H2Oスチーム洗浄機を使ってみた(試用レビュー)
「H2OスチームFX」を使わせていただく機会がありましたので、
実際に使ってどうだったのか、レビューしたいと思います。
結果から言えば、かなり強力に汚れを落とせましたので、そのあたりもレビューします。
今まではこの手の洗浄機を使用したことがなかったので、文明の利器のありがたさを実感しています。
目次
「H2OスチームFX」ってどんな洗浄機?
簡単に言うと、水蒸気を勢いよく噴射して汚れを熱と水流で落とす洗浄機です。
大きさはざっくり30㎝程度、重さは3kgくらいです。
水を入れてスイッチを入れると、やがて水蒸気が出てきますので、操作はとても簡単です。
「H2OスチームFX」の内容
梱包を開けると、本体の他、ノズルや計量カップ、交換用ノズルなどが入っています。
本体にノズルを取り付けて利用します。
計量カップで水を測り、本体側面の給水口から水を本体に注ぎます。(水を沸騰させて水蒸気を噴出するため、水の使用量は少ないです)
あとは、電源ケーブルをコンセントにさし、スイッチを入れればOKです。
スイッチを入れてから10秒程度でノズルから水蒸気が出始めます。
水蒸気はだんだん強くなっていきます。
スイッチを切ってもすぐには水蒸気は止まらず、じわじわ勢いが弱まってきますので、その点は注意が必要です。
台所の流しをきれいにしてみた
早速、台所の流しを「H2OスチームFX」を使ってきれいにしてみました。
↑before
↑after
汚れがかなりきれいに落ちていることが分かると思います。
水蒸気を押しつけながら、ノズルの先端のブラシではらう感じで使用しました。
高温なので、汚れが落ちるのが早いですし、自分の手でごしごし磨かなくてもよいのは助かりました。
「H2OスチームFX」を実際に使ってみた特徴
実際に使ってみて、特徴をリストアップすると、以下のようになります。
- 本体が小さくて軽い
- 思いのほか水蒸気の勢いが強い
- とにかく汚れが落ちる
- 電源ケーブルの取り回しが煩雑
- 水を入れられる容量が少ない
「H2OスチームFX」の良かった点の詳細
まず、「H2OスチームFX」の良かった点を順に説明したいと思います。
本体が小さくて軽い
まず届いた箱が小さくて驚き、中を開けてまた小さくて2度驚きました。
これは単純にうれしいですね。
汚れを落としたい場所は様々ですので、本体の持ち運びが楽なのは助かります。
また、実際に使う場合は、左手に本体を持っちながら、右手で噴射ノズルを持つ場合があるため、本体が小さく軽いのはなによりです。
思いのほか水蒸気の勢いが強い
とにかく勢いがすごい。
いろいろな汚れを吹き飛ばしてくれます。
でも、あくまで水蒸気なため、水の総量は少なく、現場が水浸しになるようなことはありません。
とにかく汚れが落ちる
これが一番ですね。
特に台所の油汚れと、お風呂にぬめり汚れはとてもきれいにしてくれます。
勢いがあるので、壁の角やタイルの隙間もばっちりです。
「H2OスチームFX」の悪かった点の詳細
次に「H2OスチームFX」の悪かった点を説明していきます。
必ず悪い点がご自身の環境や使い方で受け入れられるか確認しましょう。
電源ケーブルの取り回しが煩雑
充電式ではありませんので使用中は電源ケーブルの接続が必要です。
長さは十分にありますので、足りない・届かないということはあまりないかもしれませんが、
手で本体を持って作業する場合は、ケーブルが体や物に引っかからないように注意が必要です。
水を入れられる容量が少ない
本体に水をいれてから使用しますが、水を入れられる容量は200ml程度です。
水蒸気にして使うので、それでもかなりの時間使用できますが、それでもときおり水の追加作業が必要になります。
ですので、水のないところに持ち出して使う場合は、別途ペットボトルなどに水を入れていくのがおすすめです。
その他使用上のポイント
雑巾などふくものを用意しておく
水蒸気と汚れが一緒になって出てきますので、それを拭き取る雑巾があると、その場できれいにできます。
また、一度拭き取ることで、汚れが残っている個所が分かるので、ときおり拭き取りながら作業するのがおすすめです。
汚れに極力近づけて使う
水蒸気の噴出口を汚れにほぼ接触するぐらい近い方がよくよごれが落ちます。
よごれに近づけないと、上下左右に水蒸気が逃げてしまって、効果が半減します。
まとめ
ここまで色々書いてきましたが、結果から言うと思いのほかよかった、という印象です。
特に普段掃除で苦労している油汚れやぬめり汚れが取れたのは何よりです。
製品の特長や、実際使っていく上での懸念点も書いていますので、ご自身の使い方と見比べてみていただければと思います。