意外な使い方!スチーム洗浄機は実は衣類にも使える?

スチーム洗浄機といえば、たとえばお風呂場で使用したり、あるいはキッチンで使用したりという、掃除をメインの用途としているものになります。

でも実はいろいろと便利に使うことができるのがスチーム洗浄機。

だから掃除だけに使っているのではもったいないです。

たとえばスチーム洗浄機は、衣類にも使うことができるものなんです。





スチーム洗浄機がアイロン代わりになる

実際にスチーム洗浄機を衣類に使うといっても、それをどんな風に使えばいいのかわからないという方が多いでしょう。

でもその使い方は、スチーム洗浄機で汚れを落とす仕組みを考えればわかります。

スチーム洗浄機で汚れが落ちるのは高温のスチームが出るから。

この「高温のスチームが出る」というのがポイントになるんです。

スチーム洗浄機同様に、高温のスチームが出て、衣類に使うものがありますよね。

アイロンです。

スチーム洗浄機は、アイロン代わりとして使うことができるんです。

アイロン台なども必要ない

昔ながらのアイロンの場合には、アイロン台が必要になりますよね。

でもスチームアイロンの場合にはアイロン台は必要ない。

だからスチーム洗浄機をアイロンとして使用する際にも当然アイロン台は必要ありません。

アイロン台をいちいち用意しないといけないとなると、面倒に思ってしまうこともありますよね。

でも、スチーム洗浄機をアイロンとする場合には、いちいちアイロン台を用意しなくてもいいので、気が向いたらかけることができます。

掃除のついでに、最後の方にちゃっちゃっとアイロンをかけていくことができるんです。

アイロンをかけている服とかけていない服では、やっぱり印象は全然違います。

それは誰もがわかっていることでしょう。

だからできればアイロンはかけておきたいと思うものです。

でも、面倒臭さには勝てません。

特に現代人はすごく忙しい人が多いですから、それも仕方ない話です。

ただスチーム洗浄機をアイロンとして使用していけば、あまり面倒な思いをせず、きれいで印象の良い服を着ることができるので、すごくおすすめです。





スチーム洗浄機は染み抜きにも使える

スチーム洗浄機を衣類に使う際の使い方としては、アイロン以外の使い方もあるんです。

それが、染み抜きのために使用するという方法。

高温のスチームで汚れを浮き上がらせて、シミを抜きやすくしてくれるんです。

衣類の染み抜きは、いちいちクリーニングに出したりしないといけなくて面倒です。

でもこうしてスチーム洗浄機があれば、いちいちクリーニングに行く必要はなくなります。

逆に強固になってしまう可能性も

ただ、これはすべての汚れに対して効果的なわけではありません。

たとえばたんぱく質の汚れ。

そういう汚れに対して高温のスチームをあてていくと、その汚れがより強固になってしまって、全然落ちなくなることがあるんです。

そうなったら、それからクリーニングの染み抜きに出しても、落ちなかったとされて返される可能性が高くなります。

なのでそうならないようにするためにも、スチーム洗浄機を染み抜きのために使用する際には、その汚れの原因がなんなのか、きちんと考えてから使用する必要があります。

スチーム洗浄機が使えない衣類もある

アイロンとして使用する際にも、スチーム洗浄機を衣類に使用する際には注意が必要になります。

というのも、衣類の中には高温のものに弱いものがあるんです。

だからそもそもそういう衣類はアイロン自体NGになります。

アイロン自体がNGなのですから、当然スチームアイロンもNGになる。

だから、そういう服にはスチーム洗浄機をアイロンとして使用することはおすすめできません。

変な癖がついてしまったり、すごく汚れてしまったり、着ることができなくなる可能性もありますから。

洗濯タグをしっかりとチェックする

だめになってしまってから、この服にはスチーム洗浄機は使っちゃいけなかったんだと気が付いてもそれはもう遅いです。

そうなってからではもはや元には戻りません。

一般的に服は、同じ形の同じシルエットのものが毎年発売されるということはあまりないですよね。

すごくベーシックな服であっても、微妙にシルエットは変わってきたりするものです。

あるいはベーシックなものでない場合、たとえばちょっと柄のあるニットや模様のあるコートなどの場合、もうそれに近いものすら発売されないこともある。

だから服というのは、実はすごく慎重に扱わないといけないものなんです。

もう手に入らないのですから。

これがすぐに手に入る物なのであれば、別にスチーム洗浄機を良く確認しないで使用してそれをだめにしてしまったとしても、また今度買いなおせばいいだけになります。

でも、服の場合にはそれはできない。

だから、そうならないように、洗濯タグはしっかりとチェックしてからアイロンをかけるようにしていってください。

アイロンがけに問題がないもののみ、スチーム洗浄機をアイロンとして使用していけます。

色落ちのリスクにも注意

もし洗濯タグで問題がなかったとしても、実はもう一つ気を付けておかないといけないことがあるんです。

それが、色落ちのリスク。

洋服は、場合によっては色落ちをしてしまうことがありますよね。

それはたとえば、洗濯の際によくあることですが、洗濯以外のシーンでも色落ちをすることがあります。

それがやはり、アイロンがけのシーンなのです。

特にスチームアイロンの場合、高温になることに加えてさらに湿り気も出るので、それによって色が抜けてしまうことがあるんです。

その色落ちも全体的にまんべんなく色が薄くなっていけば、誰も色落ちしていることに気が付かないので問題はないかもしれません。

でも、そうではないですよね。

色落ちをする際に、まんべんなくバランスよく色が落ちるなんていうことなんてまずないんです。

まず間違いなくまだらに色は落ちていく。

だからその洋服がすごくみすぼらしく見えてしまうようになるんです。

そんな服はもう着ることはできません。

目立たないところでチェックしてから

そんな風に色落ちをしないようにするためには、やはり事前にチェックをするしかありません。

洗濯などでもよく言われることですが、めだたないところで試してみるしかないんです。

目立たないところにスチーム洗浄機をあてていって、そこが色落ちするかどうかチェックしてみてください。

もし少し色が落ちているような気がしたのであれば、その服にスチーム洗浄機を使うのはやめた方が良いでしょう。

確かに洋服はしっかりと綺麗にした状態で着たいものですが、そうしようとしたために着ることが出来なくなってしまう洋服が出てくるのであれば、それはすごく残念ですから。

そして実際、色落ちしてしまう洋服というのは意外とたくさんあります。

そんな洋服あんまりないだろうと思って油断していると、お気に入りの服がダメになってしまうこともあるんです。

ちょっとチェックするくらい大した手間ではないですから、是非チェックしてから使用していってください。

まとめ

スチーム洗浄機は、衣類にも使うことができるすごく便利なものです。

衣類につかえてさらに掃除もできるわけですから、普通にスチームアイロンを買うよりはかなりお得になりますね。

もし今スチームアイロンを買おうと思っていた方がいるのであれば、スチーム洗浄機に鞍替えをするのがおすすめです。

よりコスパが良いほうを買うのに越したことはありません。