スチーム洗浄機の種類とおすすめな4つの選び方とは!?

テレビの通販などでよくスチーム洗浄機が紹介されていますが、具体的な効果や洗浄能力はご存知でしょうか。

スチーム洗浄機は蒸気の熱を使ってキッチンの油汚れを落とし、除菌なども効果があります。

その用途は多種多様で自分なりの使い方をしているかも人もいます。

ここではそのスチーム洗浄機のおすすめな使い方と選び方を紹介します。





スチーム洗浄機の概要と効果

スチーム洗浄機は蒸気の熱で汚れを落としますが、どの位の洗浄力があるのでしょうか。

一般的なスチーム洗浄機は、ボイラー式とパネル式の2種類のスチームの作り方があります。

ボイラー式は本体の内部全体で水を沸騰させるのでスチームの状態の温度がとても高いです。

パネル式では内蔵されているパネルで水を温めるだけなのでスチームの温度はボイラー式より少し低いです。

ただ今のパネル式は温度が高いものがあるので一概にボイラー式の方が洗浄能力に優れているとは言い切れません。

スチーム洗浄機の1番の利点は油汚れを簡単に落とすことができる事です。

キッチン周りの頑固な油汚れは洗剤などで掃除すると時間がかかります。

特にボイラー式のスチーム洗浄機では100度近い状態のスチームが出てくるので換気扇の固まった油なども溶かすことができます。

スチーム洗浄機の効果としては除菌効果もあります。

キッチン周りは常在菌が多くいます。

その菌は熱に弱く100度に近いスチームを当てることで除去できます。

また、カビの繁殖を抑える効果も期待できます。

カビは根を張って増えていくので表面だけの掃除では完全に死滅できません。

高温スチームだとカビを根から死滅させる事が出来るのでカビの発生を抑えてくれます。





キッチン以外のスチーム洗浄機の使用

スチーム洗浄機はキッチンだけの使用だけにはとどまらず、家の至る所で使う用途があります。

それらをいくつか紹介します。

カーペット

カーペットは掃除機で掃除するのが当たり前だと思いますが、ダニやノミの死骸はカーペットの繊維に固まっている場合があります。

また、食べ物のカスやジュースのシミなども掃除機では取りきれないものもあります。

スチーム洗浄機はそれらの固まった汚れを溶かして落とせるので掃除機で取りきれていないミクロな汚れも除去してくれます。

衣類

スチーム洗浄機は衣類の汚れを落とすのにも適しています。

ハンディタイプのクリーナーでしたらシミなどの汚れも手軽に落とせます。

クリーニング屋さんのシミ抜き作業もスチームを使っているのでプロのようにシミを落とすことも可能です。

カーテン

スチーム洗浄機はシワなども伸ばせるのでカーテンの汚れを落とすのと同時にシワも綺麗にしてくれます。

スチームで繊維が柔らかくなり元に戻る事でシワが取り除けます。

衣類などでも同様にアタッチメントを変える事によってシワを伸ばすこともできます。

車内のシート

家の中以外でもスチーム洗浄機は役立ちます。

特に車のシートなどの洗浄には力を発揮します。

シートは水洗いが難しく掃除機だけではシミやダニ、ノミなどの死骸は完全に取除けません。

スチーム洗浄機を使えばそれらを簡単に取除けます。

また、シート部分以外も使え、車内の内装やシートベルト、ガラス、ホイールなども汚れを落とすことができます。

浴室

浴室はカビの発生が多く、スチーム洗浄機がそのカビを除去して発生をおさえます。

お風呂の排水溝のぬめりや、浴室の垢汚れもスチーム洗浄機だと簡単に落とす事ができます。

スチーム洗浄機の種類

スチーム洗浄機といってもさまざまな形があります。

使う用途や場所によってクリーナーの型もかわります。

スチーム洗浄機は主に3種類に分けることができます。

ハンディ型クリーナー、スティック型クリーナー、キャスニー型クリーナーの3種類に分けることができます。

3つとも使用に適している場所の向き不向きがありますので、1つずつ説明していきます。

ハンディ型クリーナー

ハンディ型クリーナーは片手で楽に持てるタイプのスチーム洗浄機です。

主にキッチンの洗浄に適しています。

ハンディタイプなので小回りが利いて狭い電子レンジの中の洗浄にも使えます。

小さいので女性の力でも楽に持ち上げる事ができて、水を水蒸気にする時間も短時間ですみます。

また値段が1番安く購入することができるのもメリットがあります。

スティック型クリーナー

スティック型クリーナーは掃除機のような形をしていて、掃除機の吸い込み口の部分がスチームの噴射口になった物、をイメージしてもらえれば分かりやすいと思います。

スティック型クリーナーは床の洗浄に適していてフローリングや絨毯、畳なども洗浄できます。

細かいキッチンの洗浄には向いていませんが、広範囲な床の洗浄に優れています。

価格はハンディ型よりも若干高めです。

キャスニー型クリーナー

キャスニー型クリーナーは蒸気を作る本体が1番大きくてスチームのパワーもとても強いです。

本体を床に置いて使うのが基本的な使い方でノズルまでのホースも1番長く高い場所の洗浄も可能です。

アタッチメントの数も多く細かなキッチンまわりや広範囲な床やカーペットの洗浄にも対応できます。

難点は価格が高いことと大きので持ち運びが大変で女性ですと少し重く感じるかもしれません。

洗浄能力パワーを重視する人におすすめです。

スチーム洗浄機のおすすめな4つの選び方

スチーム洗浄機もタイプや形がさまざまなありますが、どれが自分に適しているのか少し悩んでしまいます。

その目安としてスチーム洗浄機のおすすめな選び方を4つ絞って紹介します。

本体の価格

スチーム洗浄機は価格の幅が広くハンディタイプですと数千円から購入できますが、キャスニータイプになると3万円以上するものもあります。

普段、日常的に使うのであれば1万円前後の物をおすすめします。

あまり安価な物をだとスチームの熱や量が足らなくて洗浄効果が期待できい物もあります。

また、高すぎても使わなくなる可能性もあるので購入する時は衝動的に買わないことをおすすめします。

アタッチメントの多さ

アタッチメントとは洗浄ノズルや変えのパーツの事で、それらが豊富に揃ってあるクリーナーを選ぶ事をおすすめします。

キャスニー型クリーナーは特にアタッチメントの数が多く、使用する目的や場所の範囲も広がります。

購入するときにはアタッチメントの種類と数をよく確認した方が良いでしょう。

本体や重さ

本体の重さが軽いものを選ぶ方が良いでしょう。

ハンディ型クリーナーやスティック型クリーナーは特に持ち運ぶような使い方をするので、あまり重いと腕が疲れてしまい掃除次第がおっくうになります。

通販などで購入する時は重さがどの位あるのかを細かく見ておくことをおすすめします。

使用目的

使用する目的や場所にもよってスチーム洗浄機のタイプも異なります。

先程説明しましたが使用目的によって、クリーナーのタイプはかわります。

自分がどこを中心にスチーム洗浄機で掃除したいかを考えてから選ぶ事で失敗しない選択ができます。

まとめ

スチーム洗浄機はさまざまなタイプものがあります。

使用目的によってそのタイプや大きさも違います。

本体の価格も幅があり自分にあった物を選ぶのに迷います。

使用する頻度や汚れを落としたい場所によって選べば自分にあったスチーム洗浄機が選べると思います。

年末の大掃除ではスチーム洗浄機が大変役に立ちます。

そして使い方次第ではその用途の幅は広がります。

ぜひ自分にあったスチーム洗浄機を見つけて年末の大掃除などに役立てて下さい。