スーツケースに入れるシャツをしわにしないためのコツってある?
スーツケースには、ワイシャツを入れることも多々あるものです。
でも、スーツケースに何も考えないでワイシャツを入れていくと、そのせいでしわになってしまうことが多々あります。
シワになったシャツはやはり清潔感にかけますから、できればスーツケースにシャツを入れる際にはしわにはしたくないもの。
そこでここでは、シワにしないためのコツについてみていきます。
丸めて収納するのがコツ
シャツをしわにしないためには、丸めて収納するのがコツになります。
まずは、普通にシャツを折りたたむときのように、シャツを長方形に折りたたみます。
ここまでは普通です。
そこから普通であれば、半分に折ったり、あるいは大きめのサイズ感のものであれば、3つに折ったりして、スーツケースの中に入れていきます。
でもそうしてそこで折ってしまうと、長方形にする際の折りじわにくわえて、さらに縦に折る際の折りじわも加わってしまいます。
そうなったら、やはりしわは目立ちます。
均等にしわが入っている分、多少清潔感が損なわれないようなしわではありますが、それなりに目立つしわにはなるので、着る方としては恥ずかしさがあるものです。
だから、そうして縦で折っていくのはおすすめしません。
縦で折っていくのではなくて、シャツはその長方形の形から、丸めて入れるようにするのがおすすめです。
タオルのように巻いていく
丸めて入れるというのは、たとえばタオルを丸めるときのように、くるくるとシャツを巻いていくという方法になります。
そうしてくるくると丸めていくと、シャツは折られていないことになります。
折れていると、どんなにきれいに折ったとしても、そのしわがついてしまいます。
しかし、折れていないで、丸められているのであれば、そのしわはつきません。
勿論長方形から丸めていく際に、多少の折り込みはできてしまいます。
だから、しわひとつない完ぺきな状態をキープできるわけではありません。
しかし一番しわをよらせないでスーツケースの中にシャツを入れることができる方法ではあります。
なので、これでできるしわはあきらめて、これによって少しでもしわをなくしていくのが吉です。
着いたらスーツケースからすぐにシャツを出す
スーツケースに入れるシャツをしわにしないためには、目的地についたらすぐにスーツケースからシャツを出すようにするということも一つのポイントになります。
スーツケースからシャツをすぐに出すようにしていけば、そのスーツケースの中で多少しわが寄っていたとしても、それがしっかりと癖づく前に出してあげることができます。
スーツケースの中では、基本的にぎゅっと押し付けられるようにシャツが圧迫されているものです。
すかすかはすかすかでシャツが中で動いてしまい、丸めているのがほどけてしまう可能性があるから良くありません。
なので、基本的には圧迫されているものなのです。
でもそうして圧迫されていると、やはりその圧迫時にしわもよりますし、しわが寄った際にそれがしっかりと癖づきやすくもなります。
だからそれから少しでも早く解放してあげる必要があります。
目的地に着いたら、いつまでもそこにシャツを入れている必要はありません。
だったらやはりそこから速やかに出してあげて、圧迫から解放させてあげるべきなのです。
スーツケースから出したらハンガーにかけておく
スーツケースから出した後には、そのまま放置しておくというわけにはいきません。
スーツケースからシャツを出したら、きちんとハンガーにかけるようにしておいてください。
そのまま丸めておいて置いたら、結局長方形にする際にたたんだ際の折りじわはついてしまいますし、スーツケースの中で圧迫されてできてしまった折りじわも、改善できないままになります。
圧迫されていない癖づくレベルは下がりますが、それでもしっかりと開いて解放することができる状況にあるわけなのですから、それをしない手はありません。
しっかりとハンガーにかけて、しわから解放してあげてください。
外に干すのが理想的
スーツケースからシャツを出したら、一度外に干すのが理想的です。
スーツケースからシャツを出した際には、スーツケースの中に入れられていた際の湿度がたまりがちになります。
でも、基本的には衣類は、湿度がたまっている状態だと、癖が付きやすくなります。
たとえば、洗濯をした後そのまま干していくと、しわがたくさんできてしまいます。
そうして困った経験がある方もたくさんいるものです。
それは、洗濯をして濡れている、湿度が高い状態のうちに、しわをなんとかしなかったから、それが癖づいてしまったということなのです。
逆に、濡れているうちにパンパンと伸ばしてから干したら、シャツのしわが目立たなくなったという経験がある方もたくさんいます。
それはまさに、湿度が高い時には癖づきやすいということを証明しています。
なので、湿度がたまり気味のシャツを外に干してあげて、少しでも癖がつかないようにしていく必要があるのです。
伸ばして干すように
そして外に干す際には、洗濯物を干すときのように、伸ばして干すのがおすすめです。
洗濯をした後の状態のように、すごく癖づきやすい状態になっているわけではありませんが、多少なりとも癖づきやすくなっているわけなのですから、しっかりと伸ばして干していけば、その分だけしわのないきれいなシャツに近づくことができます。
手間的にはそこまで変わるわけではありませんし、しっかりとそうして伸ばして干していってください。
丸めたものにブロックをつけるとなお効果的
スーツケースにシャツを入れる際には、まるめて入れるのが効果的ですが、丸めていれていても、圧迫のせいでしわが寄ってくることがあると紹介してきました。
ただ、実はそれを防ぐようにするためのコツもあるのです。
それは、丸めたシャツの周りに、ブロックをつけることです。
たとえば、丸めたシャツの上にさらにタオルを巻きつけるようにするなどです。
確かにそうしても圧迫されることは圧迫されます。
でも、丸めたシャツと何かが擦れてしまい、そのせいで次第にしわが寄っていくということは防げやすくなります。
勿論完ぺきに防ぐわけではないですし、さらに湿度はたまりやすくなりますから、結局目的地についたらすぐにシャツを出してあげて、そして干してあげないとならないということには変わりはありません。
しかし、丸めたものにブロックをつけていったら、まずタオルが擦れるようになるので、中が擦れづらくなるということは確実です。
だから、これも一つのコツになるのです。
タオルはゴムなどで止めておこう
巻きつけたタオルは、そのままにしていると取れてしまう可能性も高いです。
だから、シャツの上からさらに巻きつけていったら、そのタオルをゴムなどで止めておくようにしてください。
そのひと手間で、ほどけやすさは全然違ってきます。
ほどけないで、シャツにしわを寄せないようにしていきたいのであれば、しっかりとゴムなどで止めていくのがおすすめです。
まとめ
スーツケースにシャツを入れる際のしわを寄せないためのコツについては、これらのとおりです。
丸めて入れて、そして少しでもはやくそこから出してあげて、その状態で長くないようにしていけば、スーツケースの中にシャツを入れてもしわになりづらくなります。
是非参考にして、少しでもシャツを守ってあげていって下さい。