ロボット掃除機とコードレス掃除機があれば一人暮らしの掃除は十分!
便利で大人気のロボット掃除機、一人暮らしのあなたも購入を考えていますか?
通常の紙パックやサイクロン掃除機をわざわざ買わなくても、ロボット掃除機と、その補助のためのコードレス掃除さえあれば、一人暮らしのお部屋はきれいに保つことができます。
それだけロボット掃除機は優秀なのです。
次からロボット掃除機の機能や効率的な掃除方法について、詳しくご説明します。
ロボット掃除機の機能
ロボット掃除機はボタンひとつ押すだけで、部屋中を自動で掃除してくれます。
自分で掃除機をかけるのが面倒な人におすすめの掃除機です。
ロボット掃除機人気の火付け役といえばアイロボット社のルンバです。
ご存知の方も多いでしょう。
2002年に登場してから2012年までの10年間で累計800万台が出荷されており、日本でも大人気となり、日本だけでの売り上げ台数も2016年には累計200万台となりました。
ロボット掃除機として代表的なルンバを例にとると、ロボット掃除機の仕組みは簡単で、掃除機についているブラシが回転しながら汚れを吸い込んでいきます。
独自のプログラムで吸い残しがないよう、部屋中をランダムに駆け巡ることでくまなくきれいに掃除をして、最後にドックと呼ばれる充電器へ戻って自動で充電をします。
人間の目から見るとムダに動いているように見えますが、それもプログラムのうち。
最終的には部屋中きれいに汚れが吸い取られています。
ロボット掃除機のメリット
ロボット掃除機の最大のメリットは、自動で掃除をしてくれることです。
自分が掃除をしなくて済む分、浮いた時間をほかの事に使えて合理的です。
なにより重たい掃除機を出して、コンセントを引っ張り、掃除機をかける。
そして元の場所に戻す。
この一連の作業がとてつもなくめんどくさい、という方は多いのではないでしょうか。
汚れたところはささっときれいに掃除したい、でもわざわざ掃除機を引っ張り出すのは面倒・・・そんなときのロボット掃除機です。
重労働をロボットが代わりにやってくれる、こんな楽なことはありません。
ロボット掃除機のデメリット
ロボット掃除機にもデメリットはあります。
時間がかかる
まず、時間がかかること。
人間の手で掃除機をかける時間の数倍はかかります。
ランダムに動くプログラムなので、一度通った場所を何度も何度も通ることになるからです。
留守中に動かすのが理想的です。
段差に弱い
そして、段差に弱いこと。
多くのロボット掃除機は、2cm程度の段差しか超えることができません。
当然階段はNGです。
そして毛足の長いカーペットも苦手です。
うまく進むことができなくなります。
部屋を片付けておかないと動けない
充電コードなどのコード類はきちんと片付けていないと、吸い込んでしまい、からまってエラーが出て動けなくなります。
当然、床に物が散らかっている部屋ですと、ロボット掃除機が障害物にぶつかって進めなくなり掃除ができません。
ロボット掃除機を動かすためには、ある程度片付けられた室内でないといけません。
何度か試しに動かしてみると、部屋のあそこの家具にひっかかる、あれが邪魔で次の部屋に通れない、など問題がわかるので、ロボット掃除機が動きやすいよう物を片付ける工夫をしてあげましょう。
ロボット掃除機の向き・不向き
向いている方
時間がかかる特性から、一人暮らしや共働きなどで日中家を空ける方に向いています。
朝、軽く物を片付けてからスイッチを入れて家を出て、帰ってきたら部屋はきれいになっている、これが理想的なスタイルです。
また、重たい掃除機を持って家中動くのは重労働ですので、お年を召した方にも向いています。
不向きの方
逆に、家がマンションなどのワンフロアの場合、専業主婦でずっと家にいる・小さいお子さんが家にいる場合には、ロボット掃除機を稼動させるのに向いていません。
たいていの小さいお子さんはロボット掃除機の動きを怖がるので、長時間、それなりの音量で部屋を動き回るのにお子さんが耐えられないでしょう。
専業主婦の方も、長時間自分と同じ空間でロボット掃除機が動き回っていては邪魔に思うでしょう。
それなりの音量もしますので、それなら自分でちゃちゃっと掃除機をかけたほうが早いわ、という考えの方がベテラン主婦の方には少なからずいるようです。
もちろん、戸建てで階が分かれていれば問題はありません。
一人暮らしでの効率的な掃除方法
ここで、ロボット掃除機を利用するのに向いている一人暮らしの方に重点を置いて、一人暮らしでの効率的な掃除方法をご紹介します。
それはロボット掃除機をメインの掃除機として、コードレス掃除機をサブの掃除機として使う方法です。
紙パックやサイクロン式の、いわゆる普通の掃除機は一切使いません。
掃除機の吸引力について
ロボット掃除機の吸引力は普通の掃除機に比べて引けをとらないのか?
普通の掃除機を使わないで本当にほこりや汚れが全部取れるのか?
と疑問に思うでしょう。
日本では、今まで掃除機の吸引力は吸込仕事率という数値で吸引力を評価していました。
日本の紙パック掃除機で吸込仕事率はだいたい600W前後、サイクロン掃除機でだいたい200~400W程度になります。
一方、ロボット掃除機の吸込仕事率はほとんど公表されていません。
ダイソンのロボット掃除機「ダイソン360eye」は、他のロボット掃除機の4倍の吸引力をうたっていますが、吸込仕事率は20Wです。
比較するとずいぶん吸引力が落ちるように見えますが、実際は違います。
ほこりを吸い込んできれいにする従来の掃除機と、ブラシで掻きだして吸い込み、センサーでホコリが残っていないか確認するロボット掃除機とは構造が違います。
従来の吸込仕事率ではロボット掃除機の性能を評価できないのです。
実際、ヘッドの性能も吸引力には大きく関係していて、吸込仕事率の高さが吸引力の高さに直結するわけではなく、吸込仕事率の信憑性は議論が続いています。
結論から申し上げますと、ペットを飼っている・小さいお子さんがよく遊びに来るなどの特に汚れやすい状況でない限り、一般的な一人暮らしのフローリング部屋は、ロボット掃除機だけで十分きれいにすることができます。
メインとサブで使い分けよう
ではロボット掃除機だけで大丈夫か?
というと、ロボット掃除機だけだと少し不便です。
例えば食べこぼしなどして重点的にそこだけ掃除したいときなど、いちいちロボット掃除機を動かすのはかえって面倒です。
また、ロボット掃除機の形状は丸なので、どうしても部屋の角のホコリは取りきれないこともあります。
そんな時に活躍するのがコードレス掃除機です。
コードレス掃除機も、普通の掃除機より軽くて持ち運びが楽で、いちいちコンセントコードを引っ張り出してセットする手間がなく、気軽に使えます。
食べこぼした場所や部屋の角など、気になるところだけをささっとコードレス掃除機で掃除すれば、問題は解決です。
それでも汚れの取れ方が不安になる方には、クイックルワイパーを置いておけば完璧です。
メインにロボット掃除機、サブにコードレス掃除機とクイックルワイパーを使うのが、手間がかからなくて合理的な、一人暮らしにおすすめの掃除スタイルです。
まとめ
以上、ロボット掃除機の機能や一人暮らしにおすすめな掃除スタイルについてご説明しました。
これから一人暮らしを始める方、一人暮らしで毎日の掃除が面倒な方、ぜひロボット掃除機の購入を考えてみてください。
自分のいない間に部屋がきれいになっている感動は体験してみないとわかりません!
ロボット掃除機を活用して、合理的で快適な生活を送ってくださいね。