dapのイヤホンはどう選ぶ?チェックすべき5つのポイント

dapを使って音楽を聴くときは、イヤホンが重要になります。
付属していたものをそのまま使うこともできますが、それに不満がある場合は、別の製品を購入したくなるものです。
とはいえ、いろいろな種類が出ているので、初めて選ぶときは、かなり迷ってしまうこともあります。
ここでは、dapと組み合わせるためのイヤホンの選び方について、詳しく説明していきましょう。
形が合っているか
dapで使うイヤホンを選ぶなら、なるべくストレスが少ないものを選ぶべきです。
気になることがあったり、イライラすることがあったりすると、せっかく音楽を聴いていても、いまいち楽しめなくなってしまいます。
そうしたストレスの原因になるもののひとつが、イヤホンの形です。
自分の耳に形が合わない製品を選んでしまうと、ちょっとしたことでずれたり、外れたりすることが多くなります。
そのようなイヤホンを使っていては、音楽をじっくり堪能することができません。
落ち着いて好きな曲を聴くためには、なるべく安定するものを選んでおきましょう。
イヤーピースによる調節
イヤホンの安定性に注目するなら、別売りのイヤーピースもチェックしてください。
耳の穴に入れるカナル型はイヤホンの主流になっていますが、イヤーピースと耳穴の相性が悪いと、どうしても抜けやすくなってしまいます。
それを防ぐためには、イヤーピースを付け替えて、サイズを調節する方法がおすすめです。
耳穴にしっかりフィットするものであれば、ストレスなく使うことができます。
イヤーフックで固定
耳にフックで固定するイヤーフック型は、かなり安定性が高くなっています。
このタイプなら、体が動いているときでも簡単に外れたりはしないので、ランニングやウォーキングなどの運動時に最適です。
有酸素運動は、長めに続けることで効果が出てきますが、ただ黙々と走っていると、飽きて投げ出したくなることもあります。
dapで音楽を聴くことは、それを防ぐための効果的な対策になるのです。
ダイエットなどを成功させるためにも、安定性の高いイヤホンを使い、楽しく体を動かせるようにしましょう。
インナーイヤーで疲労を軽減
イヤホンを長く装着していると、だんだん耳が疲れてくることもあります。
その点を考慮するなら、耳に軽く乗せるインナーイヤー型に注目してみましょう。
耳穴の入り口に軽くはめるような状態になるので、安定性は少し弱くなりますが、疲れの軽減には適しています。
がっちり固定するタイプではないため、長時間つけていても、それほど疲労を感じることはありません。
ただし、音漏れがしやすくなるので、バスや電車で使うときは要注意です。
外ではなく、自分の部屋で長く音楽を楽しむような場合には、便利に使うことができます。
ハイレゾが聴けるか
ウォークマンのような音質重視のdapは、ハイレゾ音源を再生できるものが多くあります。
ハイレゾは、CDよりも情報量が多く、かなり細かい部分まで聞こえるようになるので、音質にこだわりがあるなら、しっかり押さえておきたいところです。
ただし、ハイレゾの魅力を存分に味わうためには、dap本体だけでなく、イヤホンにも注目すべきです。
イヤホンにも、ハイレゾ対応のものと、そうでないものがあるので、音質を重視する場合は、よく見て選ばなければなりません。
ハイレゾ対応の製品には、それを示す金色のマークがあるので、間違えないように慎重に探してください。
音域はどうなっているか
イヤホンは、製品によって音域が異なるものです。
選ぶときは、自分が普段どんな音楽を聴いているか考えて、適した音域が出るものを見つけるようにしましょう。
例えば、ヒップホップを聴くことが多いなら、重低音がよく響くことは外せないポイントになります。
また、クラシックの場合は、低音だけでなく、中高域の音もバランスよくカバーできるものが適しています。
ヒップホップで高音ばかり響いたり、クラシックで低音が目立ちすぎたりすると、その曲がもつ本来の魅力を引き出せなくなるので、相性をよく考えて決めるようにしてください。
かまぼことドンシャリの違い
イヤホンの音域で「かまぼこ」というのは、主に中音域を強調したものになります。
ボーカルの音をよく聴きたいときなどはぴったりですが、高音域と低音域は抑えられてしまうので、曲との相性には注意しなければなりません。
それとは逆に、高音域と低音域を強調しているのが「ドンシャリ」です。
ドンドンする低音と、シャリシャリする高音を両方引き立ててくれるので、かなりメリハリのある音を楽しむことができます。
音域の特徴を考慮して、音楽が気持ちよく楽しめるイヤホンを見つけましょう。
ノイズを抑えることができるか
dapのような小型の音楽プレーヤーは、携帯性に優れたアイテムです。
そのため、外に持ち出して使うことも多くなりますが、音の多い場所で音楽を聴くなら、雑音に注意しなければなりません。
高音質なハイレゾ音源を再生しても、バスや電車などで使っていると、周りの音が気になり、曲に集中できないことがあります。
そこで役立つのが、ノイズキャンセリング機能を搭載したイヤホンです。
ノイズキャンセリング機能は、余計な雑音を軽減してくれるので、屋外の音が多い環境で使うときは、とても助かります。
うるさい音をしっかりシャットアウトしてくれるため、どこでも好きな音楽に浸ることができます。
また、カフェなどで読書や勉強をしたいときにもおすすめです。
雑音を軽減する機能により、集中しやすい環境を簡単につくることができるのです。
効果を試す
ノイズキャンセリング機能に注目して選ぶときは、「どれくらい静かになるの?」「本当に効果があるの?」といった不安を感じることもあります。
確かに、信用して買った結果、それほど雑音をカットできないようでは、がっかりしてしまいます。
そんなときは、店頭で試してから決めるようにしましょう。
実際に使ってみれば、実際の効果がはっきりわかるので、安心して購入することができます。
防水仕様になっているか
ランニングやウォーキングなど、運動をしながら音楽を聴きたい場合は、水の対策が重要になってきます。
急に雨が降ってきたりすると、濡れて壊れることがあるのです。
そのような事態を回避するためには、防水性の高い製品が必要になるので、使い方に合わせて考えるようにしましょう。
dap本体だけが防水になっていても、イヤホンがダメージを受けたのでは、音楽を聴けなくなってしまいます。
濡れても安心なタイプなら、外でも安心して使うことができるのです。
汗の対策にもおすすめ
防水仕様のイヤホンは、「中でランニングマシンを使うなら必要ない」と考えてしまうこともありますが、そんなことはありません。
たとえ屋内であっても、水分のダメージを防ぐ機能は重要です。
運動時には多量の発汗があるため、流れ落ちる汗で濡れてしまうこともあります。
したがって、中でも外でも、運動するときに使うなら、きちんと防水の製品を選んでおきましょう。
それなら、余計なダメージを防ぎ、長持ちさせることができます。
まとめ
dapを使うときのイヤホンは、適当に決めてしまうのではなく、ここで紹介したようなポイントをチェックして、慎重に選ぶことをおすすめします。
形が合わなかったり、音に不満があったりすると、気持ちよく音楽鑑賞をすることができません。
そうなると、まだ新しいものでも、すぐ買い替えたくなることがあります。
失敗しないためには、ポイントをしっかり押さえて、なるべくデメリットの少ない製品を探すようにしましょう。