今のうちに電子タバコにするべき？タバコ市場の未来予想図
電子タバコは、今や紙のタバコにとってかわる勢いで利用者を増やしています。
では、紙のタバコはこれからどうなっていくのでしょうか？
そして、電子タバコの未来はこのまま明るいと言えるのでしょうか？
ここではそんな、電子タバコの未来予想図についてみていきたいと思います。
これらのことを参考に、今後の舵をとっていくと良いでしょう。
紙のタバコの販売をやめるところが出てくる
電子タバコや紙のタバコを含めた、タバコの未来予想図としてまず挙げられるのは、今後紙のタバコの販売をやめるところが出てくるかもしれない、むしろその可能性はすごく高いということです。
実際に2016年末の段階で、たばこ販売の大手であるフィリップモリス社が、最終的な目標は紙のタバコの販売を徐々にやめていくことだと述べています。
紙のタバコの販売をやめると言うことは、フィリップモリス社がタバコ事業から手を引くのかと言うと、そういうわけでは当然ありません。
フィリップモリス社は、アイコスと言う電子タバコを販売しています。
アイコスは、日本でもトップクラスの知名度と人気を誇る電子タバコです。
それだけの電子タバコを販売しているわけなのですから、それをメインの商品としていきたいと考えるのは当然です。
ということはつまり、それをメインとして売り出して、紙のタバコからは徐々に撤退しようとしていくのも同じく当然なのです。
大手が辞めれば辞めるところも増えるはず
そんなふうに大手が紙のタバコをやめていけば、それに追随して紙のタバコの製造販売をやめるところはドンドン増えていくでしょう。
それは例えるならば、8インチのＣＤのようなものです。
平成0年代などにすごく普及した8インチのＣＤですが、今ではもはや懐かしの品となっています。
それはやはり、それにとって代わる商品が出てきたことと、そして大手がそこか撤退していったことが関係していると言えます。
大手がそこから撤退していくと、やはり業界全体の規模が小さくなります。
規模が小さくなれば知名度もだんだんと下がっていき、次第に売れなくなるのは必須です。
だからいつまでもそこで粘っていても、勝ち目は薄いのです。
そういうことがあるので、大手が抜けたものは、自然と淘汰される傾向にあります。
紙のタバコも、一定数のファンはいますが、大手が抜けたら同じように衰退していく可能性は極めて高いと言えるでしょう。
紙のタバコはまだまだ値上がりする
そして、紙のタバコに関しては、もう一つほぼほぼ確定している未来があると言えるでしょう。
それが、値上げの未来です。
紙のタバコは、やはり環境的な問題点もありますし、健康的な問題点もありますから、規制しやすいです。
とはいえ貴重な財源でもありますから、完全に規制するのは良くありません。
ではどうするかと言うと、税金をあげるのです。
税金を上げていけばそうした健康や環境的な問題にアプローチしつつ、タバコを吸うことに対して実質的な規制もかけられます。
だから税金を上げていくのです。
ましてやこれから日本ではオリンピックが開かれます。
世界的に禁煙の傾向が進む中で、オリンピックで注目される際にガンガンタバコを吸われるのは日本としては良くありません。
だから、よりしっかりと規制をしようとして、紙のタバコはますます値上げされていくでしょう。
1箱1000円位になることが予想される
いきなり1箱1000円になることはないかもしれませんが、最終的には1箱1000円くらいにしていきたいと考えているでしょう。
それは、今の倍くらいの値段になります。
ということは単純に収入が倍にならないと、今と同じようなペースで紙のタバコを吸い続けることは難しいという事になります。
でも、やはりいきなり本数を減らしていくのは難しいです。
だから、紙のタバコを吸っていると、じり貧なのです。
今のうちに電子タバコに変えるのがおすすめ
そういうことがあるので、今紙のタバコをすっているのであれば、今のうちに電子タバコに変えてしまうのがおすすめです。
今のうちに電子タバコに変えていけば、紙のタバコが値上がりしても、そして最終的にそれの製造販売がなくなったとしても、何も打撃を受けることはありません。
でもずっと紙のタバコを吸っていると、急に紙のタバコが値上がりしてソレを吸う事ができなくなった時、すごく困ります。
そういう未来は確かに近づいているわけなのですから、後になって焦らないように、今のうちから電子タバコに変えていくことをおすすめします。
電子タバコの未来は明るい
衰退していくことが予想される紙のタバコと比べて、電子タバコの未来は明るいと言えます。
これから電子タバコが衰退していくとしたら、たとえば電子タバコによる重大な健康被害が発覚したり、あるいは電子タバコにかわるような更なる嗜好品が出てこないと厳しいでしょう。
しかし、電子タバコが販売され始めてしばらく経ちますが、大きな健康被害の例はあまり出ていませんし、電子タバコにかわるような嗜好品も、電子タバコほどポピュラーにはなっていません。
そして何より、先述の通り大手の企業が其れの普及に力を入れています。
今現時点で既に普及しているのに、さらにその普及を進めていこうとしている大企業があるのですから、その市場規模が拡大しないはずもありません。
それはつまり、電子タバコの未来は明るいという事に繋がるのです。
なので、今のうちに電子タバコに変えて損をするということはないでしょう。
電子タバコは大きな値上げのリスクも少ない
電子タバコは、大きな値上げのリスクも少ないと言えます。
電子タバコには、ニコチンもタールも含まれてません。
なので、厳密にはタバコではないと言えるのです。
タバコではないのですから、タバコに掛かる税はかけられないでしょう。
税をかけている国もある
ただ、見た目的にはタバコですし、実際にタバコ税をかけている国もあります。
しかし日本ではまだそうはなっていませんし、その国も決して多くはありません。
なので、やはり電子タバコにタバコ税をかけるのは実際難しいと言えるのです。
ということはそれが値上がりする可能性は高くないといえて、ますます安心して電子タバコに乗り換えることが出来るということになります。
多少の値上げの可能性はある
ただもちろん多少の値上げの可能性はあります。
原材料が手に入りにくくなったり、あるいは世界的に経済状況が上向いてきたりしたら、電子タバコも値上がりしていくでしょう。
しかし、やはりその幅はそこまで多いものではないはずです。
紙のタバコの様に、一気にたくさん値上がりすることはまずないでしょう。
ということはつまり、金銭的な理由で電子タバコを吸えなくなるということがありません。
金銭的な理由でタバコが吸えなくなると、やはりその分ストレスが溜まりますから中毒状態になりやすくなります。
でも、こうしてそれがないということは、そういう精神衛生的な意味でも、電子タバコに変えていくことはおすすめできます。
まとめ
電子タバコや紙のタバコを含めたタバコ業界の未来は、だいたいこんな感じで進んでいくでしょう。
紙のタバコを吸っている人は、少しでも早く電子タバコに変えた方が良いです。
紙のタバコがこれから盛り返していく可能性は極めて低いですから、それを吸い続けていても良いことはまずありません。
是非これを機に電子タバコにトライしてみてください。