【2022年版】高音質ハイレゾDAPおすすめランキング9選【音質、性能で厳選比較】(ウォークマン)
音楽を持ち歩くならばスマホでも可能ですが、よりハイクオリティーな音質で楽しみたい時に選択肢となるのがDAP(デジタルオーディオプレイヤー)です。
この記事ではDAPのおすすめモデル、DAPについて良くわからない方や、機種を選ぶ際のポイントを知りたいと言うような方に向け、基本知識からおすすめのDAP製品、選び方まで紹介していきます。
目次
- 第1位 「ソニー ウォークマン NW-ZX300」
- 第2位 「ソニー ウォークマン NW-A55」
- 第3位 「ソニー ウォークマン NW-A47」
- 第4位 「FiiO M6」
- 第5位 「ソニー ウォークマン NW-A45」
- 第6位 「Fiio X5 3rd gen」
- 第7位 「アステルアンドケルン AK380-256GB」
- 第8位 「パイオニア private XDP-30R」
- 第9位 「カイン N3 DAP」
- DAPとは
- DAPの種類
- DAPの機能
- DAPの選び方
- DAPとスマホの比較
- DAPの性能を発揮させるイヤホン、ヘッドホンの選び方
- DAPで使用する音源の入手
- 初心者におすすめのDAPモデル
- シンプルデザインのおすすめDAPモデル
- コストパフォーマンスで選ぶおすすめのDAPモデル
- 「ソニー ウォークマン NW-A55」の詳細
- まとめ
- 参考URL
第1位 「ソニー ウォークマン NW-ZX300」
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ソニーのフラグシップモデルに迫る音質が楽しめるDAPです。
高音質CDが持つ空気感や繊細な音の表現を正確に再現してくれます。
ヘッドフォンの音を左右別々に鳴らすバランス接続をサポートしており、対応するヘッドホンを利用した場合に次元の違う音を楽しむことができます。
一般的なアンバランス接続のヘッドフォンでも音質は十分高く、高音質に対応したスマートフォンよりはるかに良い音を鳴らしてくれます。
高音質の秘密はデジタルアンプにあります。
バランス接続した場合の出力はなんと「200mW + 200mW」となり、エントリーモデルの平均に比べ3倍もの出力となります。
材質も高級感のあるアルミ製で、脱DAP初心者を目指す方におすすめです。
第2位 「ソニー ウォークマン NW-A55」
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家電批評オブザイヤー2018を受賞したソニー伝統的の音楽プレイヤーのミドルクラスモデルです。
ハイレゾ音楽の魅力を最大限引き出すために設計されたデジタルアンプ「S-Master HX」を搭載し、これまでのシリーズより一段上の品質の音を楽しむことができます。
また、MP3やCD音源の音もハイレゾ相当までアップスケーリングが可能です。
さらにBluetooth機能を使えばスマートフォンや携帯デバイスで再生している音楽を気軽に高音質で楽しめます。
スマートフォンの音質に普段から不満を持っていた方は是非試してみてください、音が別物です。
音以外で注目したいのが操作性です。
音楽再生デバイスに特化したデザインで再生・停止など基本操作はもちろん選曲もスムーズに行えます。
始めてDAPを試す初心者でも全く問題ありません、自信を持っておすすめできます。
デジタル音源は情報が劣化しませんからそれを聞くデバイスの性能によって音質が大きく左右されます。
確かな音響処理技術により開発された本製品でひとつ上の音を堪能してください。
第3位 「ソニー ウォークマン NW-A47」
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好評だった前モデルのデザインを踏襲しながら音質と機能を向上させた定番のミドルモデルです。
パソコンでMP3化したCD音源もWAVのようなクリアな音で楽しむことできます。
10年以上携帯音楽プレーヤーから離れていた形であればその音質に驚くでしょう。
前モデルと比べると音に厚みがあり、分解能もアップした印象があります。
複雑に音が絡み合う楽曲でも一つ一つの音を楽しむことができるDAPです。
操作はタッチパネルではなくボタンなので携帯プレイヤー再デビューの叔父様にもすぐ使いこなせます。
多機能な代わりに操作が複雑なものより音楽プレイヤーとして必要最低限の機能を分かりやすいボタン操作で提供して欲しい方におすすめです。
第4位 「FiiO M6」
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2万円という低価格帯では珍しい10Hz~85kHzのハイレゾ仕様に対応したDAPです。
ハイレゾDAPとしてはこの価格帯でナンバーワンのコスパを誇っています.面白いのはパソコンと接続して高性能のヘッドホンアンプとして使えることです。
パソコンで音楽を聴く方は手軽に音質をアップできるのでおすすめです。
単体で聞いた時の音質はナチュラルで耳障りなところがありません。
流行りの音質にチューニングされたエントリーモデルDAPに嫌気が差している方にもおすすめできる音質です。
動作もきびきびと動いてくれます。
Android搭載ですが動作がもたつくことはありません。
安価にDAPを体験してみたい初心者やDAP復帰組にとって満足できる製品です。
第5位 「ソニー ウォークマン NW-A45」
手のひらにおさまるほどの大きさで、重量は100g以下と非常に軽量で持ち運びがしやすい機種です。
小型ながらも長時間の再生ができるのも魅力的で、ノイズキャンセリング機能を搭載しているイヤホンが付属品としてついてくるため購入後すぐに高音質の音楽を楽しめます。
気軽に高音質な音楽を楽しみたい人や、運動中に音楽を楽しみたい人におすすめです。
第6位 「Fiio X5 3rd gen」
AndroidOSを搭載しているデジタルオーディオプレイヤーで、高音質な音楽を楽しめる携帯プレイヤーとしてだけではなくAndroid端末としても使うことができる大変便利な機種です。
イヤホンやヘッドホンなどのバランス接続に対応しており、microSDカードスロットを二つ装備し内臓のメモリーも32GBあるためたくさんの高音質の音楽を屋外で楽しみたいという人に向いています。
第7位 「アステルアンドケルン AK380-256GB」
アステルアンドケルンから発売されているデジタルオーディオプレイヤーですが、ソニーのウォークマン最上位機種に匹敵する性能を持っており、容量も256GBと大容量で本格的な高音質の音楽を楽しめます。
音質は据え置き型のものと変わらず、持ち歩きだけではなく家で音楽を楽しむ時に使うのもおすすめです。
第8位 「パイオニア private XDP-30R」
最高クラスのアンプなどを搭載しているため高音質の音楽を楽しめ、大きさも手のひらサイズで気軽に高音質の音楽を屋外で楽しめます。
第9位 「カイン N3 DAP」
最後のおすすめデジタルオーディオプレイヤーは、カインから発売されているN3 DAPです。
非常にコンパクトで使い勝手のいいプレイヤーで、移動中や運動中に高音質の音楽を聴きたいという人におすすめです。
音楽の保存は本体メモリーがないためUSBメモリーやmicroSDカードに音楽を保存する必要はありますが、容量は自分が保存したい音楽の量に合わせて変えることができます。
DAPとは
携帯タイプのデジタルオーディオプレイヤーで、ヘッドフォンやイヤホンを使用して音楽を楽しむ機種をDAPと呼んでいます。
軽量小型で、何時でもどこでも音楽を楽しめるのが魅力となっており、アナログ時代のようにカセットテープやCDなどの、音源ソースを持ち運ぶ必要が無い点が特徴です。
旧来はMP3プレイヤーと呼ばれる製品が人気でしたが、近年では音声ファイルは多彩な形式で用いられるようになっており、これに対してハードウェアの方も多くの再生フォーマットに対応が求められるため、DAPが台頭してきたと言う歴史があります。
デジタルオーディオプレイヤーにはどのような特徴があるのでしょうか。
音楽を外でも楽しめる
特徴一つ目が高音質の音楽を屋外でも気軽に楽しめるということです。
どのメーカーの物も持ち運びが簡単できる程度の大きさで、CDよりもきれいな音質のハイレゾ音源に対応したものが多く発売されています。
イヤホンやヘッドホンの端子を挿し込むアンプ部分も高音質の物に対応している機種も多く、屋外でも簡単に高音質の音楽を気軽に楽しめるようになっています。
複数のデータ形式に対応
携帯型のオーディオプレイヤーが発売されるようになった当初はMP3など一部のデータ形式にしか対応しておらず、対応していない場合は対応したデータ形式に変換する必要がありました。
しかし、現在では多くのデータ形式に対応しているため対応したデータ形式に変換する手間はなくなりました。
自分の持っている音源データを変換する手間なく保存して再生できるのは非常に便利です。
音質重視でハイレゾ音源に対応
音響メーカーなどが音質重視で開発しています。
ハイレゾ・HiFiへの対応があるなどクオリティー面で著しく進化しています。
ハイレゾ音源とはCDよりもたくさんの情報量が記録されている音源のことで、ライブに近い臨場感のある音楽を楽しめます。
さらに、音質調整機能が搭載されているモデルは多く、簡易的に高音・低音を設定できるものから、中にはより細かく調整できるイコライザーを搭載している機種も登場しています。
ワイヤレス対応モデルも登場し、PC接続との関係ではUSB-DACとして機能するものもリリースされました。
このように高音質に加え、多機能性と言う点が音楽好きな方に受け入れられ、広く浸透していると言えます。
スマホの音質では物足りない方にも使われています。
DAPの種類
dapには、音楽の保存方法が異なるタイプが存在します。
ここでは、保存方法の違いについて説明していきます。
ハードディスクタイプ
ハードディスクタイプは、コンピューター内部にあるHDDと同様の構造で保存するものです。
dap内部に複数枚の磁気ディスクが内蔵され、容量が大きくコストが安いことが特徴です。
保存容量は、数千曲と大きいので、たくさんの音楽を保存することができます。
デメリットは、重さと読み込みが若干遅いことです。
ポケットに入れて歩いたりする場合、重さが気になるかもしれません。
また、衝撃に弱いので、落としたりすると内蔵の磁気ディスクが壊れる可能性があります。
本体カバーやケースなど、かわいいデザインのものもたくさんあるので、入れて保護するのがおすすめです。
メモリータイプ
メモリータイプは、半導体にデータを保存させているので、読み取りがはやいのが特徴です。
ハードディスクに比べると非常に軽く、衝撃にも強いので落として壊れることがありません。
フックがついているプレーヤーもあるので、カバンなどに引っ掛けたり、服に引っ掛けてウォーキングなどもできます。
デメリットは、容量が少ないことです。
なので、時々曲を総入れ替えして保存しなおす必要があります。
いつも決まった音楽を聞いていて、あまり変えないという人には便利かもしれません。
また、ハードディスクタイプに比べると、高価なものが多いのもデメリットです。
メモリータイプは電池の持ちがよく、長期間電池の入れ替えが必要ありません。
バッテリー内蔵型のタイプもあります。
メモリーカードタイプ
メモリーカードタイプは、SDカードなどのメモリーカードに保存するタイプのプレーヤーです。
メモリーカードに音楽を記憶させるので、容量はメモリーカードの上限まで保存可能です。
容量いっぱいになっても、新しいメモリーカードを買い足せば、更に容量が増えるという具合です。
DAPの機能
ラジオが聞ける
「通勤のときに、電車遅延があって動けなくて退屈した」そんな経験誰にでもありますよね。
そんなときにおすすめなのがラジオです。
ちょっと気分を変えて、いつもの音楽以外のものを聞きたいときはもちろん、災害などのときもラジオが聞けると安心です。
ボイスレコーディング機能
会議など重要な場面で、メモしきれなかったりすると大変ですよね。
そんなときは、ボイスレコーディング機能があるとあとでゆっくりまとめることができます。
不足の事態があったときに録音しておくと、証拠にもなるので、持っていると安心かもしれません。
スピーカー機能
プレーヤー本体にスピーカーの機能も備わっています。
この場合、音はあまりよくないので、音楽を鑑賞する目的ではあまり使えません。
先程のボイスレコーダー機能で録音したものをもとに、会議の議事録や資料をまとめる際に便利な機能です。
スピーカーを使用したい場合は、別売りのスピーカーにケーブルで接続することもできるので、音楽を聞くときはその方法がおすすめです。
DAPの選び方
屋外でも高音質の音楽を楽しみたいときに活躍するデジタルオーディオプレイヤーですが、自分に合った商品を選ぶにはどのようなポイントを見て選ぶといいのでしょうか。
続いては、dapの選び方について紹介していきます。
音質で選ぶ
できるだけハイクオリティーな音質でリスニングしたい場合には、気をつけたい点が幾つかあります。
まず、量子化ビット数/サンプリング周波数は要チェックです。
量子化ビット数は8bitや16bitなどで表示されており、これはデジタル信号がどれだけ繊細に音を再現できるかを表します。
サンプリング周波数はアナログ音声に対して、1秒間に何回、デジタル信号への変換を行うかを示す数値で、この数値も高い方がハイクオリティーです。
CDレベルの音質で楽しみたい時には、量子化ビット数/サンプリング周波数は16bit/44.1kHZで充分ですが、ハイレゾ音声を楽しみたい時には、これでは不足となります。
ハイレゾはCDよりも遥かに高解像度で繊細な音声を楽しめるので、24bit/96kHz以上のモデルを探していくと良いでしょう。
インピーダンスについても要チェックで、使いたいイヤフォン、ヘッドフォンに合せて選ぶことが大切です。
これも音質に拘ってくる部分となっており、説明書などに300Ωなどと表示されていますので、基本的にDAP側とヘッドフォン側の数値をあわせることで、本来の実力が発揮されます。
対応するデータ形式で選ぶ
まず選ぶ際に一番気を付けたいポイントが対応するデータ方式です。
音楽のデータ方式にはさまざまあり、代表的なMP3をはじめWAVやAIFF、AACなどたくさんあります。
データ形式によって保存できる音質の差があり、高音質の音を楽しみたいという人はそのデータ形式に対応したものを選ぶことが重要です。
重さ・サイズで選ぶ
デジタルオーディオプレイヤーは年々小型化軽量化しており、ほとんどの物が軽く持ち運びしやすいものばかりです。
しかし、メーカーや機種によって重さは異なり、どのようなシーンで良く使うのか想定して適した重さの物を選ぶことも重要です。
容量で選ぶ
持ち運びして屋外で音楽を楽しめるデジタルオーディオプレイヤーを選ぶにあたって本体に保存できる容量も非常に重要なポイントになってきます。
機種によって本体のメモリーに保存するか、SDカードなどの媒体などに保存して使うものなどさまざまですが、本体のメモリーにしか保存できない機種に関しては容量に注意して選ぶ必要があります。
16GBから64GB程度の保存容量を持つ製品が売れ筋となっており、コストパフォマンスを考えると16GBがちょうど良く、曲数や音質重視で選ぶなら64GB以上が選択肢になるでしょう。
マイクロSDに対応するモデルでは、どの程度の容量のカードに対応するかを調べておきましょう。
アンプ部分で選ぶ
ヘッドホンやイヤホンなどの端子を挿すアンプ部分も高音質の音楽を楽しむにあたって重要になってくるポイントです。
高音質の音を楽しめるイヤホンやヘッドホンを持っていても接続する端子と合っていなければ実力を発揮できません。
高音質の音源を楽しむためにもアンプ部分をしっかりと確認して選ぶことも大切になってきます。
連続再生時間で選ぶ
ほとんどの人がdapを外出先で使うと思われるので、連続再生時間も大切なポイントです。
ハードディスクタイプは、ほとんどの場合8~16時間です。
それに比べ、メモリータイプは50時間も動くものもあるので、電池交換や充電の手間が少なく便利です。
USBで充電することができるタイプなら、USBケーブルを持ち歩けば外出先で充電することもできます。
その他のチェックポイント
上記の要素に加え、デザインや電池が選ぶ際にはポイントになってくるでしょう。
基本的に機能性や品質、電池の容量を重視するならば、重量は重くなりがちです。
この辺りは長時間使用したいのかなど、自身の使い途を考えて選んでいきましょう。
DAPとスマホの比較
場所に囚われずに音楽が聴きたいならスマートフォンを使ってもいいはずです。
何といっても別に新しい機械を買わなくていいのでお金がかかりません。
それでもDAPを選ぶのはなぜでしょうか。
音質の良さ
一番の理由は音質が圧倒的によくなる事です。
音質の良さを発揮するにはもちろんスピーカーやイヤホンの性能も大切なのですが、いかに高級なイヤホンを用いたとしても元々の音の品質が悪いならどうしようもありません。
DAPはスマホと違ってハイレゾ音源に対応いています。
その他にもイコライザーを掛ける事が出来るものや、もともとCD音質の物をハイレゾにアップグレードする機能を持つものさえあります。
またスマホでは電波の影響を受けてノイズが入る事がありますがDAPではそういった事がないように作られています。
もし音質にはそれほどこだわらないならスマホがおすすめですが、例え外だろうが場所に関係なく高音質で音楽が聴きたいならDAPがおすすめになります。
バッテリーの持ち時間
スマホは便利な道具です。
でも一つとても問題な点があります。
それはバッテリーの持ち時間が短いという事です。
スマホは専用機ではなく多数の機能を持っているのでそれらを使用する事で電池が減るという事もありますし、何といっても位置情報をオンにしていると常に電波を発受信するので急激に電池を消耗します。
これは外で音楽を楽しむには致命的にまずい点です。
もし外出先でも音楽を長く楽しみたいならDAPがおすすめです。
そもそもスマホは他にやってもらいたい仕事がたくさんありますから音楽を聴くためだけに使うわけにはいきませんね。
持ち運べる曲数
MP3形式の音楽ファイルの場合、これは圧縮方法にもよるので多少変わってきますが1曲を4分とするとその容量は約4MBくらいになります。
1GBは1000MBですので、例えば16GBの内部メモリを持つスマホなら計算の上では4000曲くらい保存することができることになります。
しかしスマホには音楽以外にも写真や動画・アプリなど音楽ファイルの保存以外の様々な理由でメモリを使うため、この計算より入る曲数はずっと少なくなります。
もちろん保存する音楽の音質をあげるとファイル容量は大きくなるので保存できる曲数はもっと減ります。
その点DAPは音楽再生専用ですから容量一杯に音楽を保存する事ができます。
さらにmicro SDを使って外部記録として更に多数の曲を保存可能なものもあります。
ですからとりあえず少しの曲を持ち歩ければいいのならスマホ、そうでないならDAPを選びましょう。
DAPの性能を発揮させるイヤホン、ヘッドホンの選び方
たとえDAP自体が高品質の音楽再生ができたとしても、最終的にそれを聴く音にしてくれるのはイヤホンやヘッドホン、またはスピーカーといった機器です。
ですからイヤホン・ヘッドホンが高音質の再生に対応していないと、せっかくのDAPの性能も生かす事が出来ません。
音質の傾向
メーカーが違えばもちろん、同じメーカーでも違うモデルの場合、イヤホンの音質は違ってきます。
聴きたい音楽に適した音質傾向を持つイヤホンを選ぶ事が必要です。
この音質には三つの代表的傾向があるとされています。
最初はドンシャリ傾向といわれるものです。
これは低音の「ドン」と高音の「シャリ」という擬音を合わせた言葉で高音域と低音域を際立たせた音を表します。
この傾向が顕著なイヤホンは低音のロック、テクノ、ヒップホップなどに向いているとされています。
次はかまぼこ傾向で、これは低音・高音を抑えて中音域を強調したものです。
ボーカルサウンドの再現に優れます。
最後はフラット傾向でこれはすべての音域がフラットに出ている物で音源を忠実に再現しています。
生演奏に近い感じが得られます。
ドライバーの種類と数
イヤホンでは内部の振動板を振動させて音を出します。
この振動をおこす駆動装置の事をドライバーユニットと言います。
このユニットの種類や数、大きさによってイヤホンの音質は変わってきます。
種類ごとに特徴を述べます。
1.ダイナミック型
コイルが電気信号を受け振動版を前後に動かすものでスピーカーと同じ仕組みを小さくしたものです。
幅広い音域を歪み少なくカバーできますが低音域が弱くなるというデメリットを持っています。
比較的安価で購入でき値段に対して音質は良いのでコストパフォーマンスに優れます。
コスパ重視の人にはおすすめです。
2.バランスドアーマチュア(BA)型
中から高音域の再現に優れますがその代わり低音域が弱いという特徴を持ちます。
そのため重低音は出しにくくなり迫力ある音の再現には向きません。
小型化しやすいので一つのイヤホンに複数台搭載する事が出来ます。
構造が複雑な分、価格が高くなります。
3.ハイブリッド型
一つのイヤホンの中にダイナミック型とBA型の両方を搭載して二つの方式のいいとこ取りをした型です。
広い帯域の再現に優れていますが高価になるのが欠点です。
どのタイプを選ぶかは自分の楽しみたい音楽の再現に向いている方式かどうかという点と価格を天秤にかけると良いでしょう。
対応機能
DAPはハイレゾ音源に対応している事が大きな特徴ですがイヤホンやヘッドホンが対応していなければ宝の持ち腐れです。
日本オーディオ協会はハイレゾ対応のオーディオ機器にハイレゾロゴマークを付与しているのでこれを確認しておきましょう。
DAPで使用する音源の入手
どのように音楽データをインプットするかは気になる点かも知れません。
従来でしたら音楽ファイルをPCやスマホから転送する必要がありましたが、現在では進化が見られ、多彩な方法で音楽を取り込むことが可能になっています。
メーカーやモデルによって色々な方法がありますが、利便性の高いものではUSBメモリのように使えるタイプや、マイクロSDでデータの受け渡しが可能な製品、Androidなどのスマホ向けOSを搭載しており、インターネット経由で音楽ファイルをダウンロードできる機種も登場しました。
初心者におすすめのDAPモデル
良く売れている人気のモデルから、一押しの機種まで、初心者におすすめのDAPを紹介していきます。
SONY NW-A55
アナログ時代にはウォークマンの開発で一世を風靡したSonyですが、デジタルオーディオにおいても、その存在感は色あせません。
NW-A55はニューウォークマン・Aシリーズとして登場したモデルで、BluetoothとmicroSD、そしてハイレゾ対応と言う多くの機能を持ちながら、価格帯も2万円程度に抑えられており、そのコストパフォーマンスの高さから人気を博しています。
DAP製品の中でも売れ筋の製品で、現在では定番のモデルと言っても過言ではなさそうです。
ONKYO rubato DP-S1A
国内オーディオメーカーとして好評価を得ているONKYOから登場しているモデル。
量子化ビット数/サンプリング周波数は32bit/192kHzと、CDやDVDのレベルを凌駕し、プロユースの録音スタジオに比肩する数値となっています。
BluetoothとmicroSD、当然ながらハイレゾにも対応しており、機能面を見たときの充実度は高いです。
上述のSonyほど売れ筋と言うわけではありませんが、ユーザーからの評価が極めて高くなっており、名機として親しまれています。
iBasso Audio DX200
余り見慣れないメーカーかも知れませんが、DAPの高級モデルにおいて定評を得ているのがiBasso Audioです。
このDX200は同社の中でも高価な部類のモデルで、コストパフォーマンスよりも性能の高さを重視する場合には選択肢となります。
まず、魅力はなんと言っても音質の良さで、ユーザーレビューを見ても称賛されている部分です。
OSはAndroidなので拡張性が高く、AMPカードの差し替えが可能なために「いじる楽しさ」もあります。
難点は価格と、電池のもちの悪さと言えますが、これを差し引いても高音質を求める時には、ぜひ、試聴してみると良いでしょう。
シンプルデザインのおすすめDAPモデル
SONY NW-A55
Bluetoothレシーバー機能を搭載したウォークマンです。
ウォークマンシリーズならではの高の良さが人気です。
スマートフォンやストリーミングサービスの音楽を高音質で楽しめます。
APPLE iPod touc 第6世代
スマートフォンのようなデザインとコンパクトさで人気の商品です。
立ち上がり時間もはやく、操作性もいいのがおすすめのポイントです。
デザインにこだわる人におすすめの商品です。
ONKYO DP-S1A
多彩な音楽ファイルを再生できるハイレゾ対応デジタルオーディオプレーヤーです。
シンプルかつコンパクトなデザインと操作性の良さがおすすめです。
音質にこだわる人におすすめの商品です。
コストパフォーマンスで選ぶおすすめのDAPモデル
機種によって、機能に大きな差がありますし、値段が少し高くなっている機種もあるので注意しなければいけません。
ここでは値段と機能のバランスを考えて、コスパが優れているdapを4機種紹介します。
SONY Aシリーズ NW-A45
『SONY Aシリーズ NW-A45』は値段が安くなっている機種ですが、高音質なdapなので、音にこだわる方であれば満足できると思うので、詳しく解説しましょう。
製品の特色
音質がよくなっているのは『S-Master HX』を搭載しているからです。
S-Master HXは、ハイレゾ音源のクオリティーを引き出す事ができるデジタルアンプなので、低音でも安定しているので、音質にこだわる方でも満足できる機種となっています。
利便性も優れていて、音質が優れている状態で『Bluetooth』のワイヤレス音楽が再生可能になっているのです。
本体はコンパクトなサイズになっていて、幅54.8×長さ97.3mmになっているのです。
質量は約98gになっているので、外まで持ち歩いても、それほど邪魔に感じません。
カラーバリエーションは、5種類まで用意されていて、グレイッシュブラック・トワイライトレッド・ペールゴールド・ホライズングリーン・ムーンリットブルーなどがあります。
値段のほうは、Amazonでは税込価格16,945円で購入する事ができます。
製品のレビュー
本製品を購入してみたら、スマホに比べて音質がよくなっていたので、スマホの音質では満足できない場合には利用してみる価値があります。
実際に、スマホよりも値段が安くなっているので、気軽に購入する事ができます(全てのスマホよりも値段が安いという訳ではないので注意)。
音質が良い機種ですが、操作性が優れている所も気に入っていたので、今までdapをあまり利用していなかった方でも、短期間で操作に慣れる可能性は高いです。
ONKYO デジタルオーディオプレーヤー DP-S1
『ONKYO デジタルオーディオプレーヤー DP-S1』は、カラーバリエーションが少なくなっていますが、視認性や操作性が優れているので、外出中でも気軽に利用できます。
今まで、操作性が優れているdapを探している方たちのために、本製品について紹介しましょう。
製品の特色
本製品のカラーは『ブラック』のみとなっていますが、全体的にブラックで統一されているので、落ち着いたデザインになっている方には、おすすめのdapです。
サイズのほうは、幅63×高さ94mmになっているので、大きめのポケットであれば、入れる事ができる機種になっています。
多くのdapはディスプレイが搭載されていますが、コントラストによって、見えづらい場合があるのです。
そこで、本製品はコントラストを微細に調整する事ができるので、視認性まで優れています。
ディスプレイはコンパクトなサイズになっている事から、本体部分を持ち変えなくても操作できるようになっているので、片手で荷物を持っている場合でも操作する事が可能です。
ハイレゾに対応しているので、CDの音質よりも良くなっているので、外でも高音質になっている音楽を聴きたい方でも満足できます。
Amazonでは、税込価格26,751円で販売されているので、少し値段が高めになっているので注意して下さい。
製品のレビュー
高音質のdapなので、アンバランスの状態でも、クリアな音質になっていて満足している方がいました。
バランス接続にすれば、音質はさらによくなりますが、アンバランスの状態でも音質がよくなっている機種を探している場合には、本製品を検討してみるのも悪くはないでしょう。
ただし、多くの利用者たちが、ボリューム調整のダイヤルが緩くなっている所を気にしていたので、注意して下さい。
SONY Aシリーズ NW-A55
『SONY Aシリーズ NW-A55』は、操作性が優れているdapになっていて、一瞬で操作する事が可能になっています。
あまり時間をかけないで操作できる機種なので、手短に音楽を聴きたい方には、おすすめの機種なので、その魅力に迫ってみましょう。
製品の特色
本製品の操作性が優れているのは、本体部分の側面に多くの『ボタン』が搭載されているからです。
側面に搭載されているボタンは、電源ボタン・音量調整ボタン・曲送り&早送り・再生&一時停止・曲戻し&早戻し・ホールドスイッチなどがあります。
ディスプレイで面倒な作業をしなくても、ボタン操作する事によって、様々な操作が可能になっているので、忙しい朝の通勤時間でも手短に音楽を聴く事ができます。
さらに『45時間』も音楽を再生する事ができるので、あまりバッテリーが切れる事もありません(ハイレゾ再生は約30時間になっているので注意)。
カラーバリエーションは5種類まで用意されていて、グレイッシュブラック・トワイライトレッド・ペールゴールド・ホライズングリーン・ムーンリットブルーなどがあります。
Amazonでは、税込価格21,480円で購入する事が可能です。
製品のレビュー
利用者たちの中には、Bluetoothのcodecがフル対応になっている所を気に入っている方がいました。
そのため、Bluetoothで接続して音楽を聴きたい方には、魅力的な機種になっています。
Bluetoothの機能に満足している方がいる一方で、自動接続ができなくて不満を抱いている方もいました。
この方は、Bluetoothを手動で接続する事について不満を抱いていたので、注意する必要があります。
そして、音質に満足している方もいましたが、転送ソフトが上手く扱えなくて不満を抱いているケースもありました。
apt-x デジタルオーディオプレーヤー H3
『apt-x デジタルオーディオプレーヤー H3』は、リーズナブルな価格で販売されているので、あまりお金をかけないでdapを購入したい方であれば満足できると思うので、詳しく解説しましょう。
製品の特色
多くのdapは、20,000~40,000円の価格で販売されていますが、本製品は、Amazonでは税込価格9,999円で販売されているのです。
10,000円を切っているdapは珍しいので、機能よりも値段を重視している方は、購入してみる価値があります。
カラーバリエーションは少なくて『ブラック』しかありませんが、多くの音楽ファイルに対応する事が可能です。
その音楽ファイルとは、FLAC・WAV・WMA・ALAC・Ogg Vorbisなどです。
Bluetoothにも対応可能になっていて、ヘッドフォン・イヤホン・スピーカーなどに接続する事ができます。
本体部部には『ノブ&360度回転ダイヤル』も搭載されているので、直感的に、再生・一時停止・次へ・前へなどが菅簡単に操作する事が可能です。
製品のレビュー
本製品は、ハイレゾ対応になっているのに、値段が安くなっている所を気に入っている方がいました。
実際に数多くあるdapの中には、ハイレゾ対応になっている事もあって、40,000円以上になっている機種もあります。
それを考えたら、本製品は半額に近いほど安くなっているので、コスパが優れている機種です。
操作性が優れているdapですが、360度回転の『選択ダイヤル』が少し硬くなっているので、少し扱いづらい所もあるので気を付けて下さい。
「ソニー ウォークマン NW-A55」の詳細
『ソニー ウォークマン NW-A55』は、外で長い時間に渡って音楽を聴く事ができるのに、意外にも低価格な機種になっています。
さらに、豊富なカラーバリエーションも用意しているので、性能だけではなくデザインにも注目している方におすすめの機種です。
そのように優れたウォークマンの魅力について詳しく紹介するので、興味のある方は、ご覧になってみて下さい。
ソニー ウォークマン NW-A55のデザイン性
日本国内で販売されているウォークマンの多くは、カラーバリエーションをあまり用意していなくて、多いほうでも2~3種類前後になっている機種ばかりです。
ところが、本製品の場合には、5種類ものカラーバリエーションを用意していて、グレイッシュブラック・トワイライトレッド・ペールゴールド・ホライズングリーン・ムーンリットブルーなどがあります。
これだけ多くのカラーバリエーションが用意されているので、あなたの好みに合うカラーを見つけられる可能性は高いでしょう。
ただし、トワイライトレッドはオレンジに近いカラーをしていますし、ムーンリッドブルーはグレーに近いカラーをしているのです。
そのため、カラー名だけで判断して購入したら、イメージしたカラーと違う可能性もあるので、しっかりとカラーを確認してから購入したほうが良いです。
持ち運びやすいウォークマン
ウォークマンは、外でも音楽を聴ける事から高い人気を誇っていますが、持ち運びしづらいサイズや重量になっていたら、その魅力が半減してしまいます。
それでは、本製品はどうなっているのかと言えば、幅が約54.8・長さが約97.3mmになっているのです。
これほどコンパクトなサイズになっていれば、大きめのポケットであれば、ポケットに入れて、持ち運ぶ事も可能です。
さらに、重量も軽くなっていて、わずか99gしかありません。
ソニー SONY ウォークマン ZXシリーズ 64GB NW-ZX300の質量が約157gである事を考えたら、本製品がいかに軽量タイプのウォークマンなのか分かるでしょう。
連続再生時間の長さ
持ち運びしやすいウォークマンであっても、短時間でバッテリーが足りなくなってしまえば、イライラしてしまうでしょう。
本製品は、そのような事が起きづらくなるように、最大の連続再生時間が45時間にも及びます。
ソニー ウォークマン Aシリーズ 64GB NW-A47の最大の連続再生時間が39時間である事を考えたら、本製品の連続再生時間が際立っている事が、よく分かるはずです。
もしも、バッテリーが切れやすいウォークマンを利用していて、イライラしている場合には、本製品に買い換えてみる事をおすすめします。
優れた操作性
本製品は『操作性』も優れていて、本体部分に多くのボタンが配置されています。
本体部分に多くのボタンが配置されていたら、面倒な作業をしなくても、ワンタッチ操作で様々な操作を行う事が可能です。
実際に、FiiO M6 ブラック Bluetooth/Wi-Fi/AirPlay/LDAC/aptX HD両対応は、本体部分に搭載されているボタンの数が少ないので、少し操作しづらい所があります。
そのため、操作しやすいウォークマンを探している方にも、本製品はおすすめです。
シンプルな内容
ウォークマンを購入しようとしたら、様々な付属品がセットになっていて、邪魔に感じた事はないでしょうか。
余計な物がセットになっていたら「このような物は付けなくても良いから、値段を下げて欲しい」と思ってしまうでしょう。
ところが、本製品は余計な物がセットに付いていないので、あまり邪魔に感じない機種になっています(イヤホンやワイヤレスイヤホンが付属されている商品もあるので注意)。
コストパフォーマンスの高さ
ウォークマンは、外でも高音質になっている曲を聴けるようになっているには、魅力的なポイントですが、50,000円を超えてしまう機種もあるのです。
値段が高くなっているので、音楽にお金をあまりかけられない方は、気軽にウォークマンを購入できないでしょう。
ところが、本製品は高性能になっている機種なのに、低価格な機種になっていて、Amazonでは税込価格20,314円で購入する事ができるのです(2019年3月18日時点の情報なので注意)。
「ソニー ウォークマン NW-A55」のまとめ
本製品は、豊富なカラーバリエーションを用意しているので、自分の好みに合う機種を購入できる方は多いはずです。
好みに合うデザインの機種であれば、音楽を聴く時だけではなく、本体を眺めるだけでも満足感を得られます。
さらに、連続再生時間が長くなっているので、外出している時間が長い場合には、本製品を購入してみる価値があります。
まとめ
DAPは廉価なモデルから高価なものまで幅広く登場しています。
特に高価なモデルは評判が高いものも多く、ユーザーレビューをあてにして通販での購入を考える方も多いですが、音質についてはメーカーやモデルによって味付けが異なり、これによって好き・嫌いが出てきますので要注意。
できれば店頭でチェックしてから購入するのがおすすめです。
ただし、価格的にはオンライン通販の方が安い場合があるので、選ぶのは店頭でも、購入はネットショップを使ったほうが、お得な場合も少なくはありません。
参考URL
https://tokusengai.com/_ct/17213939
https://sakidori.co/article/105973