洋画通ぶりたい人におススメ!映画ランキング
大作映画を誰かと観ている時、それほど取り上げられていなかったけれど、じつはあの有名映画の主演が出ていたんだよ。
と洋画通ぶりたくなったことはありませんか?こっそりマイナーな作品でも面白い作品があるんだよ、と洋画に詳しいふりをしたくなることありませんか?そんなあなたにぴったりな、有名なあの人が実は出ていたんだよ映画ランキングをご紹介します。
第1位:「ターゲット」
日本ではDVDのみの販売となった本作、通ぶりたい人には非常におすすめです。
この作品は非常に残念な作品です。
ストーリーは、殺し屋と自分を殺しに来たと知らないターゲットの美女と、たまたま巻き込まれて殺し屋の助手兼弟子になることになった青年三人が織りなすドタバタアクションコメディです。
人がたくさん死ぬのでイギリスらしいブラックジョークに満ちた作品です。
そこまでならよくある作品なのですが、この作品が日本で公開されなかったのには大変惜しい理由があります。
まず、殺し屋の弟子を演じるていのがルパート・グリント。
ハリー・ポッターシリーズで主人公の赤毛の親友ロンを演じていた青年なのです。
さらに主人公を殺しに来たもう一人の殺し屋を演じているのがマーティン・フリーマン。
現代版シャーロックホームズのドラマ、「シャーロック」でその助手ワトソンを演じ、さらに「ロード・オブ・ザ・リング」の前日譚「ホビット」で主人公を演じていたイギリスの名俳優です。
この二人が脇役として出ていたのに、何故日本は公開をスルーしてしまったのか。
シャーロックがもう少し早く日本に来ていれば、相乗効果で日本公開も夢ではなかったでしょう。
第2位:「ファンタスティック・フォー【超能力ユニット】」
2015年にリブート版が公開されましたが10年前とはキャストが総入れ替えになっています。
10年前のほうが良作だったという話しはさておき、この作品には四人の特別な力を持ったヒーローがいるのですが、その中のイケメン枠で女性関係が派手なキャラクター、ジョニー・ストームを演じている俳優が現在大人気のアメコミ映画、アベンジャーズでキャプテンアメリカを演じたクリス・エヴァンスその人なのです。
あの時の軟派イケメンキャラはどこへやら、キャプテンアメリカのスティーブは女性に対して一歩引いている硬派、というか純朴な青年(年齢はお祖父ちゃんですが)です。
一作目では女性から押され気味にキスをされ、二作目でもやはり女性と押され気味にキスをしています。
ファンタスティック・フォーの時のチャラ男はどこにもいません。
身体はがっしりとした草食系のイケメンしかいません。
クリス・エヴァンスがもう一度ファンタスティック・フォーのジョニーを演じることはないでしょうが、キャプテンアメリカとファンタスティック・フォーを見比べるとクリス・エヴァンスのファンになることは間違いありません。
第3位:「マニアック」
全体的に暗い印象の、返り血を浴びながら何かを振りかざす男の眼光が印象的なポスターのホラー映画です。
ストーリーは内気な男が若い女性を殺しその皮を剥いで持ち去るという猟奇殺人鬼を題材にしたものですが、なんと殺人鬼がイライジャ・ウッド。
「ロード・オブ・ザ・リング」で善良で可愛らしい主人公を演じた彼が悪役としてスクリーンに帰ってきました。
あの時の面影をどことなく残しているのに、演技力のふり幅に驚かされることは間違いありません。
ひたすら殺人鬼視点で続くこの映画で鏡越しに見えるイライジャ・ウッドの常軌を逸した目と、被害者を追い詰める視点は容赦ない恐怖を叩きこんできます。
実はイライジャ・ウッド自身ホラー映画が大好きだったということも、本作の主演を演じたことと関わっているのですが、可愛らしいホビットのフロドしか知らなかった人には信じられない光景の連続です。
男女で意見の分かれそうな結末も見どころです。
この映画を観るとイライジャ・ウッドが子役の時から培った演技力を思い知らされます。
まとめ
洋画は邦画と違い、役者の顔が中々見えづらいところがあります。
国内ならバラエティー番組やトーク番組に出てすこしずつ親近感が沸いたり好きになったりしますが、洋画は一期一会のようなものがあります。
しかしそこでその役者に心を奪われれば、マイナーな作品も気になってみてしまうもの。
最初は少し通ぶりたいだけだったのに、いつしか本当の映画通になる日も遠くありません。