掃除をしないロボット掃除機MOCOROの魅力とは?

CCP 「自動でコロコロお掃除ラクラク! 」 ミニロボット掃除機 【マイクロファイバーモップボール MOCORO】 フラミンゴピンク CZ-562-FP

ロボット掃除機というと、有能さがアピールポイントになりますが、異色のロボット掃除機があります。

MOCOROというロボット掃除機は巨大なまりものような見た目で転がることで綿埃を本体に付着させます。

しかし、実際には掃除機能はあまりありません。

それにもかかわらず人気商品というユニークな立場です。

MOCOROの魅力とはなんでしょうか?



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ロボット掃除機MOCOROとは

ロボット掃除機といって多くの人が思い浮かべる姿は円盤状で、床の上を滑るように動くものではないでしょうか?

しかし、MOCOROはそのようなロボット掃除機とは見た目がかなり違います。

丸い毛玉の形をしています。

例えて言うならば巨大なまりも、巨大なまっくろくろすけと言った感じです。

ルンバなどの従来のロボット掃除機が床の上を滑ってブラシでゴミを掻き込むようにして掃除をするのに対して、MOCOROは床の上をころころと転がって、長い毛で綿埃などを付着して掃除をするという仕組みをとっています。



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MOCOROの動きは不規則

MOCOROはスイッチを入れると不規則に転がって周囲のゴミをその長い毛足に付着して掃除をします。

動き方は完全にランダムです。

通常のロボット掃除機はたとえ動きが不規則だったり、ランダムであったりするように見えても、ちゃんと計算しつくされていて、ロボット掃除機が移動できる範囲であれば、完璧に掃除をすることを目指します。

掃除のしのこしが無いように設計されています。

そして、掃除が終わった後は充電器の場所まで戻ってきて自分で充電をします。

しかし、MOCOROはそうではありません。

ランダムに転がるので、隈なく掃除をするというようなことは目指されていません。

なんとなく周囲のゴミを本体に付着させるというかんじです。

1回スイッチを入れると15分間稼働しますが、その稼働時間中無駄なく動くというわけでもありません。

同じ場所を何度も転がることになるかもしれません。

MOCOROの掃除能力

MOCOROの掃除能力はどれくらいでしょうか?

通常のロボット掃除機にも水分や大きすぎるゴミ、粉塵ゴミなど苦手とするものはあります。

しかし、普通の掃除機が吸い取れるゴミはほとんど綺麗にすることが可能です。

一方でMOCOROはロボット掃除機を名乗っておきながらそれほどゴミ集めは得意ではありません。

マイクロファイバーの毛足にゴミを絡ませて綺麗にするタイプなので、集められるゴミの種類は限られています。

得意とするのは綿埃です。

ソファの下やベッドの下などでは活躍をしてくれるかもしれません。

しかし、綿埃限定で、髪の毛やペットの髪の毛などはあまり集めません。

ゴミを集めた後はブラシをかけて表面を綺麗にするほか、汚れが酷ければ水洗いをする必要があります。

MOCOROの電力

普通の掃除ロボットはバッテリー式です。

掃除を終えるたびに充電器で充電をするというものが多いです。

しかし、MOCOROは電池で動きます。

アルカリ単3形乾電池3本で動きます。

トータルで40分から60分ほど動きます。

頻繁にMOCOROを稼働させたいのならば、乾電池ではなく、充電池を利用するのが経済的でおすすめです。

MOCOROに掃除は期待しない

MOCOROにあまり掃除能力は期待できないという結論が正直なところです。

動きにムラがあり、掃除できるゴミの種類も限られているので掃除機の代わりはもちろん、モップの代わりもあまり期待できません。

しかし、MOCOROはとても人気商品で発売当初は売り切れたり、品薄状態になったりしました。

掃除ロボットでありながら、掃除以外の需要がとても大きいというユニークさがある商品なのです。

MOCOROはかわいい

MOCOROの魅力は掃除能力ではなく、かわいいというところにあります。

MOCOROは部屋を綺麗にしたいという人よりも、部屋にうるおいが欲しいという人にむしろおすすめの商品と言えるでしょう。

見た目が可愛い

まず、MOCOROは見た目がかわいいです。

ピンク、グリーン、オレンジ、ブラウン、イエローという5色のカラーバリエーションがあります。

フワフワでてノリサイズの見た目はとても可愛らしいです。

動きが可愛い

ほかのロボット掃除機と違って、効率や無駄なくなどという要素は無視した、とにかくランダムな動きをします。

あたかも生きているかのようで、可愛らしいです。

音がかわいい

通常のロボット掃除機は静穏であることもアピールポイントの1つですが、MOCOROはむしろ、ワザと音を出しています。

ミュイーン、ピコッ、キュイーンなどいかにも掃除を頑張っていますという感じの音ですが、実際にはほとんど掃除機として役に立っていないと矛盾もご愛敬です。

うるさければ音はオフにすることも可能です。

ペットのおもちゃとして

ペッドの毛の掃除のためにMOCOROを購入したけれど、ロボット掃除機としてはほとんど役に立たなかった、でも、ペットの遊び相手としては抜群という人が結構います。

手頃な大きさでランダムな動きをして転がりまわり、音まで鳴るというMOCOROは犬や猫の遊び相手として最適である場合があります。

とはいえ、相性というものはあり、まったくMOCOROに見向きもしなかったり、怖がっったりしてしまうようなペットもいます。

乳幼児のおもちゃとして

MOCOROで遊ぶのは犬猫だけではありません。

乳幼児に玩具として活躍している場合もあります。

とくに、ハイハイを始めたばかりの赤ちゃんにとっては良い遊び相手になってくれることが多いです。

とはいえ、あくまで掃除機用品で、床を転がってホコリを付着させることを目的として作られているので、口に入れないように注意する必要があります。

むしろ、ペットロボットとして

ペットが子どものおもちゃとしてではなく、大人がペットロボットとして可愛がる場合もあります。

可愛らしい見た目と役に立ちそうで立たないところがペットロボットとしてとても愛嬌があります。

マイクロファイバーについたホコリをブラシで落とすというお手入れもなんだかペットの毛づくろいをしているような気分に浸れます。

色違いでいくつか購入し、部屋で放し飼いにすることを夢見ている人もいます。

ちょっとしたプレゼントとして

個性的なプレゼントとしてMOCOROをプレゼント用に購入する人もいます。

あまり役立つとはいいがたいロボット掃除機なので、買ってまで欲しいという人はそれほどいなくても、貰えるのならばうれしいし、使ってみたいし、可愛がってみたいという人は多いです。

若い女性の引っ越し祝いや誕生日プレゼントなどに最適です。

テレビや雑誌などのメディアでも時折紹介されているので、興味を持っている人は多いですし、センスが良いと思って貰えるかもしれません。

値段も2000円台からあるので、それほど相手に気を使わせるような値段でもありません。

MOCOROは掃除能力を求めてはいけないロボット掃除機

MOCOROを使いこなす上で1番注意をしなければならないのは掃除能力を求めてはいけないことです。

掃除能力以外のところにMOCOROの魅力があります。

掃除能力を求めて購入すると後悔することになります。

MOCOROとそれほど変わらない価格で、しっかりとモップ機能のあるロボット掃除機もあるので、本当に掃除して欲しかったらそちらの購入をおすすめします。

まとめ

いままで、掃除機にかわいさを求める人は少なかったですが、MOCOROというロボット掃除機は掃除機能ではなく、かわいさやおもしろさが強調されたユニークな商品です。

掃除をするためではなく、ペットや子どものおもちゃ、ペロボットペットとしての需要がとても高いです。

ちょっとしたプレゼントにもおすすめのロボット掃除機です。