入しましょう。

高圧洗浄機のホースはホームセンターや通信販売で購入することが可能です。

ホースの修理代は高額になることが多いので、充分に気を付けるようにしましょう。

高圧洗浄機に水がかからないようにする

高圧洗浄機は水を扱う機械ではありますが、防水機能は弱いです。

プラグや電源周辺は防水加工が施されているものもありますが、完璧ではありません。

高圧洗浄機本体に水がかかってしまうとショートして故障してしまう可能性が大きいです。

高圧洗浄機を使う場合はできるだけホースを伸ばして使い、本体は水のかからない場所に設置しておくようにしましょう。

水がかかって故障してしまうと高額の修理代が必要になることが多いです。

適度な休憩をとりましょう

高圧洗浄機の使用は腕に負担がかかります。

負担から使い慣れていない人ならばなおさらです。

腕が疲れてくると力が入りづらくなったり感覚がマヒしてしまったりしがちです。

操作を誤って事故につながる可能性が高くなるので適度な休憩をはさみながら使用をするようにしましょう。

まとめ

高圧洗浄機は窓の洗浄をするのにとても便利な道具です。

しかし、使用にあたっての注意点もあります。

窓の洗浄をするときには跳ね返ってくる水に注意が必要です。

汚れてもいい服装、濡れてもいい服装で臨みましょう。

また、高圧洗浄機はとてもパワーのある道具です。

音がうるさいので注意が必要です。

また、ホースや本体が壊れないようにする配慮も大切です。