キャリーバッグを雨の日に使いたい！防水スプレーをすれば大丈夫？
キャリーバッグを使用する日は、必ずしも晴れているとは限りません。
時には雨の日に使用しないとならないこともあるでしょう。
しかし、雨の日にキャリーバッグを使用するとなると、中身が濡れてしまわないかどうか心配です。
そこで頼りになるのが、防水スプレーです。
でも、キャリーバッグを雨の日に使う際、防水スプレーをすればそれだけで大丈夫なのでしょうか？
雨の日には防水スプレーだけでは不安
まず結論から言うと、雨の日にキャリーバッグを使うのであれば、やはり防水スプレーだけでは不安だといえるでしょう。
防水スプレーは、確かに水をはじいてくれるようにしてくれるものです。
でも、やはり効果のほどは完ぺきではありません。
なので、完ぺきに水をはじききることはできないといえるでしょう。
雨は次から次にバッグを濡らす
雨は、とめどなく降るものです。
もう少しでやむような雨や、そもそもあまり降っていないという状態であれば話は別ですが、防水スプレーを使わざると得ないような状況の時には、まず間違いなく雨は強く降っているのでしょう。
ということは、休むことなくキャリーバッグに雨が当たることになります。
防水スプレーは、少量の水ははじくことができます。
でも、そうして次々に水を当てられると、やはりその効果にも期待できなくなるでしょう。
なので、防水スプレーだけで安心して雨の日にキャリーバッグを使うのは、おすすめしません。
持続時間も長くはない
さらに言えば、キャリーバッグに使うような防水スプレーは、決して持続時間も長くはないと言えます。
もちろんすごく短いわけではないですが、雨が止むまでしっかりと防水状態をキープできるほどではないことが多いです。
もし効果が切れたら、その都度またつければよいのではないか？
と思う方もいるかもしれません。
それは確かにその通りだといえるでしょう。
効果が切れたらその都度つけるようにしていけば、それだけである程度防水力も上がります。
でも、必ずしもそうできるとは限りません。
家の中であれば、いくらでもキャリーバッグに防水スプレーをつければよいでしょう。
しかし、家の外でそうそうキャリーバッグに防水スプレーをつけることができるような場所なんてあるでしょうか？
それは、まずないといえるでしょう。
屋外でそのままつけていたら、やはり道行く人にまでスプレーがかかってしまう可能性もありますし、何よりキャリーバッグ以外の壁や地面にも防水スプレーがついてしまい、迷惑になる可能性が出てきます。
一度外に出てしまうと、意外とキャリーバッグに防水スプレーをつけることはできないのです。
だから、キャリーバッグにつける防水スプレーの持続時間はあまり長くないといえます。
そして、持続時間があまり長くないので、雨の日に防水スプレーだけでキャリーバッグを使うのはいささか不安だということになるのです。
防水スプレーにはもう一つ弱点が
防水スプレーには、防水時間が持続しないということや、大量の水気には勝てないということのほかに、もう一つ弱点があります。
それが、飛行機に乗せることができないという点です。
飛行機に乗せることができないということは、預入荷物にするしかないということになりますが、キャリーバッグ全体を預入にすることには不安がある方も多いでしょう。
なので、海外にはもっていけないということになります。
もちろんそれは海外だけではなく、日本国内でも飛行機によって旅行する場合は同じです。
もっとも日本国内での旅行ではそうそう預入の荷物が無くなるなんていうことはないでしょうから、別にキャリーバッグ全体を預入にすること自体にそこまで抵抗がないという方もたくさんいるでしょうが。
ただやはり海外の場合は、無くなる可能性もまずまず高いので、その防水スプレー自体を持っていけないでしょう。
ということはつまり、最初につけた防水スプレーの防水力で戦うしかなくなります。
先述のとおり、防水スプレーはあまり防水力の持続時間が長くないので、飛行機で移動する際には、ますます防水スプレーだけでは不安だといえるでしょう。
防水スプレーだけでダメならどうすればよいのか？
では、防水スプレーだけでダメなのであれば、どうすればよいのでしょうか？
防水スプレーだけではダメだというのであれば、雨の日にはキャリーバッグは外では使わない方が良いのでしょうか？
それは確かにそうでしょう。
もし本当に水気に弱いものを入れて移動したいのであれば、できれば雨の日にはキャリーバッグにそれを入れない方が良いです。
でも、そうも言っていられないこともあるものです。
なのでそういう時には、防水スプレーを使うということ意外にも対策が必要になるでしょう。
防水カバーを併用して対抗すればよい
防水スプレーを使うこと意外の対策と言えば、たとえば防水のカバーのようなものがあります。
カッパのようなカバーをかけてキャリーバッグを使うのです。
そういうカッパのようなカバーがあれば、キャリーバッグに水が届く確率がかなり減ります。
それによって覆われているところには水が入らないわけになりますから。
もちろんそれも、持ち手のところから水が入ったり、あるいは使用しているうちに軽く穴があいてしまったりして水が入るようになったりするので、完ぺきとは言い切れません。
でも、それと防水スプレーを併用したらどうでしょうか？
カッパの中で防水スプレーをつけるようにすれば、ある程度まわりへの迷惑を抑えることができるので、外で防水スプレーを使うこともできるようになるでしょう。
外で防水スプレーをつかうことができるようになれば、防水スプレーの持続時間を高めることができるようになります。
そうすれば、防水カバーの中に水が入ってきてしまったとしても、今度は防水スプレーによって水を防ぐことができるようになります。
そうして、キャリーバッグを水気から守ることができるようになるのです。
なので、防水カバーと防水スプレーを併用するという方法は、かなりおすすめになります。
水はねによる濡れも起こる
キャリーバッグは基本的に地面を転がして移動させるものです。
ということはつまり、雨の日には濡れた地面の上を転がしていくことになります。
濡れた地面の上を転がしていくということはつまり、水はねが起こるということになります。
上から降ってくる雨だけではなく、さらに下から雨も当たるのですから、やはり防水スプレーだけでは不安なのです。
カバーも、下からの雨には弱いでしょうから、併用していてもまだまだ雨でぬれてしまう可能性はあるのです。
なるべく持ち上げて移動する
では、それに対策するにはどうしたらよいでしょうか？
それにも対策するためには、キャリーバッグを移動させる際には、なるべくキャリーバッグを持ち上げて移動させるしかありません。
そうすれば下からくる雨にも対策できるし、防水スプレーとカバーでも対抗できるので、よりしっかりと雨の日対策ができるようになるでしょう。
逆に言うと、それだけやらないと、雨の日にキャリーバッグを使うのは難しいということになります。
まとめ
雨の日にキャリーバッグを使う時には、防水スプレーだけでは厳しいです。
もちろん何も対策しないよりは、防水スプレーだけでもはるかにましにはなりますが、防水スプレーだけではなく、カバーや、なるべく手でもちあげて移動させるということまで行っていくと、さらにしっかりと対策できます。
是非そうして、しっかりと対策していってください。