お掃除家電のマストアイテムになりつつあるロボット掃除機について
部屋の床面を自動で掃除してくれる非常に便利ロボット掃除機の需要は年々高まり、それに伴ってロボット掃除機の性能も様々な進化を遂げています。
そんなロボット掃除機の購入を検討している方の参考にして頂きたいと思い、この記事ではロボット掃除機の種類や搭載されている機能に関する情報をお伝えしていきたいと思います。
ロボット掃除機の種類
ロボット掃除機が発売されて以降、飛躍的に性能の向上し、用途の幅も多方面に広がってきています。
そこで、ここではロボット掃除機をタイプ別に紹介していきたいと思います。
吸引タイプ
吸引タイプのロボット掃除機は、ゴミを吸い込んで本体内にあるダストボックスに溜めておくタイプとなっています。
このタイプは、掃除機がけを全面的に任せたい場合に頼れるロボット掃除機となっていて、畳やカーペットの床面にも最適な製品も多数販売されています。
拭きタイプ
拭きタイプのロボット掃除機は、本体の指定された位置にクロスを装着し、汚れを拭って綺麗にするタイプとなっています。
このタイプは、床面の場合は基本的にはフローリングでの使用に限られていて、製品によっては窓拭きのできるロボット掃除機も発売されています。
ロボット掃除機のトレンド
ロボット掃除機が日本で販売されてから10年以上が経ちますが、毎年のように大きな進化を遂げています。
そんな中で、今現在のロボット掃除機に求められる機能や性能をお伝えしていきます。
自動調節機能
ロボット掃除機には様々なセンサーが搭載されていますが、その性能はどんどん進化しています。
その中でも、床面に応じて吸引力を調節したり、ブラシの回転数を調節したりしながら掃除をする製品が開発されています。
Wi-Fi対応
最近では、Wi-Fi対応の家電商品が増えてきていますが、ロボット掃除機にもWi-Fi対応の機種が増えてきていますし、むしろマストアイテムと言っても過言ではない機能となっています。
拭き掃除ロボット
ロボット掃除機というカテゴリーでは、ゴミを吸い込むだけではなく、乾拭きや水拭きに加え、モップがけができるロボット掃除機が人気となっています。
ロボット掃除機を選ぶ際のポイント
ロボット掃除機の需要が増えてる傾向にあり、それと同時に様々な機能も次々に開発されてきています。
この機能の違いによってロボット掃除機の性能や価格が異なってきますので、自身が求める性能を事前に把握しておくことがロボット掃除機を選ぶ際はとても重要になってきます。
そこで、ここではロボット掃除機に搭載されている機能や性能についてお伝えしていきます。
ナビゲーション機能
ロボット掃除機で部屋を隅々まで掃除する上で、本体に搭載されているナビゲーション機能が重要な働きをします。
このナビゲーション機能は大きく分けて2種類となっていて、それぞれで性能の違いや価格の違いに直結してきます。
一つ目のナビゲーション機能は、搭載されたプログラムに従ってランダムに移動しながら掃除をするランダムナビゲーションです。
このナビゲーション機能は、同じ場所を何度も行き来するので移動距離が長くなってしまうので、広範囲の掃除は苦手となっています。
もう一つ目のナビゲーション機能は、本体に搭載されたカメラやセンサーによって部屋の形状を把握し、効率が良い動きで掃除をするシステムナビゲーションというナビゲーションシステムです。
このナビゲーション機能は、効率的な動きで掃除を短時間で終えるというおすすめできるポイントはあるのですが、ゴミの取り残しが発生してしまう可能性がありますので、その悩みを解消するためには掃除機の吸引力を高めに設定する傾向があります。
ブラシ
ロボット掃除機は、メーカーやグレードによって搭載されているゴミの掻き出し機能が異なっており、安値のロボット掃除機にはブラシが搭載されていない吸引のみを行う製品もあります。
このブラシの搭載は、掃除の効率が大幅に変化する重要なアイテムだと思いますので、掃除の効率を考えて購入するならブラシが搭載されているかを確認し、搭載されているブラシがどのような成果を生み出すのかを確認した方が良いと思います。
サイズ
ロボット掃除機の購入を検討しているなら、まずは本体の直径と高さの確認が必然です。
また、ご家庭にあるソファーなどのロボット掃除機が掃除可能な高さの家具の隙間も事前に把握した上で、ロボット掃除機の直径と高さがご家庭にマッチしているかを確認してください。
Wi-Fi連携機能
Wi-Fi連携機能があるロボット掃除機は、お手持ちのスマートフォンとロボット掃除機をWi-Fi接続し、電源のオン・オフや予約操作が可能になります。
学習機能
ロボット掃除機に搭載されている赤外線センサーとご家庭で使っている家電などのリモコン信号を登録し、ロボット掃除機を中継役にしてお手持ちのスマートフォンからWi-Fi経由で登録済みの家電を操作することが可能になる場合があります。
これを利用することで、帰宅途中にエアコンを操作し、帰宅時に部屋が快適な状態にしておくことが可能になります。
段差乗り越え機能
段差乗り越え機能は、カーペットなどのちょっとした段差を乗り越える機能となっていて、上位モデルのロボット掃除機なら1.5cm～2cm程度の段差を越えることができる製品もあります。
この能力が1cmより低い値の製品や、性能を公表していない製品は段差をほぼ乗り越えないと認識した方が良いと思います。
衝突防止機能
ロボット掃除機は、作動中に椅子や棚などの家具や壁などに衝突してしまう可能性がどうしてもあります。
そこで重要な機能が衝突防止機能となっていて、家具や壁などの障害物の衝突を回避したり、衝突した時の衝撃を緩和させたりする機能が備わった製品があります。
この衝突防止機能は、国内産のロボット掃除機は優れた性能が備わっているのですが、その分掃除に時間が掛かってしまう傾向があります。
バーチャルウォール
バーチャルウォールとは、壊れやすい物などや荒らされたくない場所など、ロボット掃除機に侵入してほしくないエリアを設定できる機能です。
このバーチャルウォールを設置したエリアをロボット掃除機が認識し、そのエリアを避けながら掃除をしてくれます。
予約機能
ロボット掃除機に外出中の掃除を任せる場合、予約機能を使ってロボット掃除機を動かすことができます。
この予約機能は、1週間分のスケジュールを登録することができる製品もありますので、機種によってはロボット掃除機を稼働させる時間や曜日を予め登録し、計画的な掃除ライフを送ることができます。
動作音
吸引タイプのロボット掃除機は、機種によっては動作音が大きくなってしまう場合があります。
この動作音は、大きいものだとセミの鳴き声と同等の動作音を響かせる製品もありますので、後々の悩みにならないためにも販売店などで動作音を確認した方が良いと思います。
バッテリー
ロボット掃除機には充電池が搭載されており、リチウンイオン電池、ニッケル水素電池、ニッケルカドリウム電池などが採用されています。
また、メーカーや製品によって異なりますがバッテリーの寿命は1年～3年程度となっていて、バッテリー交換の費用は安いわけでもありませんで、ロボット掃除機を購入する際は必ずチェックしておきたいポイントの一つと言えます。
まとめ
ロボット掃除機に搭載されている機能を中心にお伝えしてきましたが、1年後には今では考えられない機能が搭載されたロボット掃除機が発売される可能性は大いにありますので、ロボット掃除機を購入するタイミングや買い替える時期には注意が必要です。
しかし、現存している製品でも十分な性能が備わっているロボット掃除機はたくさんありますので、今回の記事でお伝えした情報を参考の一つにして頂きたいと思います。