キッズ用バックパックのよくない選び方は?失敗してしまうときの5つの原因
バックパックは、大人だけでなく、子供も使うものであり、遠足や通学なで重宝されることが多いアイテムです。
しかし、適当に選んだバックパックでは、便利に使うことができません。
キッズ用のバックパックを選ぶときは、NGとなるポイントをしっかり把握しておくようにしましょう。
よくない選び方を避ければ、失敗を防ぐことができます。
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サイズを合わせていない
キッズ用のバックパックを選ぶのであれば、「子供の体に合っているか」ということは、絶対に外せないポイントになります。
見た目や値段の安さだけで決めてしまうと、あとから後悔することになってしまいます。
そうした適当な選び方で、大きすぎるものを購入してしまった場合、子供はストレスを感じることになるのです。
自分の体に合わないような大きくて重いバックパックだと、背負って歩くのはかなり大変です。
そうなると、通学や遠足での疲労が無駄に大きくなり、背負うことを嫌がるようになってしまいます。
まだ壊れていないものを早々に買い替えるという失敗は、そのような合わないバックパックを使ったときによく起こるので、サイズは慎重に選ばなければなりません。
大きいものを子供が背負っている姿は、なんだか可愛らしく見えることもありますが、快適に使えないものを背負わせるのはよくないので、サイズとフィット感を必ずチェックするようにしましょう。
体にフィットするちょうどよい大きさなら、背負っていても違和感はないので、子供も喜んで使うようになります。
余裕をもたせる
大きすぎないバックパックを選ぶことは大切ですが、だからといって、あまり余裕がないものを選ぶのもよくありません。
例えば、必要な荷物がギリギリ入るくらいの容量だった場合、帰りに使い終わった荷物を詰めるとき、うまく入らなくなることがあるのです。
同じ荷物を詰めるのであれば、普通に考えれば特に問題はないように思えますが、使うのは子供であるということを忘れてはいけません。
子供が自分で荷物を入れるときは、うまく整理できないことも多いため、持って行くときはきちんと入っていたものでも、帰りに入らなくなることは十分に考えられます。
タオルなどを畳んで入れるとき、あまりコンパクトにできなかったことで、すんなり収納できなくなるという失敗は、よくあるものです。
これを防ぐためには、大きすぎないことを優先しつつも、少し余裕のある容量を選ぶようにしましょう。
それなら、子供でもスムーズに荷物を詰めることができるのです。
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ショルダーストラップをチェックしていない
バックパックを背負うとき、肩のショルダーストラップはとても重要なポイントになるので、チェックを怠ってはいけません。
ちょうどよい大きさのバックパックを選んだとしても、ショルダーストラップの形状によっては、子供の体に負担をかける可能性があります。
注意しておきたいのは、細くなっているものです。
バックパックは、ショルダーストラップを肩にかけて重さを支えるため、あまり細いものだと、食い込んでしまうことがあるのです。
子供の荷物なので、大人からすればたいした量ではないように見えたりしますが、背負っている時間が長いようなら、そうした食い込みのデメリットも考慮すべきです。
最初は普通に背負っていたとしても、時間が経つにつれて食い込みがひどくなることも考えられます。
体への負担を軽減するなら、細すぎるものは避けて選ぶようにしましょう。
幅に注目
子供の体に負担をかけないバックパックを選ぶなら、幅のあるショルダーストラップがおすすめです。
ある程度の幅があれば、そう簡単に食い込んだりはしません。
それなら、長く背負うことになっても、痛みを感じる心配はないのです。
また、重い荷物を支えるためにも役立ちます。
幅の広いショルダーストラップなら、多少重い荷物を背負ったとしても、その重さをしっかりと受け止めてくれるのです。
バックパックを背負って快適に行動できるように、ショルダーストラップは必ずチェックしておいてください。
チェストストラップの有無を確認していない
子供が使いやすいバックパックを選ぶのであれば、チェストストラップの見落としはNGです。
胸の位置にあるチェストストラップは、ショルダーストラップをつなぐようにして固定します。
それにより、バックパックの安定性を高めることができるのです。
子供は肩が小さいので、いつの間にかショルダーストラップがずり落ちてしまい、なかなか安定しないことも多くなります。
そんなときにチェストストラップがあると、バックパックをしっかりと固定してくれるのです。
肩と胸の2点で重さを支えることになるので、走ったときでも、大きくずれるようなことはありません。
そのため、チェストストラップの有無は必ず確認するようにしてください。
クッション性を軽視している
子供が使うためのバックパックを選ぶなら、背中のクッション性は外せないポイントになります。
ちょうどよいサイズで安定性があるものは、子供が背負うには最適なように見えるため、「背中が少し薄くても大丈夫だろう」と考えてしまうこともありますが、それはよくない決め方です。
背中のクッション性は、子供に余計なストレスを与える原因になります。
例えば、遠足のためにお弁当箱や水筒を入れたとき、クッション性がないバックパックだと、背中が痛くなってしまうのです。
ゴツゴツとした感触が背中に当たり、だんだん嫌になってきます。
そうなるとバックパックを避けるようになるので、背中にある程度の厚みがあり、クッション性が高くなったものを選ぶようにしましょう。
出し入れのことを考えていない
子供用のバックパックを選ぶときは、背負っているときのことだけでなく、荷物を出し入れするときのこともきちんと考えておく必要があります。
どんなに背負いやすいバックパックでも、出したり入れたりするときにストレスを感じるようなものは、避けるようにしましょう。
例えば、何かを取り出したいと思っても、開け口が狭くて中が見づらいようなものだと、スムーズに取り出すことができません。
ひと目で何がどこにあるかわからないので、かなり手間取ってしまうのです。
大きく開くものを
出し入れのしやすさをチェックするときは、開け口が広くなっていることに注目してください。
開け口が大きくなっているものは、苦労して中をのぞき込んだりしなくても、すぐに必要なものを見分けることができます。
それを取り出すときも、途中で引っかかるようなことはありません。
このポイントは、外側についているポケットにも共通するものです。
ポケットが狭い場合も、出し入れで困ることは多くなります。
外側についたポケットには、すぐに取り出したいものを入れることが多いので、狭くて出し入れが難しいことは、無視できないデメリットになるのです。
なるべく大きめのポケットがついたものを探して、必要なものを取り出すとき、嫌な思いをしないようにしてあげましょう。
それなら、バックパックを嫌がったりせず、しっかり使ってくれるようになります。
まとめ
バックパックが体に合わなかったり、使いづらかったりすると、大人でもイライラしてしまうものです。
子供が使うものを購入するなら、なるべくデメリットが少ないものを選ぶようにしましょう。
そのためには、ここで紹介したNGポイントをしっかりチェックしてください。
よくない選び方を避けて、優先すべき点を確実に押さえておけば、本当に便利なバックパックを見つけ出すことができます。