バックパックだって背負うばかりじゃない、転がすことだって可能
今や機能性のバッグでは、2Wayは当たり前3Wayもいくらでもという時代になってきました。
背負うのが当たり前だったバックパックも、転がすことだって可能な製品が出てきています。
旅行に登山に日常生活にと、便利に使用ができるバックパックですが、キャリースタイルにも出来る製品が増えているのも、これまたありがたいことですね。
私が絶対おすすめするリュックサック・バックパックランキングベスト12はこちら
目次
バックパックは背負うもの
まあ名前からして、背中に背負うものと言うのは明らかです。
背負うのが電車の中では特に、背中ではなく前側だとしても、やはりバックパックであることに変わりはありません。
両手が自由になるので、登山にもリハビリ中の人にも、災害用の荷物としても、大変に使い勝手のいいバッグです。
しかも重さの感覚が、普通のバッグやショルダーバッグよりも軽減されますので、力のない人にも安心して使用ができます。
まあ上げ下ろしの時にちょっと、力が必要なのは仕方のないことです。
これだけ便利なバックパックですので、これにキャスターを付けてしまったらもっと便利、と考えた人がいたわけです。
私が絶対おすすめするリュックサック・バックパックランキングベスト12はこちら
キャスターとキャリーバー付きのバックパック
ちょっと見た目はカジュアルな、キャリーバッグです。
でもキャリーバーの内側を見てみると、バックパックの肩紐が収納されています。
これを出してキャリーバーを収納すれば、バックパックに変身してしまうのですね。
実際これ、バックパックなのかそれともキャリーバッグなのか、判別がつかないのも事実です。
でもまあ荷物を詰めすぎて、重くなりすぎたところでキャリーバッグとして使用ができるのは、大変にありがたいですね。
ビジネスバッグでもこのタイプ、結構販売されていますので、カジュアル一辺倒ではなくなってきています。
バックパックにもデメリットはあるので
かなり万能なバッグであるバックパックですが、それでもデメリットもあります。
その便利さについつい荷物を詰め込みすぎて、気がついてみたら重くなりすぎていた、という事はありませんか。
これもまた、バックパックのデメリットと言うか、使用者の計算違いです。
そんな時にキャリータイプに変身ができれば、重い荷物も転がしていけますので大変に便利です。
特にリハビリ中や力のない人には、このどちらの形でも利用ができるというのは、大変にお役立ちの機能ですね。
また背負ってしまえば楽々のバックパックですが、上げ下ろしの時にいささか負担がかかるのは避けられません。
キャリーバッグタイプなら、あまりに辛い時には背負わずに済みますので、身体のためにも負担が少なく済みますね。
筆者もこのタイプは愛用しています
実は筆者、かなり昔にこのバックパックだけどキャリータイプにもなる、という製品を購入しました。
今は、キャリーバッグだけどバックパックとしても利用できるという製品を、使っています。
これ、同じように聞こえますが結構違いがあるのです。
バックパックとしての利用をメインに作られているか、キャリーバッグの機能としてバックパックの使い方が加わっているかですね。
見た目も、初代は完全にバックパックでした。
二代目は、見た目完全にキャリーバッグですね。
キャリーバーの裏側をよく見て初めて、バックパックとしても使用が可能なんだと、気がつくタイプです。
この2種類を使用してみた経験を、お話していきますね。
初代のバックパック時々キャリーバッグの場合
そのへんに放置しておいたら、キャリーバッグだと一見思えないタイプです。
普通のバックパックの素材でデザイン
見た目バックパックなので勿論、素材も普通のバックパックに使われているナイロンです。
デザインも、完全にバックパックです。
ちょっと面白いのは、フロント側にもう1つ小さなバックパックが付属していたことです。
外せばサブバッグとして利用ができるわけです。
これも気に入ったので、購入しました。
容量も、大体35リットルというところなので、一応機内に持ち込みも可能で数泊分の荷物の収納にも充分でした。
購入目的は
購入の目的としては、仕事の関係で荷物がやたら多くなる時があったことです。
普通のバックパックだと、使用していた20リットルのものではいささか難しく、また背負うのにも辛かったのですね。
なので何かないかと思って見つけたのがこれでした。
出かける時には元気なので背負っていって、出先で辛くなってきたらキャリーにして使用していました。
上げ下ろしがない分楽なんですが、その代わりキャリーバッグのデメリットの、片手がふさがってしまうというのが不便です。
このタイプのメリット・デメリットは
このタイプの場合、自重が軽いのが最大のメリットです。
キャリーバッグタイプの場合どうしても、キャスターとキャリーバーの分自重が増えてしまいます。
それに荷物が加わるので、坂道や段差での引き上げる力が必要になってきます。
しかしこの、バックパックメインで時々キャリーは、素材のこともあって自重がそこそこ軽いというのがありがたいです。
デメリットとしては、2輪だということですね。
取り回しに少々難があるのと、周囲に気を使う必要があるということです。
また防水加工はされていても、ファスナーやポケットが多くついているので、雨の日は気を使わなくてはなりません。
二代目のキャリーバッグ時々バックパックの場合
どう見ても、キャリーバッグにしか見えないバッグです。
素材はともかくかっちりしたキャリーバッグタイプ
まさしく、キャリーバッグです。
素材はナイロンですが、芯が入っているのでかっちりした作りになっています。
キャリーバーの裏側を見ない人は、まずバックパックとしての使用ができるとは、思ってくれません。
デザインも勿論、キャリーバッグの普通の感じです。
サイドに大きな、飲み物を入れられるようなポケットがあるのと、フロント側に大き目のポケットがあるのが、なかなか便利です。
購入目的は
腰を傷めてしまったのが原因で、普通のバックパックでは腰に負担が掛かりそうで、これを購入しました。
初代を使用しても良かったのですが、2輪は取り回しに問題があるので、4輪のこちらを購入したのです。
腰に負担をかけないように、出来るだけスルスル動くものをというのが目的でした。
また出来るなら、バックパックスタイルにもなる方が、後々便利だろうと思ったのも事実です。
このタイプのメリットとデメリットは
芯が入っているので型崩れがありません。
ちょっとしたファイルなどを入れても心配がないというのと、タブレットを入れても大丈夫なのが嬉しいところです。
4輪で取り回しがいいのも、嬉しいところですね。
またこれは計算外のメリットだったのですが、バックパックとして使用する時にキャスター部分とキャリーバー部分が完全にセパレートになるのです。
初代に比べて自重は重いのですが、キャリー部分が外せるのでバックパック使用時の自重は、かなり軽いのですね。
まあ取り外したキャリー部分を、別に運ぶのが面倒な人にはおすすめできませんね。
デメリットとしては、形がかっちりしているので思ったほどに荷物が入らない、入れづらいということです。
容量は20リットルあるはずなんですが、20リットルの普通のバックパックと同じ程度に入れるのがちょっと難しいです。
入れられても出しづらいというのも、デメリットです。
まとめ
バックパックとしての利用が、バックパックには当たり前という時代は過ぎたようです。
あれもこれもと、色々な機能が求められている時代、バックパックもそれだけでは存在できないようになってきたのかもしれません。
それにしても、キャリーバッグスタイルにもなるバックパックというのは、これかなり便利です。
体調に合わせてとか荷物の多さに合わせて使い分けもできますので、ちょっと試してみてください。