人生について考えさせられる脱獄映画ランキング

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「脱獄映画」というと、スリルや興奮が第一印象として強くなってきます。


しかし、脱獄映画の中には、深く人生について考えさせられるものや、犯罪について誰にでも起こりうるものであることなど色々な事を考えさせられます。


また、無実の罪で投獄される人もおり、自由を奪われた歳月の尊さも感じずにはいられません。


脱獄や刑務所関連の映画を見ると、改めて罪を犯さず、自由に暮らして行くことのありがたさも感じます。





第1位:「Escape Plan」

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シルヴェスター・スタローンとアーノルド・シュワルツネッガーが主演の映画と聞いただけで、見る価値があるという事を感じました。


この映画を見て、こんな刑務所が実際にあったら、脱獄できる囚人は居ないだろうと誰もが思うことでしょう。


近代的で、非現実的な刑務所であり、映画とはいえこのような組織を管理することの難しさについてまで考えさせられます。


「この結末はいったいどうなるのだろう・・」と手に汗を握らずにはいられませんでした。


脱獄映画の魅力は、見る側からすると単純に「ゲーム感覚」のようなスリルがあります。


脱獄関係の映画が好きな人はそんなスリルを求めることでしょう。


この映画はその究極を行く映画だと思います。


想像を絶する展開に息を飲み、力が入るあまり、見終わった後の脱力感は凄かったです。


海外のドラマで有名な「プリズン・ブレイク」も脱獄のスリルを描いた作品ですが、このような作品が好きな人にはたまらない作品だといえます。






第2位:「ショーシャンクの空に」

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無実であるにも関わらず、投獄される銀行員の映画です。


このような事件は、許されない話ですが、実際これまでに何度もありました。


その報道をテレビや新聞で目にするたび、他人事とは思えず「獄中での時間は二度と戻らない」という事を深く考えさせられます。


そして、警察など人がこのような間違いを犯すということを恐ろしく思います。


しかし、この映画の主人公は真っ直ぐな心を持ち続けました。


生きる希望を失わなかったのです。


本来なら、自暴自棄になっても仕方がないと思います。


最終的に、彼は有能さを生かして戦います。


その結果、刑務所内での不正をあばき、仕返しともいえる結末となりました。


このように、刑務所内でも不正や汚職があるという事実が明らかになることで、映画を見る側は爽快感を感じると共に、怒りも湧いてきます。


ですが、そんな汚い社会の中でも、勇敢で有能な彼には誰も勝つことができなかったのだと思うと救われる思いです。


この映画からは得るものがたくさんありました。


第3位:「パーフェクト・ワールド」

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この映画で脱獄囚を演じるのは、ケビン・コスナーです。


脱獄囚が押し入る民家に住む少年と、脱獄囚の「友情」を描いた作品です。


罪を犯した人でも、心を許す瞬間があり相手が居るのだという事が分かります。


同時に、心を許しあう二人が似たもの同士で寂しく弱い人間だったのかもしれない・・ということを感じました。


この作品をみると、訳があって罪を犯した囚人の中には、心の優しさを持った人もいるのだという事が感じ取れます。


そして、囚人に対し心を開いていく少年の家庭環境など、いくつもの偶然が重なって二人の出会いがあったことなど、色々な事を考えさせられる映画です。


この映画の結末は、とても切ないものでした。


ですが、人間の弱さや愚かさなど、誰もが持っている一面であるということにも気付かせてくれる映画です。


サクセスストーリーばかりでなく、こんな切ない映画からも何かを感じ取り、自分の人生に生かして行くことが出来るのではないかと思います。


まとめ

脱獄映画からは、人が犯してしまう罪について、そしてその償い方やその後の生き方など色々な事を自分の人生に置き換えて考える事ができます。


今の世の中には、たくさんの犯罪者がいて、凶悪で許されざる者もおりますが、何かに巻き込まれて犯罪に手を染めてしまうケースもあります。


更生するための施設として刑務所がありますが、その刑務所内で起きていることは一般の人は目にすることができないからこそ、映画によって知ることは数多くあります。







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