静かな高圧洗浄機はどれがいい? 4つのおすすめ商品

マキタ 高圧洗浄機 高機能タイプ 100V 50/60Hz MHW0820

高圧洗浄機は、使うときの音に注意しなければなりません。

本体の稼働音や水が出るときの音など、高圧洗浄機を動かすときは、意外なほど大きな音が響いてしまうものです。

あまりひどいと、近所の人とトラブルになってしまう可能性もあります。

そのため、家庭で使うときは、なるべく音の小さいものを選ぶことが大切なのです。

では、高圧洗浄機の中でも、静音性が高いものを紹介していきましょう。



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ケルヒャー K4サイレント ホームキット

ケルヒャー(KARCHER) 高圧洗浄機 K 4 サイレント ホームキット(50Hz)

ケルヒャーは、高圧洗浄機のメーカーの中では最もスタンダードなところであり、世界中の人から支持されています。

そんなケルヒャー製高圧洗浄機の中でも、この商品は特に静音性が高くなっているため、隣近所に迷惑をかける心配はありません。

マンションやアパートなど、音が響きやすい場所で使うには、最適な商品です。

この優れた静音性の秘密は、内部のモーターにあります。

K4サイレントのモーターは、水冷式と呼ばれるタイプであり、通常のモーターよりも音が小さくなっているのです。

このモーターを搭載したことで、使用時の音が大幅に軽減されています。

体感音は、他のケルヒャー商品の50%程度であり、周囲に大音量が響くようなことはありません。

あまり音が大きいものだと、ベランダや庭などで使うときは、周囲の人に事前に知らせておくような配慮も必要ですが、K4サイレントなら、そこまで気を遣わなくてもよいのです。

ただし、通常の半分の音とはいえ、周りがシンとした状態で使えば、はっきり響いてしまうこともあります。

そのため、いくら静音性が高くても、夜中の使用は避けてください。

耐久性もある

水冷式モーターは、通常のモーターよりも頑丈にできていますそのため、故障のリスクが少ない点も、メリットのひとつです。

高圧洗浄機を選ぶときは、まれな例ではありますが、ほんの数回使っただけで故障するような商品に当たってしまうこともあります。

しかし、水冷式静音タイプの高圧洗浄機なら、ちょっとやそっとで壊れることはありません。

メーカーの保証期間も3年になっているので、静音性だけでなく、できるだけ長いことを重視したい人にもおすすめです。

便利な商品にも注目

この商品は、「ホームキット」というだけあり、家庭での洗浄作業に役立つ便利なアイテムが付属しています。

まず、10mの高圧ホースは、大抵の場所にはしっかり届いてくれるので、「長さが足りなくて洗えない」という事態を防ぐことができます。

また、2種類のノズルが付属しいる点もポイントです。

水圧を自由に変えられるバリオスプレーランスと、水に回転を加えてパワーを増すことができるサイクロンジェットノズルがあります。

これらをうまく活用することで、より汚れが落ちやすくなるのです。

そして、テラスや玄関の洗浄に便利なテラスクリーナーは、水ハネを抑えながら作業することができます。

こうした便利なアイテムで洗浄作業をスムーズにすれば、音を出している時間も短縮できるので、できるだけ周囲への影響を少なくするためには、積極的に使っていきましょう。



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リョービ AJP-1620A

リョービ(RYOBI) 高圧洗浄機 AJP-1620A 667317A

リョービも、高圧洗浄機では人気の高いメーカーであり、多くの人が利用しています。

その中でも、この商品は静音性が高くなっており、騒音を防いで、静かに洗浄作業を行うことができるのです。

ただし、普通に使っているだけでは、それほど音を抑えることはできません。

音を小さくするには、まず静音モードを選択してください。

静音モードにすると、回転数が抑えられるので、稼働するときの音が小さくなります。

さらに、吸音材で音を吸収することができるため、周囲に音が響く心配はないのです。

また、静音モードにしておけば、電力と水の量も少し減るので、なるべく節約しながら作業をしたいときも、便利に使うことができます。

2種類のノズルをうまく使おう

周囲への音の影響を軽減するなら、静音モードはとても役に立ちますが、洗浄力の方では、少し不安があります。

音を抑えるために回転数を落とし、電力と水も少なくしているので、どうしてもパワーが落ちてしまうのです。

それでも、普通に汚れを落とすには十分な効果がありますが、落としにくい頑固な汚れがあったときは、苦戦することになってしまいます。

この点を解決するためには、付属している2種類のノズルを活用しましょう。

バリアブルノズルランスは、水を拡散して広めに噴射したり、逆に範囲を狭めて噴射したりできるもので、うまく使い分ければ、その汚れに適した洗浄作業が可能になります。

また、ターボノズルランスは、噴射口を回転させることで、より広い範囲に水を噴射できますが、それでパワーが落ちるようなことはなく、しっかりした洗浄力で汚れを除去できるのです。

この2種類をうまく使えば、静音モードを選択したときでも、かなりきれいに洗浄することができるので、ぜひ試してみてください。

マキタ MHW-0820

マキタ 高圧洗浄機 高機能タイプ 100V 50/60Hz MHW0820

静音モードを備えた高圧洗浄機なら、この商品もおすすめです。

リョービの AJP-1620Aと同じく、静音モードを選択することで稼働音が抑えられるため、周囲に迷惑をかけることなく使用できます。

また、パワーが落ちることへの対策としては、やはり付属のノズルが有効です。

この商品には、バリオスプレーランスとサイクロンジェットノズルが付属しているので、洗浄する場所に合わせて、適した方を使いましょう。

それなら、静音モードのデメリットであるパワーの低下を、しっかりカバーすることができます。

また、その他の便利な付属品にも注目です。

ブラシや泡ノズル、自給ホースなど、さまざまなアイテムがセットになっているので、静音性と一緒に、便利に使える点も重視する人は、ぜひ検討してみてください。

ヒダカ HK-1890

ヒダカ 高圧洗浄機 HK-1890 (標準セット) 50Hz (東日本地区専用) 【国内最高クラスの圧力!】

HK-1890は、ヒダカの高圧洗浄機の中でも静音性が高く、なおかつパワーもあることで人気が高い商品です。

その静音性を実現しているのは、内部のインダクションモーターになります。

家庭用の高圧洗浄機の多くは、ユニバーサルモーターになっているものですが、このモーターは稼働時の摩擦が大きいため、音が大きくなりがちです。

しかし、インダクションモーターは摩擦が少ないため、他のヒダカ商品と比べて、かなり音が小さくなっています。

大きく響き渡るような高い音ではなく、「ブーン」という低い音が出るようになっており、近所への影響も少ないのです。

また、インダクションモーターは、ユニバーサルモーターに比べてパワーが大きく、耐久性の面でも優れています。

オートストップ機能で無駄なく使える

この商品で洗浄作業を行うときは、「水を出しっぱなしにしていた」という失敗が起こりません。

なぜなら、自動的に水が止まるオートストップ機能が備わっているからです。

オートストップ機能があると、ガンを握ったときだけ水が出て、放すとすぐに止まります。

そのため、いつまでも水が流れるようなことはなく、本当に必要な量だけを使うことができるのです。

また、オートストップ機能は、水だけでなくモーターも止めてくれるので、いったんガンを放せば、水の噴射音も稼働音もすべてストップします。

無駄な音を出さないことも、静かに使うためには重要なポイントです。

まとめ

静かな高圧洗浄機を選ぶといっても、その種類はたくさんあるので、漠然と選んでいたのでは、なかなか決められないこともあります。

そんなときは、ここで紹介した商品に注目して選んでみてください。

いずれも優れた静音性を備えているので、周囲に迷惑がかかることはありません。

無用なトラブルを防いで、気持ちよく洗浄ができるようにしましょう。