劇中曲・主題歌が効いてる!と感じる洋画ベスト10ランキング
目次
第10位 「ブルックリンの恋人たち」
この作品でミュージシャンを演じているのが、現実でもミュージシャンであるジョニー・フリンです。
当然かもしれませんが、やはり歌がうまい!
カントリーやフォークミュージックが好きな人には、すごく心地のいい映画だと思います。
主演のアン・ハサウェイもすごくきれいな声で、即興で作ったという設定のエンパイア・ステート・ビルの曲のデュエットがロマンチックでした。
あんな恋してみたかった(笑)
第9位 「サヨナラの代わりに」
なかなかステージで歌うことが出来なかったベックが、ケイトの死後にステージで歌っているという設定が、エンドロールで登場します。
この演出に思わず、やられた!
と思いました。
ベックを演じたエミー・ロッサム本人が作った『Falling Forward』という曲が歌われていて、曲が終わるまでエンドロールに釘づけにななっちゃいました。
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第8位 「甘い罠」
ミステリー作品ですが、グロテスクなシーンが全く無い珍しい作品だと思います。
その代わりに、劇中で演奏されるリストの『葬送曲』が物語の不気味さを助長していました。
低音の鍵盤をはじく様に引く奏法が、映画原作の『見えない蜘蛛の巣』をぴったりと表現していたと思います。
第7位 「アンコール!」
おじいちゃん・おばあちゃんたちが懸命にロックやヒップホップに挑戦していて、笑って泣ける音楽映画でした。
特に“セックスについて話そう”と合唱しているシーンは笑っちゃいます。
一方、ヴァネッサ・レッドグレイヴの『True colors』、テレンス・スタンプの『Lullabye』は上手さよりも心のこもった歌い方に魅了されました。
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第6位 「天使の入江」
BGMが少ないなか、ミシェル・ルグラン作曲のピアノテーマ曲がビンゴ!
と呼べる場面で流れてきます。
カメラを引いた瞬間、ルーレットがまわる瞬間(ギャンブルの躍動感)、愛しい人を追いかける瞬間…。
どのシーンにもぴったりでした。
さすがは巨匠が出がけた音楽ですね。
ドゥミ監督の作品を観る一番の理由は、ミシェル・ルグランの音楽が好きだからです♪
第5位 「彼は秘密の女ともだち」
劇中で2度ほど登場する『あなたとともに』というシャンソン。
シャンソンは結構好きで普段から聴くのですが、この作品で初めて知りました。
“私は女”という歌詞がありますが、元々は女性の目線で書かれたことと思います。
この映画では女装家に向けて〝私は女”と使われていて、元々の意味合いとは違うけど見事に歌詞がはまっていて印象的でした。
いい曲ですね。
第4位 「アメリ」
言わずと知れた大ヒット作なので、説明も不要かと思いますが…。
この作品は音楽も素晴らしいと実感しています。
アメリの心情を代弁するかのようなマイナーコードの曲がとても切ないです。
フランスを思わせるアコーディオンの音色が、ヨーロッパへの憧れを強めました。
第3位 「上海ルージュ」
歌のタイトルはわからないのですが、劇中に何度も登場する童謡が頭から離れません。
映画後半で童謡として登場しますが、実は物語序盤から同じ曲が幻想的なBGMとして使用されています。
作品を見直した時に気付きハッとさせられたものです。
原題から考えても、音楽というツールがこの作品のキーポイントだと感じました。
第2位 「ボルベール<帰郷>」
元々タンゴ曲『帰郷』を題材にした映画ということで、この曲を登場せずには終われないだろうこの作品。
主人公が『帰郷』を歌う場面までの成り行きが結構無理やりに感じたものの、亡き母を想って熱唱するシーンはやはり必要だったと思いました。
娘に隠れて母が泣いているという映像もまた、“帰郷感”を増幅させたように感じます。
第1位 「エディット・ピアフ~愛の賛歌~」
歌姫ピアフの生涯を描いた作品なので、彼女の曲のオンパレードでファンにはたまりません。
副題にもなっている『愛の賛歌』を歌うシーンは、魂がこもり過ぎていて圧倒されました。
ピアフ晩年の名曲『水に流して』も作品終盤で非常に大事な役割を果たしていると思います。
劇中の歌うシーンではマリオン・コティヤールが口パクしているのですが、本当に歌っているように見える演技力もピカイチですね。
まとめ
なるべく話題作を入れないようにランキングを作りましたが、ミュージカル映画等の著名作を入れると、もっともっと大きなランキングになるなぁと、独りでニヤニヤしながら書いていました。
音楽って映画にとて大事な要素だと思います。