初めてのかた向け・家庭用高圧洗浄機の用途別/ニーズ別の選び方や提案

KARCHER(ケルヒャー) ケルヒャー 高圧洗浄機 サイレント (60Hz西日本地区用)1.601-447.0 K3サイレント60Hz K3SL/6

一軒家であったり、車好きのかたには、何かと興味をひかれるところのある家庭用高圧洗浄機。

しかし、その選び方については、なかなか相談するところや情報もなく・わからないまま購入に踏み切るというかたも少なくないようです。

この記事では様々な用途を想定しつつ、洗車をメインに用意すべきもの・スペックの見方・ちょっとした豆知識などをお届けします。



私が絶対おすすめする家庭用高圧洗浄機ランキングはこちら




目的別に選ぶ

高圧洗浄機を選ぶ場合は、まず目的をしぼっていくのがおすすめです。

というのも、意識されている使用用途によってお値段が変わるからです。

洗車用

洗車用の場合は、より洗浄力の高いものを選ぶ必要があります。

もちろん屋外で使うので、電源や水源についても考慮しなければなりません。

気を付けたいのは、比較的安価なものや、中古品などについてです。

まず第一に、電源について。

屋外に電源をとれる場所がない場合は、充電タイプのものを選ぶ必要があります。

このとき目安になるのは、充電時間と連続使用時間。

アイリスオーヤマや日立などで、充電式のものが多数出ておりますが、いすれも充電時間は35分程度と非常に短いのでおすすめです。

ネックなのは、連続使用時間でしょうか。

ちょっとした家電製品と違って大量の電力を消費するので、充電時間=使用時間、あるいは使用できるのは10分程度であったりと、短いものが非常に多くなっています。

色んな場所を一気に洗浄したい場合には、問題になってくるでしょう。

もうひとつが、水源についてです。

屋外で使える水源があるとして、問題になるのがホースです。

安価な製品にはついておらず、自分で用意する必要があります。

このとき、耐圧水道ホースという特別なものを用意しなければ、使用中に破れてしまいます。

長さとしては、洗車目的であれば5メートル以上のものが適切でしょう。

水源から駐車場所までの距離を測ってみて、このあたりを模索する必要がありそうです。

水源がない場合は、タンク式のものを選ぶ必要があります。

基本的に20L~30Lのものが多く、もちろん有用ではありますが、持ち運びが少し大変になってきます。

これまで列挙してきたことを念頭に置いて、製品をえらんでみてはいかがでしょうか。

ガラス・壁面用

おおまかなところは洗車用に準じます。

まれに、「洗車用の高圧洗浄機を使うとガラスが割れてしまうのではないか」心配されている方もいますが、ご安心ください。

そういったことはほぼなく、強いて挙げるのであれば、網戸の材質によっては使用した場合に少し目が乱れるかもしれない、くらいです。

付け加えて言うと、高圧洗浄機だけで完全に汚れを落とすことはできません。

ふき取り・洗浄剤がどうしても必要になってきます。

ピカピカに磨き上げたい・洗浄の頻度は少なめにしたいというかたはご検討ください。

余談にはなりますが、汚れの付着防止効果のあるスプレーもあるので、高圧洗浄機と合わせて買うとよいかと思われます。

一度吹きかけてしまえば、定期的なお手入れもふきとりのみで済むのでとても楽ちんです。



私が絶対おすすめする家庭用高圧洗浄機ランキングはこちら




静音性重視?

特に洗車用の場合、外で使うので、静かな郊外にお住まいのかたであれば音が気になるのではないでしょうか。

そんな時は、やはり静音性を意識して製品を選んでいきたいというものです。

音に関して言うと、モーターの種類が大きく変わってきます。

高圧洗浄機に使用されているものには、以下の2種類あります。

  1. ユニバーサルモーター
  2. インダクションモーター

前者は、モーターが摩擦する事により独特の音がでるので、使用中にご近所が気になってしまう…ということもあるようです。

この点を気にされるかたには、後者のインダクションモーターというタイプのものをおすすめします。

電磁版を使用することで摩擦音をなくし、非常に静音性の高い種類のものです。

ケルヒャーなどの大手メーカーで取扱がありますが、なかでもとくにご提案したいのが、水冷式のものです。

モーターの動力が水であるため、静音性が50%近くもアップするとか。

是非ご検討ください。

洗浄力について

高圧洗浄機に必要なのは、やっぱり洗浄力。

これにかかわるもの・選ぶ目安とはどういったものでしょうか。

やはりかかわってくるのは水圧ですが、初めての購入の場合、これの見方が分からない…というかたが多いのではないでしょうか。

まず重要な用語を説明すると、

  1. 常用排出圧力
  2. 最大排出圧力

この2点です。

製品の説明にも記載されているかと思います。

前者は、使用中の圧力であり、製品の平均的な水圧を示しています。

対して後者は、製品が耐久し得る最大の水圧のことで、限界の数値と考えればしっくりとくるでしょう。

これで既にお分かりかと思いますが、重要なのは「常用排出圧力」です。

それでは、水圧が高いとは、具体的にどのくらいの数値のことを指すのでしょうか?

高水圧とされる製品は、大体が「常用排出圧力8.0MPa」付近で提供されているようです。

ちなみに、国内で最高の水圧が、ケルヒャーから出ている製品の「9.0Mpa」。

こちらは洗車用として非常に人気が高いそうです。

ただし、気を付けなければいけない点もあります。

それはずばり、耐久性。

安価なもので高水圧だと、長期使用に耐えない場合もあるとのうわさです。

この点は、保証もあり・ブランドもきっちりと確立しているものを選べば、「安物買いの…」を避ける事ができるでしょう。

ここまで色々と述べてきましたが、やっぱり最初から奮発して高いものを買った方がいいのではないか?

とお思いかもしれません。

最後に、始めて家庭用高圧洗浄機を使う方には朗報となることをお伝えしたいと思います。

レンタルでお試しも

いきなり購入するのはちょっと…というかたに朗報です。

実は、大手の高圧洗浄機メーカーなどで、レンタルサービスも行われています。

一度おためしになって、便利だ!

と感じた場合は、購入に踏み切る…と言った形をとってもよいのではないでしょうか。

家電製品のレンタル

高価なもの・あまり使用する機会のないものをレンタルするという、家電製品に特化したサービスも多くなってきました。

何度か記載してきた有名メーカーの洗浄機は高価ですので、まずはこういったお店で提供しているか確認してみるとよいでしょう。

お値段は様々ですが、3~4泊程度で3000円~5000円のお店が多いようです。

スマートフォンなどからも気軽に申し込めるサイトが増えており、利用者も増加の傾向にあるとか。

一考の価値ありです。

高圧洗浄機専門のレンタル

高圧洗浄機・洗車用具に限ってレンタルをする、というお店もあります。

こういったお店のメリットは、もしも自分で洗車用具を買って「失敗してしまった」と言う場合、買い取りも行ってくれるところが多数あるということです。

中古品として買い取ったものをシェアしあう、という形をとるお店が多いので、前述した家電製品レンタルメーカーよりも安価で借りられるところが多く、非常に便利です。

洗車用具に限定すれば、実店舗を出しているお店もあるので、利用しやすいでしょう。

お近くにあれば、相談してみるのも一手です。

まとめ

最近急激に需要が増えている家庭用高圧洗浄機ですが、高価ゆえに手をだせていない・なかなか踏み切れないというかたが多いそうです。

また、選び方や試用の提案をしているサイトも少なく、困っているかたもいるのではないでしょうか。

今回は、製品選びにおいて必要な最小限の情報をお届けしました。

是非ご参考に、サービス・製品を選んでいただければと思います。