高圧洗浄機で洗車するときのコツは?きれいにするための4つのポイント

BOSCH(ボッシュ) 高圧洗浄機 UA125

家庭に高圧洗浄機があると、洗車をするときは、とても役立ちます。

ただし、何となく使っているだけでは、「もう少しきれいにできないかな」といった不満を感じてしまうこともあります。

よりきれいに洗うためには、しっかりポイントを押さえておくことが大切なのです。

では、洗車をするときのコツについて、詳しく説明していきましょう。



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曇りの日を選ぶ

高圧洗浄機で洗車をするのであれば、天気を選ぶことは、重要なポイントになります。

よりきれいに洗うためには、なるべく曇りの日に作業を行うべきです。

洗車に最適な天気を考えたときは、「晴れているときが一番」と思ってしまうことも多いですが、晴れているときに洗車をするのは、あまりおすすめできません。

なぜなら、せっかく洗っても、あまりきれいにならないことが多いからです。

ここで問題になるのは、水分が乾くスピードになります。

晴れた日は、とても日射しが強く、気温も高くなりがちなので、水がすぐに蒸発してしまうものです。

洗濯物もどんどん乾くので、晴れた日はなるべく外に出したくなります。

布団を干すときも、晴れた日を選んでおけば、しっかりと湿気をとばすことができるのです。

しかし、洗車に関しては、あまり乾きやすい日だと、デメリットが発生してしまいます。

水分を拭き取る前に乾いてしまうと、水の跡が残ってしまい、せっかく洗っても、あまりきれいに見えなくなってしまうのです。

そうならないためには、ぜひ曇りの日を選んでください。

曇りなら水を拭き取れる

曇りの日は、車に直射日光が当たることがありません。

そのため、晴天の日と違って水分が乾きにくくなり、跡が残る前に、しっかりと拭き取ることができます。

また、気温があまり高くない点もポイントです。

暖かい日は、それだけ水分の蒸発も速くなってしまいますが、曇りで太陽の光が遮られていれば、気温の上昇は抑えられます。

それもまた、水分を拭き取るための余裕をつくってくれる要素なのです。

できるだけきれいな状態にするためにも、曇りの日を選んで、最後にきっちりと拭き上げるようにしましょう。



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風が強い日は避ける

高圧洗浄機による洗車を行うときは、天気だけでなく、その日の風にも注目してみてください。

あまり強い風が吹いているようなら、洗車は控えるべきです。

なぜなら、強風で飛んできた砂ぼこりなどが大量に付着し、洗ったそばから、あっというまに車を汚してしまうことになるからです。

高圧洗浄機の水圧なら、大抵の汚れはすんなり除去することができますが、いくら取り除いても、次々に汚れが吹きつけてくるようでは、きりがありません。

洗っても洗っても終わりがなく、諦めて妥協した場合は、汚れが多く残ることになるので、せっかく洗浄した意味がなくなってしまうのです。

また、汚れる可能性があるのは、車だけとは限りません。

風が強ければ、汚れた水が自分に向かって飛んでくることも、十分に考えられるのです。

こうしたデメリットを避けるためには、風の強い日を避けて作業をするようにしましょう。

傷を防ぐためにも

風の日の作業を控えることは、車のボディが傷つくのを避けることにもなります。

砂や土、その他の小さいゴミなどが多く飛んでくるときは、いくら高圧洗浄機を使っても、すべての汚れを取り除くことはできません。

自分ではきちんと洗ったつもりでも、まだまだ汚れが多く残っていることが多いのです。

そんな状態で、うっかりボディを拭いたりすると、砂やゴミを擦りつけてしまいます。

すると、細かい傷がたくさんできてしまうのです。

こうした失敗を避けるためにも、風が強い日の洗車は避けてください。

風が少なく、砂やゴミが舞い上がるリスクが少ない日であれば、しっかりと汚れを落とし、余計な傷を防ぐことができます。

足回りは先に

高圧洗浄機で車をきれいに洗うのであれば、「どこから洗い始めるか」ということも、重要なポイントになります。

最初にどこを洗うかで、作業が終わったあとの汚れの落ち具合が変わってきます。

そこで避けるべきなのは、ボディの上から始めてしまうことです。

上から下に降りていく方法だと、一番最後に洗うのは足回りということになりますが、それでは汚れを落とすことができません。

なぜなら、下回りを洗ったときに舞い上がった砂などが、洗ったばかりのボディに付着してしまうからです。

下回りを洗うときは、水の噴射が地面に近くなってしまうため、どうしても砂や泥などが飛び散ってしまいます。

それがボディについてしまえば、作業を終えたあとでも、汚れが残ってしまうことになるのです。

このデメリットを考えた場合、下回りの洗浄を後回しにするのは、よくない方法になります。

砂や泥が上に舞い上がってしまうのであれば、後から洗うのではなく、一番最初に済ませてしまいましょう。

それなら、効率よく汚れを落とすことができます。

おすすめの順番

高圧洗浄機で洗車をするとき、汚れを確実に落とすためには、まず下回りから始めて、次に上へ移動し、ボディを上から下へ洗っていくのが、ベストな順番になります。

下回りから始めたのなら、そのまま上に移動すればよさそうな気もしますが、その方法だと、ボディの下部に上からの汚れが流れ落ちてしまいます。

そうなると、やはり汚れが残ってしまうのです。

したがって、下回りのあとは、上から順番に洗浄していくのがおすすめです。

下回りに汚れが流れてしまいますが、先に洗っておけば、最後に軽く流すだけでも十分きれいになります。

また、少し流すくらいなら、砂などが多量に飛び散ることもありません。

この順番なら、汚れをほとんど残さず、きっちりと洗い流すことができるのです。

洗剤を使おう

高圧洗浄機は、その水圧で汚れをどんどん落としてくれますが、汚れの種類によっては、対処しきれないことがあります。

それが、ワックスが原因となる油性の汚れです。

油汚れの場合は、いくら水圧が強くても、水だけで落とすのは難しくなってしまいます。

そんなときは、専用の洗剤を使ってみてください。

ただ水をかけただけでは落ちない汚れも、洗剤を使うことで、すんなりと取り除くことができるのです。

無理に落とそうとして水圧を上げ、同じところにずっと噴射したりすると、ボディにダメージを与えてしまうことがあるので、注意してください。

洗剤を使えば、デメリットなしで汚れを落とすことができます。

いきなり塗るのはNG

油汚れを落とすなら洗剤がおすすめですが、それを塗るときは、いきなり始めたりせず、しっかりと準備をしてください。

一番最初に洗剤を塗ったりすると、車についていた砂やゴミなどを擦りつけてしまうので、傷の原因になります。

最初に行わなければならないのは、ボディの正面から余計なものを取り除くことです。

全体に水を噴射して、落とせるものはすべて落とし、なるべくきれいな状態にしてから、洗剤を塗る作業に移りましょう。

それなら、傷をつける心配はありません。

洗剤があると便利ですが、この点に注意しておかないと、終わったあとでがっかりすることになるので、「洗ってから塗る」という順番を忘れないようにしてください。

まとめ

高圧洗浄機を使えば、普通に水をかけるよりも、格段に汚れが落ちやすくなります。

そのため、「高圧洗浄機を使っている」というだけで安心してしまうことも多いですが、より完璧に仕上げるためには、ここで紹介したコツを参考にしてみてください。

きれいに洗浄するコツを押さえておけば、汚れが残ってしまったり、傷をつけたりすることはなくなります。