本当に禁煙する必要はあるの? タバコに関する所感・格安電子タバコのススメ
長距離ドライバーさんやコールセンター、その他感情労働のお仕事をする人のなかには、まだまだ喫煙者が多く、禁煙外来の門を叩く人も後をたたないと言われています。
「どうしてもやめたい」という人のために、禁煙に携わる医師のお話や、電子タバコが代用品になるのか・奮発して加熱式タバコを買わなくても、選択肢はある…ということを述べていきたいと思います。
禁煙外来ってなんだろう
筆者も禁煙外来に足を運んだことがあります。
いいお医者さんを探そう!
と一念発起して色々と調べた結果、あることがわかりました。
禁煙外来の医師は、心療内科などを兼任していることがとても多いのです。
それは何故でしょうか。
女性の禁煙
女性が禁煙に臨まなければ行けない理由は、沢山あります。
結婚して妊娠を控えたかたや、今まさにお腹に赤ちゃんがいるかたは、まさに「すぐにでもタバコを我慢しないといけない」状況でしょう。
しかし、結婚を機に仕事をやめるというかたは少なくなりつつあり、妊娠してもお腹が目立つまで勤め続ける…というかたも非常に多いのが現状です。
小さな規模の会社では、この嫌煙ブームのなかでも「タバコ外交」がありますし、お仕事や身体の変化によるストレスで、結局タバコをやめられない…という人も多いのだとか。
適齢期の女性・妊娠中の女性に対する紙巻きたばこの害は未知数で、消化器系の難病であるクローン病などは、妊娠中の母体の喫煙が因子になっていると言われています。
それでも昔のお医者さんは、「ストレスのほうが身体に悪いので、やめられないなら無理に禁煙することはない」と言うことが多かったとか。
タバコの代用品となるものが、ニコチンパッチが「パイポ」と呼ばれる製品しかない時代でしたし、段階的にタバコの量を減らすノウハウもなかったものと考えられます。
ところが、実際に女性である筆者が「禁煙外来」にいってみたところ、驚くべきことを告げられました。
- これといってタバコをやめる必要はない
- カウンセリングと、タバコの代用品で気持ちを切り替えよう
医師の勧めるところによると、このタバコの代用品というのが、「電子タバコ」だったのです。
サラリーマンの禁煙
働き盛りの人の禁煙理由は様々ですが、今のご時世、女性が多い職場だとタバコの匂いで嫌われてしまうことがありますよね。
デスクでタバコを吸える会社はほぼなくなり、タバコのための休憩も白い目でみられるようになってしまった…と嘆く声も。
おしゃれにこだわりのある方ならば、消臭スプレーで消しきれないタバコの匂いと格闘することもあるでしょう。
しかし、ここでもやはり「ストレスをためるくらいなら、いっそ吸った方がいい」というのが、結論なんだそうです。
急性のうつ病を発症する患者さんの中には「無理な禁煙」の経験がある人の割合が高い…といったデータもあり、確かに、ストレスと喫煙習慣は連続しているかもしれません。
そんなわけで、管理職クラスのおじさん達の間では「大手3社が出している加熱式タバコ」が流行っていますが、試飲してみた段階・取りまわしなどを考慮してみた結果などで、買う前に挫折してしまうかたも少なくないのだとか。
そこでやはり大いにおすすめしたいのが、リキッド式の電子タバコです。
タールレスで副流煙に害がなく、匂いもつかないのはもちろんのこと、「安い製品ほど取りまわしが楽」という特徴も持ち合わせています。
後ほど具体的に商品紹介をしますが、まずは「本当に害がないのか」を解説していきます。
電子タバコの害は本当にないの?
タバコの害とは何でしょうか。
よく指摘されている「副流煙」ですが、これは紙巻きタバコ特有の成分「タール」が引き起こすものです。
肺の中にも入り込みますし、発がん性物質としてよく知られています。
そればかりではなく、換気扇の近くで喫煙する習慣のある人なら分かると存じますが、いわゆる「ヤニ汚れ」の元になります。
大掃除の際に、換気扇裏から、黒いネバネバがごっそり出てくる…なんていうご家庭もあるそうですね。
部屋も身体のなかも汚してしまうのが、「タール」です。
合わせてあげられるのが、「ニコチン」。
これには依存性があり、やめられない原因となる物質だと指摘されることが多いようです。
しかし実は、依存性は認められるとしても「身体に害がある」点については疑問を呈する学者さんも少なくないのだとか。
ニコチンが直接原因となる病気はほとんどなく、副流煙の匂いや部屋の汚れとなる物質でもないので、今のところの有害性に対してはクエスチョンマークがついているのが実態です。
ここで、多く出回っている電子タバコ…そのなかでも「リキッドを気化する方式」の製品に触れると、
- ほぼ全ての製品がタールレス
- ニコチンはお好みで加えられる
- 水蒸気と食品添加物でもあるグリセリンを気化するため、煙の害が限りなくゼロに近い
こういった利点が挙げられます。
筆者は「禁煙」と「心の悩み」を同時に相談したいと思い、医師を訪ねましたが、このように指示されました。
「タバコには気持ちを安定させる効果があるから、やめるくらいなら、置き換えられるものを探した方がいい」まさに、電子タバコがぴったりなのではないでしょうか。
さて、そうは言っても「初期コストが高そう」というイメージが有ると思います。
そこで、筆者が実際に、最初に試した激安電子タバコのご紹介もしたいと思います。
激安電子タバコ「FLEVO」
こちらはアマゾンで大人気の商品です。
ここから本格的にリキッド式電子タバコへと乗り換える人も多く、非常におすすめできます。
メリット・デメリット
サイズ感はタバコと同じで、カートリッジ1つでタバコ1箱分楽しめます。
電源ボタンなどはなく、口に加えて吸い込むだけで本体の先が点灯・煙がたっぷり出てきます。
意外と煙感があるので、あまり期待せずに購入すると、びっくりすること間違いなし。
スターターキット(980円)にはタバコ味・メンソール味が付属していますが、他にはビタミンベリー味というのもあります。
デメリットとしては、タバコ1本を持ち運ぶので、専用ケースなどにいれて保管しないと無くしやすいことでしょうか。
あとは、フレーバーが3種類しかないので、飽きやすいというのも1つ。
これはデメリットかどうかは怪しいのですが、連続吸いができるため、ついつい吸い過ぎてしまいがちです。
もともと吸っているタバコの銘柄にこだわりのない方には、非常におすすめできます。
女性に人気「ビタフル」
これは、上記に挙げた製品の対抗馬となります。
楽天で人気の商品。
価格帯も変わりません。
メリット・デメリット
完全使い捨て式のタバコで、味が非常に豊富なのが特徴です。
そればかりでなく、ビタミン類やコラーゲンなどがリキッドに含まれており、美容にもいいのだとか。
1本で500回分/1000円前後と非常にお得ですが、まとめ買いでもっとお安くなるのも魅力的。
見た目も可愛らしく、悪目立ちがしません。
デメリットとしては、味わいにやや喉越しが欠けることでしょうか。
もともと強めのタバコを吸っているかたは、少し不満を感じるかもしれません。
しかし何といっても安いですし、これで禁煙に成功したという報告も少なくないので、是非おためしを。
まとめ
ニコチン・タールレスで有名な電子タバコといえば「ベイプ」ですが、やはり加熱式タバコと同様に少し経済的に敷居が高いものです。
ほかの嗜好品に走るくらいであれば、喫煙習慣のほうがはるかに害が少ない…というのが学者さんの密かな見解だそうですが、タールの害などを考慮すると、気軽に無害な電子タバコ乗り換えていければ言うことなしでしょう。
電子タバコに対する色々な不安が少しでも和らげらば、幸いです。