キャリーバッグは2輪と4輪どっちがいいの?自分に合ったキャスターを選ぶ方法

キャリーバッグ

スーツケース (機内持込サイズ(1~3泊/33(拡張時40)L), ブラック/マゼンタ)

デザインや耐久性なども大切ですが、キャリーバッグを選ぶ際はぜひキャスターにも注目してください。

ひとえにキャスターといっても2輪や4輪・ダブルキャスターなど種類も様々で、場所や用途によっては使いやすい物とそうでない物があります。

愛用しているキャリーバッグが運び辛いという人や、新調・レンタルを考えているなら自分に合ったタイプを知っておくと便利ですよ。



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壊れにくいキャスターを選ぼう!

キャスターはキャリーバッグの中でも故障が起きやすいパーツだと言われています。

地面に直接触れるため走行距離が増えれば擦り減ることもありますし、足場の悪い道を通れば衝撃を受けます、本体や中身の重さを支える部分でもあるので使用回数が多ければ自然に劣化が起きてしまうのです。

本体のデザインや機能面・重さなどが注目されがちですが、耐久性の高いキャスターが使われていることもキャリーバッグを選ぶ際に大切なポイントとなります。

自宅や使用後にキャスターが壊れた場合はまだましですが、旅行や出張の最中にそうなると悲惨なことになりますよ。



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購入前にチェック!壊れにくいキャスターの条件3つ

高いキャリーバッグの方がキャスターも丈夫

一流メーカーのキャリーバッグの方が安価品と比べてキャスターが壊れにくくなっています。

単純な話、メーカー品はお金や手間を掛けて製品開発を行っているため、設計がしっかりしており頑丈で良い部品を使っているということです。

耐久テストも実施しているので品質も保証されていますし、そう簡単に壊れることはありません。

全ての安価品が壊れやすいわけではありませんがキャスターはただでさえもろい部分ですから、故障や劣化を避けたいのであればメーカー品を選んだ方が無難と言えるでしょう。

車輪が大きい方が壊れにくい

大きいサイズのキャスターの方が小さいサイズの物より壊れにくくなっています。

キャスターの故障の原因としてよく上がっているのが、車輪の回転で起こる摩擦熱でベース部分のプラスティックが溶けてしまうこと。

つまり、キャスターの回転数が少ない方が故障のリスクを減らせるという理屈なので、同じ距離を走らせても大きいサイズの方が小さい物より長持ちすると考えられます。

しかし、小さいキャスターには小さいなりのメリットもありますので、ひとえに大きい方が優れているということではありません。

あくまで耐久面だけの評価と捉えてください。

キャスターの傾け許容角度もチェック

キャスターの傾け許容角度の確認も忘れずに行いましょう。

キャリーバッグは本体を傾けた状態でも、一定の角度までならキャスターが垂直を維持できるようになっています。

この垂直を保てる数値の目安が傾け許容角度です。

大抵のキャリーバッグは45度程度までなら傾けても問題ありませんが、これを超えてしまうとキャスターが不安定な状態になるためキャリーバッグをスムーズに運ぶことができなくなります。

また、そんな状態で使い続けると故障の原因にもなるので注意しましょう。

舗装していない道や段差・斜面などを通るとそれに合わせてキャリーバッグも傾きますから、許容角度が広いキャスターが付いている製品を選んだ方が安心できます。

2輪と4輪キャスターの違いってなに?

2輪キャスターの特徴

2輪は小型のキャリーバッグに多いタイプで、本体の背面側にキャスターをはめ込む形で取り付けてあります。

キャスターが大型なので足場の悪い道や段差の移動が得意です。

また、前面部分に足が付いているため坂道などの斜面や電車内などの不安定な場所にキャリーバッグを置いても勝手に転がっていきません。

しかし、キャスターの動きに制限があるので方向転換が苦手で小回りがききませんし、ハンドルを握り本体を傾けた状態で引っ張る方法でしか荷物を運べないという特徴もあります。

4輪キャスターの特徴

本体の底面から足が突き出たような形でキャスターが取り付けられています。

キャスターは360度、自由に動かすことができるため方向転換が得意です。

舗装された道や建物内の移動に適しており、小回りがきくことから狭い道や人込みでの移動もスムーズに行えます。

タイヤが小さいため段差や足場の悪い道の移動は苦手ですが、力を入れずに運べるので女性やお年寄りにも使いやすい仕様です。

キャスターは4輪ありますが、本体を倒して2輪タイプのように引っ張って使うこともできます。

見た目にこだわる人はダブルキャスター!

ダブルキャスターは機能や耐久面より見た目重視のキャスターと考えるのが正解です。

1つのベースにタイヤが2重に付いていて型で言えば4輪タイプになりますが、2輪と4輪キャスターのような明確な違いやメリット・デメリットがないのが特徴と言えます。

タイヤの数が増えているため通常の4輪タイプと比べて段差や足場の悪い道の移動がスムーズに行えますが、現状としては見栄えが良いところが一番のメリットです。

他人と違うキャリーバッグを持ちたいというこだわり派の人にはピッタリかもしれません。

音が気になる人は静音キャスターを選ぼう

静音タイプなら音が響かない

キャリーバッグを運ぶ際にキャスターから聞こえるガラガラ音が気になるという人は静音キャスターがおすすめです!

静音キャスターは通常のキャスターと比べて音が響かないので集合住宅に住んでいても安心ですし、深夜や早朝でも気を使わずにキャリーバッグを運ぶことができます。

メーカーによって製品特徴は違いますが、安価な物だと樹脂より音の響かないゴム素材が使われているようです。

高い物だとキャスター内部に潤滑油を入れていたり、ホイールを2重構造にしたり、ベース部分に衝撃吸収材を取り付けるなどの工夫をすることで振動を軽減させ静音を実現しているとのこと。

また、静音構造にすることで耐久性も上がっています。

通常のキャスターは基本的に音が響くので、気になる人は必ず静音と宣伝しているキャリーバッグを選ぶようにしましょう。

交換用の静音キャスターもある

静音キャスターは交換用のパーツとして別売りされています。

値段は安い物だとキャスターが4つ+必要パーツがセットになっていて千円代なので、新しいキャリーバッグを購入するよりははるかにお得です。

専門店にキャスターの交換を頼むこともできますが安くて1つ3千円、メーカー品になると7千円以上掛かることもあります。

交換用のキャスターはホームセンターや通販などで購入可能。

商品ごとに車輪やネジのサイズなどの違いがあるため事前に寸法を済ましておきましょう。

※交換パーツがあるのは4輪タイプのみ。

静音キャスターは付属のキャスターが破損した際に補修用として使用することもできます。

ただし、キャスターの交換にはドライバーや場合によってはノコギリなどの工具が必要ですし、不器用な人には難しいかもしれません。

しかし、他の方法より時間やお金は掛からないので思い切って交換テクニックを身に付けておいてもいいかもしれません。

身近にDIYが得意な人がいればお願いしてもいいでしょう。

まとめ

2輪・4輪・ダブルタイプなどキャスターにも色々ありますが、それぞれにメリットやデメリットがあるので自分の用途に合わせて使いやすい物を選んでください。

また、すぐに壊れない頑丈なキャスターを選ぶことも大切です。

安価品には飛びつかないこと!

用途が決まっていない人は車輪が大きい物や、傾け許容角度が広いキャスターを選んだらいいでしょう。

音が気になるなら静音と宣伝しているキャリーバッグがおすすめですよ。







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