vapeって何?意外と知らない電子タバコとvapeの関係性
電子タバコと言うと、vapeと呼ばれるものを想像することが多いでしょう。
だから、電子タバコ=vapeだと思っている方もいるでしょう。
あるいは中には、vapeというのは商品名だと思っている方もいるかもしれません。
でも、実際vapeとはなんなのか、しっかりと説明出来る方は意外と少ないのではないでしょうか?
そこでここでは、それを説明していきます。
vapeとはリキッドを吸う電子タバコのこと
vapeというのは、リキッドを吸うタイプの電子タバコのことになります。
電子タバコの多くは、リキッドを水蒸気にして、それを吸うことが多いです。
だから、vapeイコールで電子タバコの総称だと考えても、概ね間違いではありません。
ただ厳密には、すべての電子タバコが、水蒸気を吸うだけの電子タバコではないので、必ずしもすべてが全て、電子タバコをvapeと読んでいいかと言うと、そういうわけでもないのです。
電子タバコには加熱式もある
電子タバコには、加熱式の電子タバコもあります。
厳密にはこれも、加熱式タバコと呼ばれることが多いので、電子タバコと一緒にはされないことが多いですが、仕組みとしては電子タバコだと言えるので、それも電子タバコと言ってよいでしょう。
加熱式の電子タバコは、タバコの葉を加熱して、そこに水蒸気を通して吸います。
なので、一応水蒸気を吸っているわけではあるのですが、タバコの葉を通しているし、しかもそれが加熱されているわけなのですから、厳密に水蒸気を吸っているわけではありません。
だから、それはリキッドを水蒸気にして吸うようなvapeとは呼べないのです。
そういうことがあるので、すべての電子タバコをvapeと呼んでいいかと言うと、それは違うということになるのです。
vapeという商品もある
vapeと電子タバコの関係性は、上記の通りです。
なので、わかりやすく言うと、vapeというのは、「大枠」なのです。
人間で例えるならば、「人間」というのが大枠です。
人間の場合は、そこから、アメリカ人や日本人そして韓国人や、フランス人などと言うように、細かく分類されていきます。
電子タバコもそれと同じです。
vapeという大枠の中には、たとえばフレンバーと言う電子タバコだったり、様々な物があるのです。
そう考えるとわかりやすいでしょう。
でも、これを少しわかりづらくしている商品もあります。
それが、vapeという商品名の電子タバコです。
つまり、人間の中に、人間という分類の人種がいるというようなものなのです。
そういう存在があると、すごくわかりづらくなるでしょう。
でもそういう存在もあるのだと知っておけば、惑わされることもなくなるはずです。
なので、そういう存在もあるのだと、しっかりと頭に入れておくと良いでしょう。
vapeと呼ぶ際は大体の場合で総称
そんな風に、vapeという名前の商品名の電子タバコもあるわけですが、巷でvapeという言葉が出れば、かなりの確率で、その商品名ではなく、リキッドを吸うタイプの電子タバコの総称のことを言っていることが多いです。
なので、vapeと言われたら、総称のことを言っていると思って概ね間違いないでしょう。
そもそも最近では、リキッドを吸うタイプの電子タバコのことも、あまりvapeと呼ばれることはなくなってきてはいますが。
やはり加熱式の電子タバコとの勘違いも多くあるので、あまりそれが使われることも多くはなくなってきているのです。
ただ、完全になくなっているわけではないので、vapeと言われたら、水蒸気を吸うタイプの電子タバコのことを言っていると考えると良いでしょう。
なぜリキッドを吸う電子タバコをvapeと呼ぶのか
でも、何故リキッドを吸う電子タバコのことをvapeと呼ぶのでしょうか?
それが分からないと、リキッドを吸うタイプの電子タバコのことをvapeと呼ぶと言われても、いまいち理解できないという方もいるでしょう。
リキッドを吸うタイプの電子タバコのことをvapeと呼ぶのは、そのvapeという言葉の語源が理由です。
vapeという言葉の語源は、vaporizerという言葉になります。
vaporizerというのは、英語で、気化器と言う意味になります。
気化器と言うのは、言わずもがなで何かを気化させる機会になります。
そして、リキッドを水蒸気にして吸うタイプの電子タバコは、まさにそういう、何かを気化させる機会にあたります。
だから、vaporizerという言葉から、最初の方をとり、vapeと呼ばれるようになっていったのです。
つまり、vapeという言葉は、気化器という意味の言葉の省略形だと思っておけば間違いないでしょう。
そういう言葉なのですから、リキッドを吸うタイプの電子タバコの総称としてそれが使われるのも、納得できる話と言えます。
海外から来た言葉
当然その言葉は、海外からきた言葉になります。
なので、あまりその言葉になじみがないという方も、それは仕方ないと言えるでしょう。
また、先述の通り、vapeというのは、省略形の言葉になるわけです。
つまり、造語だと言えるでしょう。
だから、あまり知られていないのも無理はないのです。
そして、その言葉が生まれてから、まだあまり月日も経っていないと言えます。
そもそも電子タバコ自体が、まだ人気になってからそこまでの長い年月がたっていません。
なので、その言葉が何を指しているのか知らないのも、至極当然なのです。
ただこの機会に覚えておくと、損はしないでしょう。
加熱式の電子タバコには総称はないのか?
vapeというのは、水蒸気を吸うタイプの電子タバコの総称だと紹介してきました。
でも、水蒸気を吸うタイプの電子タバコの総称がvapeというのであれば、加熱式の電子タバコの総称は何というのか、気になる方もいるでしょう。
ですが、実際加熱式の電子タバコには、総称はありません。
なので、加熱式の電子タバコは、商品名ごとに呼ばれることが多いです。
そもそも商品自体もまだそこまで多くないので、あまりひとくくりにされることもありません。
だから、総称自体必要ないのです。
これからできてくる可能性はある
ただ、そんな加熱式の電子タバコは、今やvapeよりも人気があると言っても過言ではないでしょう。
少なくとも日本国内では、見かける方のほとんどが、加熱式の電子タバコを使用していると言えます。
なので、加熱式の電子タバコもこれから先どんどん色々な商品が出てくる可能性は高いでしょう。
そうしてどんどん色々な商品が出てくるのであれば、それに総称がつくのは時間の問題だと言えます。
だから、これから先、加熱式の電子タバコにも、vapeのような造語が作られることはあるでしょう。
もちろんそれを知らないからと言って、特別困る事もないかもしれませんが、いち早く知っておけば、なんとなくドヤ顔でその総称を使えるようにもなるでしょう。
なので、電子タバコ、特に加熱式の電子タバコ界隈の情報は、定期的に見ておくようにするのがおすすめです。
もちろん実際にお得な情報なども手に入るでしょうし。
まとめ
電子タバコを何故vapeと呼ぶのかと言う、その言葉と電子タバコの関係性については、これでしっかりと把握できたのではないでしょうか?
vapeというのは、リキッドを吸うタイプの電子タバコの総称なのだということさえしっかりと覚えておけば、問題はないでしょう。
是非この機会に、しっかりとそれだけ頭に入れておいてください。