自動で掃除してくれるロボット掃除機もメンテナスは手動で
留守の間でも、他の家事をしている時でもスイッチさえ入れれば床掃除を開始してくれるロボット掃除機は、忙しい人の救世主です。
家に帰ってみたら埃もなく床がきれいになっているのは勿論、拭き掃除までやってくれる機種もあります。
赤ちゃんがいるので掃除が中々できない、でも赤ちゃんのために床はきれいにしておきたい場合も、ロボット掃除機にお任せです。
しかし事メンテナンスに関しては、人間の手がまだ必要なのも事実です。
ロボット掃除機ってやはり便利なので
何と言っても勝手に掃除してくれるロボット掃除機です。
床の邪魔物を片付けてさえおけば、家中掃除機を引っ張って掃除する必要もなく、手間が省けることうけあいです。
忙しくて中々掃除が出来ず、このままでは汚部屋になってしまうかも、という人にもロボット掃除機はお役立ちですね。
床に置いてあるものを片付ける習慣も付きますし、その後はロボット掃除機が掃除してくれますから、面倒くさがりさんにもお役立ちです。
特に一人暮らしの人、身体に特に腰にトラブルのある人、手術などで退院したばかりの人には、必需品と言っていいかもしれません。
勿論高齢者の家にも、1台欲しいところですね。
掃除というのは身体への負担、思っているよりも大きいのです。
なので床掃除だけでもやってもらえれば、ずいぶんと負担は減ります。
ロボット掃除機、とっても便利な掃除家電です。
筆者も1台持ってます
筆者の家にも1台、ロボット掃除機があります。
腰を傷めて掃除が出来ず、埃で身体を壊しそうになった時に購入しました。
安いものですがそれでも、埃は充分に取ってくれるので、入手後の初使用で2週間我慢した家の中の埃がかなりきれいになった時には感動したものです。
と言うか、後でダストボックスを開けた時に、正直たまげてしまいました。
こんな埃の中で生活していたんだと、しみじみ悲しくなったものです。
サイクロン方式なので、直接どれだけの埃を集めたか一目瞭然です。
何というか、怖かったですね。
自動で掃除してくれるロボット掃除機だけど
自動で家の床を掃除してくれるロボット掃除機ですが、棚の上などは掃除の範囲外です。
そして加えて、自分自身の掃除もできません。
つまり、ダストボックスを空けるとか、本体についてしまった埃を綺麗にするなどは、人間の手が必要だということです。
実際これは結構盲点で、腰が痛くてかがめなかった筆者は、まずロボット掃除機を床に置くという作業をこなすのに必死になりました。
次に終わった時に、ダストボックスを取り出して中を綺麗にするために、また床からロボット掃除機を持ち上げると言う作業で、冷や汗をかきました。
ロボット掃除機自体は、重さが大して無いのですが、腰痛持ちには床から持ち上げる床に置くという作業が、きついのです。
でもせっかく綺麗にしてくれたのですから、お手入れしなくてはの一心で、持ち上げて手入れをしたものです。
自動と言っても、まだ限度があるということですね。
まずメンテナンスの前にごみ捨てを
一般的なロボット掃除機の場合、中に溜まったゴミは人間が捨てるということになります。
ダストボックスを取り出して、ゴミを捨ててフィルターを綺麗にしてという作業です。
普通のロボット掃除機の場合
ダストボックスを本体から取り外して、ごみ捨てというのが普通のやり方です。
機種によって違いはありますが、ボックス内のゴミを捨てて、フィルターの掃除もする必要があります。
このダストボックスが取り外しやすいかどうかというのは、意外と後々の課題になってきますので、選択時には注意するのがおすすめです。
ワンプッシュで開けるのか、ごみを捨てる時にゴミが散らばらないか、埃が舞わないかなどもチェックポイントです。
殆どの機種がダストボックス関係の水洗い可能ですので、清潔さは充分に保てますね。
ダストボックスのゴミまで捨ててくれるロボット掃除機も
あるメーカーのロボット掃除機の場合、充電台にダストステーションと呼ばれるものが付属しています。
ロボット掃除機は集めたゴミを、このダストステーションに自動で入れてくれます。
毎度毎度のダストボックスの掃除が面倒、という人にはおすすめですね。
とは言ってもこのダストステーション自体の掃除も、これまた人間の役目であることは、忘れてはなりません。
筆者のロボット掃除機のダストボックス周りの掃除
筆者のロボット掃除機は、大変にお値段安くベーシックな機種ですので、ダストボックス周りも便利とは言えません。
ダストボックス自体は蓋を開ければすぐに取り出せますので、そこは面倒がありません。
その後フィルターを外す時に用心しないと、せっかく集めた埃が散らばるので、そっとフィルターを外します。
上位機種ならこの辺りはもっと、手軽に外すことが出来るはです。
その後ごみを捨てるのは、ダストボックスをゴミ箱に逆さにして終了です。
フィルターは、棚の上など掃除するためのハンディ掃除機で吸い取ってしまいます。
後はフィルターと本体以外は水洗いして終わりです。
最低でも1月に1度くらいは軽くメンテしたいもの
メンテと言っても大げさなことではなく、ロボット掃除機自体を綺麗にしておこう、位の気持ちで行いたいですね。
最初はダストボックスから
ダストボックスの掃除は、毎回できればいいのですが絶対にする必要がある、というわけでもありません。
殆どの機種には、ゴミ捨てランプが付いていますので、それを見たら掃除して下さい。
水洗いできるダストボックスが多いのですが、機種によってはそれが不可能なこともありますので、取扱説明書をよく読んでおいてくださいね。
フィルター掃除なども、筆者は別の掃除機を使用していますが、専用のブラシなどが付属していたらそちらを使うのがおすすめです。
この辺りの掃除は吸引力にも関わってきますし、排気の問題にもなってきます。
家の状態などにもよりますが、ダストボックスのごみ捨てはランプが付いたらを目安に、フィルター掃除は最低でも月1回はしたいものです。
正直な話、ゴミ捨ての時についでにフィルターを掃除してしまうのが面倒がないですし、使い終わったらごみ捨てをするのを習慣づけると、逆に後の面倒がありません。
回転ブラシがついている機種の場合
本体に回転ブラシがついていたら、これも時々は綺麗にしておきたいですね。
特に髪の毛とかペットの毛が絡みついていることもありますので、掃除後に状態をチェックしておきましょう。
そういったゴミは取れにくいので、回転ブラシ自体を外して掃除するのがおすすめです。
ピンセットなど使うと、きれいに取ることが出来ます。
その後可能なら水洗いしておくと一層その後の使い勝手が良くなります。
本体部分特にセンサー周辺はしっかりと
本体部分は水洗いなどは出来ないので、柔らかい布や少しだけ濡らした布で拭いておきましょう。
特にセンサーの付いている部分周辺は、綺麗にしておきたいですね。
ここに汚れがつくと、センサーの精度が落ちてしまいます。
しかしいくら汚れているからと言って、ゴシゴシこすってはいけません。
掃除のたびに吹いておくと、汚れもこびりつかずに済みますのでおすすめです。
水拭きもしくは水洗いしたら
当たり前のことかもしれませんが、水拭きや水洗いをした後は、水気が完全に飛んでいるかを確認して下さい。
水気が残っていると故障の原因にもなります。
しっかりと乾かしてから本体に戻す、本体もしっかりと乾いてから使用することも、忘れないで下さい。
まとめ
ロボット掃除機は残念ながら、自分の掃除はしてくれません。
なので人間がお手入れする必要があります。
しかしこのお手入れ、お手入れと言うほどの面倒なことではありません。
ロボット掃除機に掃除してもらって空いた時間の一部で、簡単に出来ることばかりです。
これさえしておけば、ロボット掃除機の寿命も伸びますし、働きも良くなります。
こまめにお手入れ、していきましょう。