高圧洗浄機で洗車をする際に気をつけたい4つのポイント

高圧洗浄機は、ベランダやお風呂場の掃除だけではなく、洗車をする際にも使う事が出来る優れものです。

でも、高圧洗浄機で洗車をする際には、いくつかの注意点があります。

そこでここではそんな、高圧洗浄機で洗車をする際の注意点について紹介していきます。

これらを意識して、正しくかつ効果的に洗車をしていってください。



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真夏の晴れた日にはやらないように

まずはじめに挙げられる注意点は、真夏の晴れた日にはやらないようにするということです。

高圧洗浄機での洗車は、別にいつやっても良いのではないかと思っている方も多いでしょう。

確かに、車に高圧の水を噴射していくだけなのですから、いつでも良いような気はします。

でも実はそれはいつでも良いわけではないのです。

高圧洗浄機での洗車は、真夏の晴れた日にはやらない方が良いのです。

晴れた日の炎天下が危険

もっと言うと、真夏の晴れた日にやらない方が良いと言うよりは、真夏の晴れた日に、直射日光が当たるところではやらない方が良いということになります。

でも、なぜ真夏の晴れた日には直射日光の下ではやらない方が良いと言えるのでしょうか?

それは、真夏の晴れた日に直射日光の下で高圧洗浄機を当てていくと、その高圧洗浄機の水がそのまますぐに蒸発してしまうからです。

本来であれば、高圧洗浄機の水は、車のボディから下にたれていくでしょう。

でも、真夏の晴れた日の炎天下では、それが下にたれていく前に、蒸発してしまうことがあります。

そしてそんな風に蒸発してしまうという事が、洗車においては良くないと言えるのです。

どうして水が蒸発してしまうのが良くないか分かりますでしょうか?

水の跡がついてしまう

それは、水の跡がついてしまうからです。

たとえば、ステンレスのボウルを洗い物で洗った後、そのまま水を拭かないで放置していると、水の跡、つまり小さな丸のような汚れが付くことがあります。

それは、普段洗い物をすることがある方ならば分かるのではないでしょうか?

そんな風に、水の跡がついてしまうと、それがすごく汚く見えるでしょう。

車でも、残念ながらそれと同じことが起こってしまうのです。

せっかく、わざわざ高圧洗浄機を使用してまで車を綺麗にしようとしているのに、水の跡がついて汚く見えてしまっていたら、それは本末転倒になります。

だからそうならないように、真夏の直射日光の下では、高圧洗浄機は使用しないようにしていきましょう。



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高圧洗浄機だけで汚れが落とせると思わないこと

高圧洗浄機で洗車をする際の注意点として、高圧洗浄機だけで汚れが落とせると思わないこと、ということも挙げられます。

高圧洗浄機は、すごく強い水で汚れを落としていく事になります。

その水の勢いはすごいですし、カビやコケなどの頑固な汚れをそれで落としているシーンを見たことがあるという方も多いでしょう。

なので、高圧洗浄機を使えばどんな汚れも落とせるのではないかと思っている方もすごくたくさんいることでしょう。

しかし、高圧洗浄機を使っても落ちない汚れはあります。

しかも車においては、それが割とありがちだと言えるのです。

たとえば油系のアカなどは、高圧洗浄機だけでは落とせないでしょう。

それを落とそうと粘っていても傷がつくだけ

それは、高圧洗浄機だけで落とすのは難しい汚れになりますが、高圧洗浄機であればどんな汚れも落とせると思っていたら、ついついそこの汚れを落とそうとして、ずっとそこに高圧洗浄機をあててしまう事もあるでしょう。

でもそうしてずっとそこに高圧洗浄機を当てていたとしても、それでそういう汚れが落ちるという事はありません。

むしろ、しつこく当てすぎたせいで傷がついてしまったりすることになる可能性の方が高いと言えるでしょう。

そもそもその汚れも落ちない上に、そこにさらに傷までついてしまったら、やはりすごくショックを受けるでしょう。

なので、そうならないように、高圧洗浄機だけでは落とせない汚れもあるのだと理解して使用するようにしていきましょう。

落ちない汚れは洗剤を利用して洗うのが吉

では、高圧洗浄機だけでは落ちないような汚れは、どのようにして落としていくのが良いのでしょうか?

高圧洗浄機だけでは落ちない汚れは、高圧洗浄機と一緒に使えるような洗剤を用いて落としていくと良いでしょう。

高圧洗浄機には、オプションで洗剤も売られていることが多いです。

なのでそれを一緒に購入して、それを利用して汚れを落としていけば良いのです。

そうすれば必要以上に高圧洗浄機を当て続けるという事はなくなり、効率よく洗車していく事が出来るようになるでしょう。

オプション品は他にも、ブラシなど使えるものがたくさんあるので、色々見てみることをおすすめします。

弱っている部分には当てないようにする

高圧洗浄機で洗車をする際には、弱っている部分には当てないようにすることも大切になります。

弱っている部分に高圧洗浄機を当てていってしまうと、そのせいでその弱っている部分が剥がれてしまう可能性があります。

それではやはり、洗車をしても車が綺麗になるとは言えません。

間違いなく見た目は悪くなってしまうでしょう。

だからそうならないように、なるべく弱っている部分には当てないようにするべきなのです。

使用する前にチェックするべき

そうして弱っている部分に高圧洗浄機を当てないようにするためには、高圧洗浄機を利用した洗車をする前に、まず車の状態をチェックするべきだと言えます。

一度車の状態をチェックしてから高圧洗浄機を当てるようにしていけば、たとえば塗装がはがれそうになっているところや、弱っているゴムなどを発見することが出来るはずです。

なのでそういうところに高圧洗浄機を当てないようにして洗車をすることも簡単になります。

いちいちそうしてチェックしてから洗車をするのは面倒ではありますが、そうでないと後で後悔することになる可能性も高いと言えますから、その手間は惜しまないようにするのがおすすめになります。

エンジンルームに入らないように気を付ける

高圧洗浄機を使用して洗車する際には、その水がエンジンルームに入らないように気をつけないとなりません。

いくら高圧洗浄機とは言えども、そうそうその水がエンジンルームに浸水することはありません。

でもたとえば、高圧洗浄機を利用して洗車をする前に、エンジンルームをチェックしていて、その後閉めが甘い状態で洗車をはじめてしまっていたらどうでしょうか?

水の勢いもすごく強いですから、ちょっとした隙間からも浸水してしまうと言えるでしょう。

そんな風にして水が浸水してしまうと、きちんと車が動かなくなる可能性も出てきます。

そうなったらソレを修理するのにはすごくお金もかかるでしょうし、そして何より、それを修理するのには手間がかかります。

なので、そうならないように気をつけないとならないのです。

ここまで紹介してきたことはどれも気を付けるべき点ではありますが、これは特に気を付けるべき点だと言えるでしょう。

まとめ

高圧洗浄機を使用して洗車をすれば、スピーディーに車を綺麗にしていけることは間違いないでしょう。

でも、ちょっと間違えると逆効果になることがあるのです。

逆効果に成るのはやはりすごく残念ですから、そうならないように、しっかりとこれらのことは守って洗車するようにしていってください。

そして、せっかくの高圧洗浄機をしっかりと活かしていきましょう。