dapに使う密閉型ヘッドホンの選び方は? 4つのチェックポイント

DAP(デジタルオーディオプレーヤー)

SONY 密閉型スタジオモニターヘッドホン MDR-CD900ST

dapで音楽鑑賞をするときはときは、密閉型のヘッドホンを使う方法があります。

密閉型は遮音性が高いので、周囲の音がうるさい環境でも、じっくり音楽を楽しむことができるのです。

しかし、適当に選んだものを使っていると、意外な不便さを感じることもあります。

そうした失敗を防ぐためにも、選び方のポイントを押さえておくようにしましょう。

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タイプが自分に合っているか

密閉型ヘッドホンは、装着したときの耳への当たり方によって、2種類に分けることができます。

それぞれにメリットとデメリットがあるので、選ぶときは違いをしっかり把握しておきましょう。

両方の特徴をよく見比べ、自分に合った方を選ぶことができれば、不便さを感じることはなくなります。

オーバーイヤー型

オーバーイヤー型を装着すると、耳がすっぽりと隠れることになります。

覆い隠すように広く当たるものだと、耳の形が装着感に影響することはありません。

形によってずれやすくなったりせず、いつでも安定した状態で使うことができるのです。

また、きつすぎないこともメリットのひとつです。

音楽鑑賞は長時間行うこともありますが、そんなときに締め付けられるようなヘッドホンを使っていると、疲れてしまいます。

オーバーイヤー型は、装着したときの締め付けが緩いタイプなので、長い時間でも楽に使うことができるのです。

ただし、サイズの面ではデメリットもあるため、選ぶときは注意してください。

耳を覆うように装着するため、オーバーイヤー型は大きくなりがちです。

サイズが大きくなれば重量も増えることになるので、持ち歩くことが多い場合は不便に感じてしまいます。

重さが気になるようなら、なるべく自宅だけで使うようにしましょう。

オンイヤー型

オンイヤー型は、耳を覆うというより、上に乗せるような状態になります。

耳の上に被せるのはオーバーイヤー型も同じなので、一見するとあまり違いはなさそうですが、油断してはいけません。

オンイヤー型だと、包み込まれるような当たり方にはなりません。

本当に上に乗るだけなので、装着したときに圧迫感がなく、通気性もよくなっています。

そのため、夏でもあまり不快感がなく、快適に使うことができるのです。

サイズもコンパクトなので、持ち歩くときに邪魔にならず、イライラするようなことはありません。

ただし、締め付けには注意してください。

オンイヤー型は耳に乗せるだけであり、覆うような状態にはならないため、そのままだと安定性が低くなります。

その点をカバーするため、締め付けを強くしているものが多いのです。

強めに締め付ければ確かにずれにくくなりますが、長時間使いたいときは少し不便です。

あまり長く締め付けられると、痛みを感じることがあります。

また、オーバーイヤー型に比べると少し遮音性が低い場合もあるため、音漏れには十分注意してください。

使い方に合ったタイプを

オーバーイヤー型とオンイヤー型で迷うようなときは、dapの普段の使い方を考えてみましょう。

そうすることで、どちらが自分に合っているか、はっきりわかるようになるのです。

例えば、装着したまま外へ持ち出すことがおおいなら、コンパクトなオンイヤー型が適しています。

また、音漏れを気にせず、家でゆっくりと楽しみたいときは、大型で安定感のあるオーバーイヤー型がおすすめです。

このように、それぞれの特徴と使い方を照らし合わせ、なるべく相性のよい方を選択しましょう。

その方法で慎重に選べば、失敗することはなくなります。

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ワイヤレスで使えるか

ヘッドホンをつけたまま移動するようなときは、コードが気になることも多くなります。

動きながら使うと、手や服、バッグなどに引っかかってしまうのです。

そうなると、ヘッドホン本体が強く引っ張られることもあるため、正しい位置からずれたりします。

いくら遮音性の高い密閉型でも、ずれた状態で装着していては、本来の性能をうまく発揮することができません。

そうしたデメリットを防ぐためには、Bluetoothをチェックしてください。

Bluetoothに対応しているものは、ワイヤレスで使うことができます。

完全ワイヤレスで自由に

完全にワイヤレスでコードがないものは、動いてもコードを引っかけることがなくなります。

コードが物理的になくなることで、「引っかかりにくい」ではなく、「絶対に引っかからない」という状態になるのです。

断言するような言葉があると疑いを抱くことも多いですが、この場合は心配無用です。

コードなしで接続しているため、仮に故意に引っかけようとしても、どこにも引っかかる部分はありません。

そのため、歩きながら使っていても、不便に感じることはなくなります。

コードを気にして動きを制限する必要もないため、のびのびと自由に体を動かすことができるのです。

充電を忘れずに

ワイヤレスタイプは便利ですが、普通のタイプと違って、充電しないと使うことができません。

そのため、本当に便利に使うためには、事前の充電を忘れないようにしてください。

忘れることが不安なときは、1回の充電で長くもつタイプを選びましょう。

それなら、長めに使う必要があるときでも、バッテリーが切れることは少なくなります。

ハイレゾに対応しているか

音楽を高音質で楽しみたい場合は、ハイレゾに対応したタイプを選んでおきましょう。

ハイレゾは、CD以上に高精細で迫力のある音を楽しめる優れものです。

ただし、ハイレゾに対応したアイテムは限られてくるので、選ぶときはしっかりチェックしておいてください。

ハイレゾの金色のマークを目印にすれば、確実に対応したものを見つけることができます。

遮音性の高い密閉型ヘッドホンなら、周囲の音に邪魔されず、ハイレゾの魅力をじっくり味わうことができるのです。

ノイズキャンセリング機能があるか

ノイズキャンセリングは、雑音と反対の音波を出すことで、音楽の妨げになる音を排除する機能です。

もともと遮音性の高い密閉型でこの機能を使うと、雑音に悩まされることはまずありません。

周囲の音を気にせず、音楽の世界を深く味わえるようになります。

とことん遮音性を追求するなら、ノイズキャンセリングがあるか、忘れずに確認しておきましょう。

安全な場所で

ノイズキャンセリングは、周囲の邪魔な音をしっかりと排除してくれますが、優秀すぎて必要な音までカットすることがあります。

接近する車や自転車の音まで、すっかり省いてしまうのです。

そのため、道路を歩いたり走ったりするときに使うと、危険を察知することができず、事故に巻き込まれるおそれがあります。

邪魔な音をなくしたいときは、必ず場所を選ぶようにしてください。

音を省くことによるデメリットがない場所なら、ノイズキャンセリングを安全に使うことができます。

音量を上げすぎないために

ノイズキャンセリング機能で音楽だけを際立たせることは、難聴の防止にもなります。

難聴の主な原因は、鼓膜の近くで大音量を鳴らし続けることです。

そうした間違いは、周囲がうるさすぎるときによく起こります。

うるさすぎる場所では、思い切り音量を上げないと、細かいところまでよく聞こえないのです。

しかし、邪魔な音をしっかりカットしていれば、無理に上げなくても、普通にわかるようになります。

場所をしっかり選んでいれば危険はないので、うまく使って耳への負担を防いでいきましょう。

まとめ

密閉型ヘッドホンは、dapを外で使うときに便利なアイテムです。

遮音性が高いため、邪魔な音が混ざりにくく、音漏れの心配もありません。

ただし、タイプの違いや機能の違いはあるので、ここで紹介したポイントをよく見ておきましょう。

必要なポイントを細かくチェックしていけば、自分に合った密閉型ヘッドホンを見つけることができます。

参考URL・参考文献・根拠など

https://smartlog.jp/74720
https://sakidori.co/article/60064
https://moov.ooo/article/5b9c6f893cf4946ecda33dfb
https://thebest-1.com/a182/
https://moov.ooo/article/5c17c409c880a7638277c06e
https://kakakumag.com/av-kaden/?id=10041
http://gadgetm.jp/I0000305