大沢たかおが出演している邦画ランキング
大沢たかおが出演している邦画も増えてきました。
主演作が多いですが助演や脇役で出ていたとしても彼の演技は光っています。
大沢たかおの好きなところは何と言っても声です。
私は声のいい役者はみんな好きで、その人が出演しているとどうしても見てしまいます。
そして気付いたのは時代物が意外に合っているという事です。
第1位:「GOEMON」
豪華出演者の多い話です。
主演は江口洋介なのですが、大沢たかおは同郷の仲間としての登場です。
個人的には合っている役だと思いました。
登場する名前も見知ったものばかりで普通に戦国ものが好きな人でも十分に満足できると思います。
大沢たかおの役どころは霧隠才蔵という役で石川五右衛門は江口洋介が演じています。
二人の過去も演じられていて二人のバトルもスローで撮影されているのでそれが余計にスピード感を見せてくれています。
おすすめの見どころは才蔵が捕まって釜茹での刑にされる時、高らかと自分は石川五右衛門だと名乗り沸騰している窯に蹴り落されてしまいます。
そしてその後に才蔵の子供である赤ん坊まで窯の中に捨てるように落とした事が辛かったです。
これを見ていると家康がイラ付いて仕方ありません。
最後に復讐のために才蔵の部下を引き連れて家康に向かっていくのはスケール満点で格好良かったです。
部下たちも才蔵のためにしたい事があるから絶対に付いていきますと宣言するシーンにいい部下に巡り合えたのだなと思います。
戦国ものが好きな人には絶対に見て欲しいと思いました。
第2位:「築地魚河岸三代目」
これは現代ものの作品です。
エリート商社マンだった旬太郎は恋人の明日香のために会社を休んで築地で働いていくたびに魚の事を知りたくなるようになって勉強し、魚の味をどんどん身に着けていくようになります。
築地の忙しい売り場の中で勉強している旬太郎の恐ろしい味覚に気付いた人たちは旬太郎の味方をしてくれますが、それでも仲間意識の強い人たちからはよそ者扱いされて恋人だというのに別れさせられそうになったりと恋愛模様も描かれていて楽しく見る事ができます。
好きな人は別の人を好きと勘違いをして両想いなのに片思いをしていると思い込んでいる、落ち着いて他所の人間が見れば分かりそうなものなのに大の大人がそれをしているのも滑稽で笑いありの映画でした。
出てくる料理も築地の近くというもので本当に美味しそうでそれだけでもこの映画を見る価値はあります。
よくも一般人が僅かな間に築地でここまでできるとは思いもよらない事です。
その成長っぷりも最高でした。
第3位:「ICHI」
これは座頭市の女版です。
市の役は綾瀬はるかが演じていますが大沢たかおは彼女と知り合った全く剣の才能のない浪人のように見えますが真剣でなければ、市にも勝てる腕前をしています。
最初は情けない有様にとんま、と呼ばれていますがずっと強くあろうと思って市は目が見えないからすぐに気付いたのだと思います。
つれなくしていながらも認めている感じは見えて、そして最後は隻眼の宿敵である万鬼に勝った十馬だが、一撃を急所に受けていて倒れてしまいます。
それを感じて十馬が死ぬのを感じた市は激怒して既に手負いの万鬼にとどめを刺します。
そこで初めて十馬が好きだと気付いたのかもしれません。
男版の座頭市のように激しくありませんがしなやかで強い座頭市は楽しい作品になったと思います。
男版は怖くて見れないという人もこっちの方は恋愛も絡んでいるので楽しいと思います。
サブタイトルも恋愛が絡んでいるようで女の子の客が食いつきたくなるないようなのでいいと思います。
正統派ではありませんが時代物が好きな方にはおすすめできる作品です。
まとめ
大沢たかおは多くの作品に出ています。
その中でも今回ランキングに挙げた作品はどれも若い人にも楽しく見る事ができる作品です。
時代物はTVドラマのJINで一気に有名になったと思います。
その演技とは全く違う顔が見られるのどの作品も見てほしいです。
現代版の作品も時代物も大沢たかおの魅力を見せてくれていますのでどれもじっくり見てほしいと思いました。