育毛中でも吸える?電子タバコは髪の毛に影響を与えるのか
電子タバコは、比較的に健康被害の少ないタバコだと言われています。
髪のタバコは、育毛に悪い影響を与えたり、あるいは薄毛の原因になったりするので、育毛中には吸うのは避けるべきだと言われてきましたが、電子タバコの場合はどうなのでしょうか?
電子タバコでも髪の毛には悪影響になるのでしょうか?
以下ではそれについてみていきたいと思います。
紙のタバコは何故悪影響になるのか
紙のタバコは、何故育毛に対して悪影響になると言えるのでしょうか?
まずソレを知っておかないと、電子タバコが髪の毛に影響を与えるかどうかと言うことも理解できないでしょう。
紙のタバコが育毛に対して悪い影響を与えてしまうのは、紙のタバコを吸うと、血流が悪くなるからだと言えます。
血行が悪くなると栄養が行かなくなる
紙のタバコに含まれているニコチンには、血行を悪くしてしまう作用があります。
だから、紙のタバコを吸っていると血行が悪くなることがあるのですが、血行が悪くなってしまうと、髪の毛や頭皮に栄養がいかなくなってしまうのです。
血液と言うのは、ただ血を巡らせるだけではありません。
それと一緒に、身体の各地に栄養を届けてくれる力を持つものなのです。
そんな風に栄養を届けてくれる力を持つものなのですから、血行が悪くなってしまうと、栄養が届かなくなるのも当然です。
でも、栄養が悪くなってしまうと、それを頼りにして髪の毛が成長していくことができなくなります。
それは今生えている髪の毛でもそうですし、これから生えてくる髪の毛にとってもそうだと言えます。
だから、紙のタバコを吸うと、育毛に悪影響だと言えるのです。
ドンドン薄毛は進行して行ってしまうでしょう。
栄養も破壊される
またニコチンというのは、血行を悪くするだけのものではありません。
それは、栄養をも破壊してしまう力を持つのです。
たとえばビタミン類などは、それによって破壊されてしまうでしょう。
しかし、ビタミンというのは、すごく大切なものになります。
健康的な髪の毛や肌などを作るものでもありますから、それが壊されてしまうというのは、すごく問題なのです。
そういうこともあって、紙のタバコは育毛中の方や薄毛を気にしている人は避けるべきだと言えます。
電子タバコでもニコチンが含まれることがある
基本的には、電子タバコにはニコチンは含まれていません。
日本では、ニコチン入りの電子タバコのリキッドを売ることを禁じていますから、電子タバコのリキッドにニコチンが含まれることはないのが基本です。
でも、二つ、ニコチン入りの電子タバコを吸う方法もあるのです。
加熱式ならばニコチンが含まれる
一つは、加熱式と呼ばれる電子タバコを吸うことです。
加熱式の電子タバコには、ニコチンが含まれているのです。
でも、日本ではニコチン入りのリキッドが禁止されているのに、なぜ加熱式の電子タバコではニコチンを摂取することが出来るのでしょうか?
それは、加熱式の電子タバコの仕組みにポイントがあります。
加熱式は水蒸気をタバコの葉に通して吸う
加熱式の電子タバコというのは、加熱したタバコの葉に水蒸気を通して吸うものなのです。
つまり、タバコの葉と言う名のフィルターを通して煙を吸うことになるので、その際にニコチンが含まれてしまうのです。
ニコチンが含まれれば、当然その吸い心地は、電子タバコと言うよりも紙のタバコに近くなるでしょう。
だから、吸い心地はしっかりとしています。
それゆえに、加熱式の電子タバコはすごく人気となっています。
すごく人気となっているものなのですから、誰かに電子タバコをおすすめされる時には、加熱式の電子タバコをおすすめされることもあるでしょう。
そうして加熱式の電子タバコをおすすめされたら、それを吸うことになるでしょう。
そんな風にして、結局ニコチン入りの電子タバコを吸うことになる方はたくさんいます。
海外からリキッドを輸入するという方法もある
電子タバコのリキッドにニコチンを含む方法もあります。
それが、海外からニコチン入りのリキッドを輸入するという方法です。
海外では、電子タバコのリキッドは別段禁止はされていません。
そして日本でも、それを輸入すること自体は禁止されていないのです。
輸入したものを販売しようとしたら、それは禁止に引っ掛かってしまいますが、個人的に輸入して、そして個人的に使用するのであれば、問題ないのです。
また、個人的に輸入するのではなく、輸入を代行するというのも、グレーゾーンでセーフとなっていることが多いです。
だから、自分で海外のサイトから買おうとしなくても、まるで普通に日本から電子タバコのリキッドを買うようにして、海外からの輸入品の電子タバコを買うことも出来たりします。
それを知らずについついそういうリキッドを買ってしまうこともあるでしょう。
そして知らないうちにニコチン入りのリキッドを吸ってしまっていたりすることもあります。
ニコチン入りならば悪影響を与える
当然ながら、電子タバコであっても、ニコチン入りの電子タバコなのであれば、それは髪の毛に悪影響を与えると言えるでしょう。
確かに、電子タバコの場合は、たとえニコチンが含まれているとはいっても、その量は紙のタバコに比べると決して多くはないでしょう。
でも、ニコチンが含まれていることは確かなわけなのですから、多少なりとも血行を悪くしてしまったり、栄養素を破壊してしまったりはするのです。
そうなると当然ながら、髪の毛は成長しづらくなります。
だから、基本的にはニコチン入りの電子タバコは、髪の毛に悪影響を与えると言えます。
育毛中に電子タバコを吸うならばニコチンのないものを
もし、育毛中に電子タバコを吸うならば、あるいは薄毛を気にしている方が電子タバコを吸うのであれば、ニコチンのないものを吸うべきだと言えるでしょう。
ニコチンのないものを吸っていけば、それが原因で髪の毛に悪影響を与える可能性はグッと少なくなります。
だから、比較的に安全に吸っていけるようにはなるでしょう。
一番いいのは何も吸わないこと
当たり前の話ではあるのですが、一番いいのは、何も吸わないことです。
何も吸わないでいれば、少なくとも自発的にしている何かが髪の毛に悪影響を与えてしまうということはなくなります。
確かにニコチンなしの電子タバコであれば、まだそこまで髪の毛や頭皮に悪影響を与えるという事象は出ていないように思えます。
しかし、絶対にないかと言うと、そうも言いきれないところがあります。
電子タバコと言うのは、まだまだ世の中に出回ってから月日が経っているものではありません。
紙のタバコの歴史は深いですが、電子タバコの歴史は決して深くはないのです。
そんな電子タバコですから、まだ知られていない体への悪影響などもあるかもしれません。
そしてそれは、髪の毛や頭皮に与える悪影響だったりもするかもしれないのです。
だから、決してノーリスクと言うわけではないのです。
それならばやはり、吸わないのが安全になります。
本気で育毛していきたいなら、何も吸わないことをおすすめします。
まとめ
電子タバコは、ニコチン入りでなければ、髪の毛や頭皮に悪影響を与えるリスクは少ないと言えるでしょう。
しかしノーリスクではありませんから、その辺りをよく理解して吸っていかないとなりません。
そうでないと、あとあと後悔してしまうことになるかもしれません。
でも、後で後悔してももう時すでに遅しです。
だからそうならないように、良く考えていきましょう。