初めてのスチーム洗浄機は4つの注意点を確認し自分に有った物を選ぼう
休みの日になると頑張って掃除をしようと頑張るのですが、頑固な汚れに打ちのめされる時が有ります。
水拭きや洗剤でも落ちない汚れは本当に困りますよね。
そんな時にはスチーム洗浄機を試してみて下さい。
高温の水蒸気で驚くほど汚れが落ちて楽しくなります。
大型連休に家中を綺麗にしてみるのも良いし、毎日少しずつやっていけば、いつの間にか綺麗になって気分を良くなりますよ。
スチーム洗浄機は何が出来るの
スチーム洗浄機は高温の蒸気を汚れに吹きかけ浮かせて落とす掃除機です。
雑巾など普通の掃除では落とせなかった汚れや、床などのベタつき、お風呂のカビ退治など用途は様々です。
何より普通の掃除機に似た形をしていて毎日使える事が良い。
そして、水だけで薬品を使用していないので安心です。
簡単にどんな汚れも落とせるのでお掃除が楽しくなりますよ。
毎日使える
特別に用意する物が無いので毎日使用出来ます。
汚れが酷くなければ毎日する必要は有りませんが、家の中を順番に少しずつ掃除しておけばいつの間には家中ピカピカになっているでしょう。
年末の大掃除の時に少し楽になると思いますよ。
狭いとこも楽
機種によってハンディタイプやノズルが付いている物が有るので狭い所や細かい部分まで汚れが落とせます。
水道の蛇口や排水口などの繋ぎ目や、窓や網戸などレール部分、社内の座席など繋ぎ目部分などで掃除しにくい場所も蒸気の力で汚れを落とせるので便利です。
時間がかからない
掃除機と同じ形状をしていて使い方も同じような感じなので時間がかかっているという意識は有りません。
強いて言えばタンクに水を入れて高温になるまで数分待つ事ぐらいでしょうか。
製品やタイプによって加熱時間も違いますが10分もかからないと思います。
除菌も出来る
どのメーカーも約100℃の高温で蒸気の力により99%除菌が出来ます。
また、カビ防止効果もあるのでお風呂場や台所・トイレなどカビや雑菌が気になる場所に使用すると良いでしょう。
花粉やハウスダストなどのアレルギーを持った人にも掃除機や空気清浄機では取りきれなかった細かい菌も除菌出来ます。
汚れが落ちが本格的
水だけで換気扇やコンロの頑固な油汚れや、お風呂場や流しの水垢が綺麗に落とせます。
フローリングのベタつきやカビ対策などが出来て一台で様々な汚れに対応してくれます。
壁の汚れ、絨毯や畳まで汚れた場所も選ばないのが良いですね。
安全対策も必要
水だけしか使用しないので、蒸気を噴射後の洗剤残りの心配が有りませんので、お子さんやペットにも優しく安心です。
スチーム洗浄機本体も高温のスチームを扱うので、スチーム吹き出し誤作動防止や空焚き防止など安全対策機能が付いている物が有るので安心して使用出来ます。
お掃除の効果
普通の掃除機や雑巾がけに比べると段違いの汚れ落ちにビックリすると思います。
その効果を個別に見ていきたいと思いますが、家中ほとんどの場所に使用する事が出来るのにも驚きです。
汚れを落とすだけでなく、除菌やカビ防止、衣類のシミ抜きやシワ延ばしも出来る。
フローリングは勿論、絨毯や畳に使用出来るのも嬉しいですよね。
キッチンの油汚れに
台所は凹凸が多くごちゃごちゃしているし、コゲや油汚れなど洗剤でも落ちにくいので苦労します。
布性のカバーを付けたハンディタイプをガステーブルや換気扇・シンクの中などの平な部分に使用するとやりやすいです。
コンロや排水口などの細かいものはノズルやブラシを使用し、更にタオルを巻くと汚れが落ち易くなります。
カビ対策も出来る
スポンジやタワシでもなかなか落ちないカビは強敵です。
タイルの目地に沿ってスチームを当てると汚れが落ちていきますが、頑固な汚れはこれだけでは落ちない場合が有ります。
そんな時はブラシ付きのノズルでこすって見て下さい、それでも駄目なら洗剤を少し使用して見ましょう。
お風呂や排水口の水垢に
カビも強敵ですが水垢も強敵です。
台所のシンクやお風呂の蛇口や鏡は、約100℃の蒸気で水垢を浮かせる事で簡単に汚れを取る事が出来ます。
洗剤やスポンジなどで傷つけるよりもピカピカになるので気持ちが良くなります。
ソファやカーペットの除菌に
通常の掃除機では取りきれない素材の中まで入り込んでしまったゴミなどを取る事が出来ます。
花粉やハウスダスト・微細なホコリやペットの毛なども除去出来ます。
シミも高温蒸気で浮かせて汚れを落とし、水分も残さず綺麗にする事が出来ます。
窓や玄関レールに
窓や玄関のレールは凹凸があってホウキやブラシでは汚れを取り切れなくて中途半端になってしまします。
スチームなら噴射の勢いで流し去る事が出来るのでとても便利です。
網戸の掃除にも
網戸の掃除にはハンドブラシで綺麗に拭き取りましょう。
今年は台風の影響で塩害の被害が深刻になっています。
ご家庭でも拭き掃除をしないと知らずに被害を受けている事が有るので、スチーム洗浄機で家中を綺麗にしておく事をおすすめします。
衣類のシワ延ばしに
高温の蒸気なのでシワを伸ばす事も出来ます。
布製品ならばスーツなどの衣類にも使用出来ますので一石二鳥でお得感が有りますよね。
ただ衣類はスチーム禁止表示が有る場合には使用出来ませんのでご注意下さい。
ベタつき掃除に
フローリングなどを素足で歩いていると人の油や汗でベタベタしてきます。
畳の部屋でカーペットやコタツなどを使用していると畳がカビ臭くなる事があります。
そんな汚れにもスチーム洗浄機を使用すればベタつきもカビも取り除き綺麗にする事が出来ます。
スチーム洗浄機のタイプ
スチーム洗浄機には2つの加熱式と3つのタイプが有ります。
加熱式は高温の蒸気を作る場所が違い、用途によって選択するのも良いと思います。
タイプは使用する時の便利さや置き場所など掃除機と同じ感覚で選べば簡単に判断出来ると思います。
それぞれの特徴と使い勝手を確認して最適な物を見つけて下さい。
ボイラー式
ボイラー式は吸水タンク内で加熱するタイプです。
タンクの中からスチームが加圧で出てくるので噴射量が多く勢いも高いので洗浄力に優れています。
加熱時間に数分を要しますがタンクの大きさにより待ち時間が違うし10分以上待つ事は無いので気になりません。
パネル式
パネル式は熱したパネルだけが加熱されるタイプです。
面で加熱するのでスチームの量が少なく、噴射の勢いも低いのでホイラー式よりは洗浄力が劣ります。
ですが加熱するまでの時間が数秒と瞬時に使用出来き、タンクに吸水も自由なのがメリットです。
キャニスター型
掃除機に似ている一番ポピュラーな形で、タンクが大きくホースからスチームを噴射するタイプです。
タンクが大きいのでスチーム量も多いですし、噴射時間も長い、ノズルを変えればどんな場所にも対応出来ます。
家中を掃除したい場合や長時間の掃除におすすめします。
スティック型
スティック型は面になっている拭き掃除部分から一本伸びた持ち手部分にタンクが付いています。
そのためハンディよりもタンクが小さいため量も少なめです。
加熱時間もキャニスタータイプよりはかかりませんが、あまり差は有りません。
縦長なので置き場所は取らないと思いますが、好みで使い分けるのが良いでしょう。
ハンディ型
ハンディタイプは何と言っても持ち運びの手軽さと使い勝手が楽なのがメリットです。
しかし、吸水量が少なく連続噴射時間が短いので、吸水を何度もしなくてはならないのが面倒かも知れません。
製品によっては長いノズルで似たような働きをしてくれる物も有るので比べて見ると良いでしょう。
スチーム洗浄機の選び方
スチーム洗浄機が汚れを落とす能力が高い事が分かりました。
汚れ落ちが良いと達成感があって気持ち良いですよね。
自分にはどんなタイプのスチーム洗浄機が良いのか迷ってしまう人もいるでしょう。
ここでは目的や機能別にチェックしていきましょう。
汚れ落ちで選ぶ
基本は洗浄力の高い物が良いですよね。
そうなるとキャスター型がおすすめです、タンクの注水量が多く、連続噴射時間も長いため洗浄力も高いです。
用途から選ぶ
まず広範囲を掃除するのか判断のポイントです。
平面だけの簡単な掃除ならハンディのパネル式やスティック型などが良いでしょう。
細かい場所や掃除しにくい場所にはハンディタイプが便利です。
重さで選ぶ
タンクに水を入れているのでキャニスターなら掃除機と同じ床に置き滑らせて掃除するので楽に移動ができます。
ハンディタイプだとタンクも持って掃除する事になるので使いづらいかも知れません。
連続使用可能か
連続使用時間はタンクの大きさ、つまり吸水が必要かどうかで決まります。
タンクに水が多く入っていれば長時間の作業が可能になりますのでキャニスタータイプがおすすめです。
手入れが楽か
手入れに関しては、どの機種にしても大差は無いと思います。
布製のカバーを外し、吸水タンクの水を捨て、洗浄機の熱を取ったら収納します。
ハンディもスティックもキャニスターも全てのタイプで同じなので好きな物を選んで下さい。
まとめ
スチーム洗浄機が今すぐにでも欲しくなる程、汚れ落ちが期待出来る製品です。
洋式の家でも和式の家でも使えて、スチーム禁止製品以外には全て使用出来る優れものです。
色々な場所に使用出来るので家中をピカピカにしましょう。
あとはコマメに掃除をする事で綺麗を保つ事が出来るので、自分に合う使い勝手の良い物を選んで見て下さい。