私の選んだ心に残った洋画の3作品
私は洋画どっぷりの生活を送っているわけではありません。
今まで見た洋画で心に残っている映画を上げたいと思います。
この三つを上げてみると、私はどちらかというとファンタジーとエンターテインメントのミックスされたものに魅力を感じるようです。
この三作品はそれぞれ複数回鑑賞しました。
たぶん、3作品とも同じものではありませんが、これらを見ることでカタルシスを感じたのだと思います
第1位:「ジュマンジ」
私にとってランキング1位は「ジュマンジです」まず、登場人物が皆、魅力的に感じます。
映画全体に温かさを感じるのは、演出や映像はもちろん、ストーリーをつないでいく登場人物が魅力的だからだと思います。
彼らの人間味が全体に描かれていると思います。
車を踏みつぶす像の特撮との違和感も感じられることなく展開されていくストーリーに引き込まれます。
特撮を駆使したエンターテインメントの要素と、過激な銃を持って主人公を狙い続ける男とのコントラストもこの映画の魅力とアクセントになっている思います。
適度の緊張感が適度の間合いによって描かれ。
ある時は緊張感が前面に描き出され見るものを引き込みます。
この映画を見た後に残る余韻には大げさですが「愛情」を感じるのです。
兄弟の間に交わされる愛情、子どもたちを守ろうとする愛情、そのようなものがこの映画のベースにあるように思います。
映像の色彩も魅力的です。
私は優れた映画だと思います。
第2位:「マスク」
第2位に選んだ洋画は「マスク」です。
私はこの主人公のいでたちを見た瞬間、身を乗り出しました。
このオリジナリティは素晴らしいと思いました。
表情も、特撮を入れた動きもそれだけで鑑賞に値しました。
主演女優との絡みも、決してしつこくなく、からっとして終始楽しさにあふれていました。
ユーモアのセンスに惹かれ、彼の動きに惹かれ、女優の美しさに惹かれあっという間に時間が経ちました。
すぐにでも、もう一度繰り返し見ようと思ったほどでした。
緑のメイクはややもすると動物的な嫌味を感じるものですが、それを全く感じさせませんでした。
ストーリーを思い出せないほど「マスク」の存在感は圧倒的でした。
見終わった時、心が温かくなりました。
それでいてどこか孤独な「マスク」を感じたのです。
それが何なのか私にははっきり分かりませんが、何となくなのですが、彼のおどけた仕草や行動が「ピエロ」の孤独さを連想させたからかもしれません。
この映画は私にとって名作です。
第3位:「秘密の花園」
第3位に選んだのは「秘密の花園」です。
ゆったりとした流れで映画は進んでいきます。
子供の映画だと思う方もいるかも知れませんが、この映画は人の心の深いところを描いているように思いました。
登場人物の子供たちは、見つけた素晴らしい場所を、秘密の場所にすることを約束しました。
このことは以下を思い出させます。
人は秘密を共有することで、それを共有した人の心のつながりを強くすると言われます。
この映画の中で子供たちは秘密として共有した美しい花園を秘密にしました。
そのことで絆を深めるのです。
そのことで足にハンディを負った少女を救っていくのです。
この映画をある日本の心理学者は子供の世界における秘密の共有が子供の成長に大きな影響を及ぼすと論じました。
ともかくこの映画には、友人に対する真の思いやりが描かれていると思います。
見た後に心に残る子供の中のおとなの心が強く残りました。
映像も美しく、開放的で色彩豊かでした。
もう一度ゆっくり見てみたい映画です。
まとめ
夥しい数の映画の中で、私が選んだのは以上の3作品です。
1位と2位は、エンターテインメントの色彩の濃いものだと思います。
何も考えずに楽しむという映画の良さを持っていると私はとらえています。
3位の作品は、人と人との関わりに目を向けさせ、子どもの世界ながら、私たち大人にも向けられたメッセージを含んだ映画だと思います。
洋画の世界、他にも魅了的で感動的な作品はたくさんあります。
その中で私はこの3作品を選びました。