効率的に窓洗浄しよう! 家庭用高圧洗浄機で窓を掃除する時の注意点
高圧洗浄機は、強い水圧で手軽に汚れを落とすことができます。
そのため、自動車や自転車、外壁やお風呂など様々な物や場所を洗浄することができます。
そして、窓の洗浄もすることができますが、高圧洗浄機で窓を掃除する場合は、いくつか注意することがあります。
ここでは、その注意点を説明していくので、高圧洗浄機で窓を掃除しようと思っている方は参考にしてください。
部屋に水が入らないように窓はしっかり閉める
高圧洗浄機は、しつこい汚れでも落とせるように、水圧は非常に強くなっています。
そのため、外壁や玄関などの汚れも簡単に落とすことが可能ですが、窓の掃除で高圧洗浄機を使用する場合は、部屋に水が入らないように注意する必要があります。
高圧洗浄機は一定方向に水を噴射させるため、窓が少しでも開いていると、部屋の中に水が入ってしまいます。
そうなると部屋の中は水浸しになり、テレビなどの電気製品が壊れてしまう場合があります。
また、水浸しになると部屋を掃除しないといけないので、余計な手間が増えてしまいます。
高圧洗浄機は、水圧によって簡単に汚れを落とすことが可能なことから、掃除の時短になりますが、部屋に水が入ってしまうと掃除時間が長くなってしまいます。
そうすると、高圧洗浄機を使った意味がなくなってしまうので、高圧洗浄機で窓掃除をする場合は、窓をしっかり閉めてから行いましょう。
窓枠のシール性が悪いと部屋に水が入る可能性がある
しっかりと窓を閉めて洗浄しても、部屋の中に水が入ってしまう場合があります。
それは、窓をしっかりと塞いでいる窓枠のシール性のものが、剥がれた場合です。
窓枠にあるシール性のものが劣化していると、高圧洗浄機の水圧で剥がれやすくなります。
それが剥がれてしまうと、部屋の中に水が入りやすくなるため注意が必要です。
そのため、高圧洗浄機で窓掃除をする場合は、部屋の窓近くに電気製品など水がかかって困るような物を置かないことをおすすめします。
また、面倒ですが、部屋の中の窓付近にタオルを敷いて置くのもおすすめです。
そのようにすることで、部屋の中に水が入っても、水による被害を軽減することができます。
窓掃除は風のない曇りの日がおすすめ
高圧洗浄機で窓掃除をするのなら、風のない曇りの日に行うことをおすすめします。
では、なぜそのような日がおすすめなのかというと、気温の高い晴れた日だと、窓についた水滴は乾きやすくなります。
速く乾いてしまうと、ポツポツと水跡がたくさん付いてしまいます。
そのような窓は決して綺麗とは言えず、窓を掃除した意味がなくなってしまいます。
また、その水跡をとるために掃除をすると、余計な手間がかかってしまい、効率的ではありません。
そのため、水滴が乾きにくい曇りの日がおすすめですが、では、なぜ風のない日がおすすめなのでしょうか?
風のない日がおすすめの理由
風が強いと砂埃が舞いやすくなります。
また、春の季節だと花粉が飛びやすくなります。
そのような環境で高圧洗浄機を使い、窓掃除をすると、せっかく綺麗にしても、砂埃や花粉などで窓が再び汚れてしまう場合があります。
その汚れを落とすために再び掃除しても、再び汚れてしまう可能性があるため、風の強い日に高圧洗浄機で窓掃除をするのはおすすめできません。
それらのことから、高圧洗浄機で窓掃除をする場合は、風のない曇りの日がおすすめになります。
窓を掃除する前に網戸を掃除すること
窓が汚れる原因の一つに、網戸の汚れがあります。
網戸は汚れていないように見えても、掃除をしていなければかなり汚れています。
網戸には外や部屋からの埃、外からの虫や砂埃などの汚れがたくさん付いています。
そのため、定期的に網戸を掃除していなければ、網戸はかなり汚い状態になっており、その状態の網戸に手で触ると、手は網戸の汚れによって真っ黒になってしまいます。
窓を綺麗に掃除したいのなら、まずは網戸を掃除することが大切で、網戸を先に掃除することにより、窓も綺麗になりやすくなります。
汚れても良い格好をしましょう
高圧洗浄機の水圧は強いため、洗浄する部分に当たると水が跳ね返ります。
そのため、高圧洗浄機で掃除をしていると、濡れてしまうことがあります。
綺麗な水で濡れるのなら問題ないでしょうが、跳ね返ってくる水は汚れています。
その汚れた水に濡れると、当然衣服は汚れてしまいます。
自分が気に入っている衣服や、値段の高い衣服が汚れてしまうとショックでしょうから、汚れても問題ない衣服で窓掃除を行うことをおすすめします。
目にも注意
汚れた水の跳ね返りは、衣服だけでなく目にも注意が必要です。
汚れた水などの異物が目に入ると涙とともに流れますが、痛みが出てしまう場合もあります。
目の痛みや違和感が続く場合は、なるべく早く眼科で診てもらうことが大切です。
そうならないためにも、高圧洗浄機の水の跳ね返りが目に入らないように注意しましょう。
では、どうすれば水の跳ね返りから目を守ることができるのかというと、ゴーグルをつければ守ることができます。
ゴーグルといっても、水泳用のものや、サバイバルゲーム用のものなどがありますが、目を守れるものならどのゴーグルでもかまいません。
ゴーグルをすることで目を守ることができるので、高圧洗浄機で窓を掃除する場合は、ゴーグルを付けると良いでしょう。
帽子をかぶるのもおすすめ
高圧洗浄機から出る水は跳ね返りやすいため、高い部分を掃除すると、汚れた水が頭にかかってしまうことがあります。
そのため、窓掃除でも、窓の上の部分を高圧洗浄機で掃除をすると、頭に水がかかってしまう恐れがあります。
掃除をしていて頭に汚れた水がかかると、当然髪の毛は汚れてしまいます。
髪の毛が汚れても、掃除が終わった後に洗髪すれば問題ありませんが、窓掃除の後に予定があると、すぐに髪を洗うことは難しいでしょう。
また、汚れた水が頭にかかること自体、良い気分はしません。
そのため、窓掃除をしている時に頭に水がかかるのは、なるべく避けたいものです。
そこで、おすすめしたいのが帽子です。
帽子をかぶって窓掃除をすることで、跳ね返りの水が頭にかかっても、頭自体にかかるのを防ぐことが可能になります。
帽子は汚れますが、頭は守ることができるため、跳ね返りの水が頭にかかるのが気になる方は、帽子をかぶることをおすすめします。
帽子は汚れても問題ないものをかぶると良いでしょう。
掃除をした後はすぐに拭くことも大切
高圧洗浄機で窓掃除をすると、下のサッシの部分などは水でビチャビチャになってしまいます。
その状態を放っておくと、カビや汚れの原因になります。
そのため、高圧洗浄機で窓掃除をした後は、すぐに拭くことをおすすめします。
窓枠の下の部分に溜まっている水だけでなく、その他の部分の水も綺麗に拭きとりましょう。
そうすることで、カビが生えるのを防ぎやすくなります。
掃除後の残った水により、カビが生えたり汚れたりすると余計な手間がかかってしまうため、高圧洗浄機での掃除後は、なるべく早く水を拭き取ると良いでしょう。
まとめ
高圧洗浄機で効率的に窓掃除をする場合は、ここで説明したことに注意することが大切です。
注意をしないで適当に行うと、余計な手間がかかったり、汚れた水が目に入ってしまうことがあります。
そのため、ここの記事を参考にして掃除をすることをおすすめします。
窓が綺麗だと気持ち良いので、高圧洗浄機を使って定期的に窓掃除を行いましょう。