便利だけど注意もある?リュック型のペット用キャリーバッグの注意点とメリット
リュック型のペット用キャリーバッグは一般的なペット用のキャリーバッグに比べるとすごくオシャレに見えます。
そして当然それを使うことには見た目以外のメリットもあります。
なのでそれが欲しいと狙っている方もたくさんいるでしょう。
しかしリュック型のキャリーバッグには注意点もたくさんあるのです。
そこでここでは、リュック型のペットキャリーバッグの注意点とメリットを紹介していきます。
中で暴れても見えないので危険
リュック型のペット用キャリーバッグの注意点としてまずいえるのは、中で暴れても中が見えないので、危険だということです。
場合によっては中からなんとかしてジップを開けたりして、出てこようとしてしまうこともあるでしょう。
それはやはり危険だと言えます。
もしずっとペットが見えていれば、そうして暴れて出てこようとしていても、なんとか対応することは出来ます。
しかし、リュック型ということは、背負って運ぶわけで、そうなると当然ペットは完全に背面に行ってしまいます。
なので暴れていても様子を見ることも、なだめる事も出来ないのです。
自転車に乗る時には特に危険
確かにその危険は、逐一リュックを確認するようにすれば対応することも出来るでしょう。
その分手間はかかりますが、時折そうしてみてあげるくらいならば、大した時間のロスにはなりません。
でも、中にはそれが出来ないこともあるはずです。
それが、自転車に乗っている時です。
自転車に乗っている時に、逐一自転車をとめて、自転車から下りてリュック型のキャリーバッグの中のペットの様子を確認してあげるというのはすごく面倒です。
なので、基本的に自転車にのっている時というのは、目的地に着くまではそのまま進んでいくでしょう。
しかし自転車は歩く時に比べてスピードも早いですし、やはりペットにとっては違和感を感じるでしょう。
だから、中で暴れる事も珍しくはありません。
そうして自転車に乗っている最中に暴れられると、自転車のコントロール自体も不安になるでしょうし、そこで中から脱出されたら高いところから落ちることになるのですごく危険です。
なのでそうならないようにするためにも、自転車に乗る時にはリュック型のペット用のキャリーバッグは避けるか、しっかりと鍵を欠けるなどの工夫が必要になるでしょう。
ものによっては蒸れやすいので注意
リュック型のペット用のキャリーバッグの注意点は、他にもあります。
それが、ものによっては中が蒸れやすいということです。
リュック型のキャリーバッグのメッシュ部分は、上部だけのことも珍しくないでしょう。
でも上部だけだと、やはり通気性にいささか不安もあります。
しかもリュック型ということは、基本的にそれは背中に密着していることになるでしょう。
そうして人の体温の高さに温度の上昇や、汗などによる湿度の向上も考えられます。
なので、蒸れやすい環境になるのです。
ペットだって蒸れには弱い
人間も、蒸れることに弱いです。
たとえば真夏の蒸し暑いには、人間だってかなりヘロヘロになります。
それは、ペットにおいても同じことなのです。
ペットだって湿度の高いところにずっと入れると体調に異変をきたします。
熱中症の様になることもあるでしょう。
確かにリュック型のペット用キャリーバッグに入れて移動する距離なんて、そこまで長くはないでしょう。
だから、そこまですごく心配する必要はないかもしれません。
でもそうして熱中症になったりする可能性はあるのですから、やはり注意はしておくべきだと言えるでしょう。
メリットは手が空くこと
では、リュック型のキャリーバッグのメリットはどこにあるでしょうか?
リュック型のキャリーバッグのメリットはなんといっても手が空く事でしょう。
キャリーバッグにペットを入れて運ぶ時、リュック型以外のキャリーバッグを使っていたのでは、まず確実に手が埋まります。
たとえばカート型だつてトートバッグ型だって、ボストンバッグのようになっているキャリーバッグだって、いずれにしても手でもたないとなりません。
しかしリュック型のキャリーバッグの場合は、ただ背負うだけなので、完全に両手があくのです。
なので、行動を制限されずに動くことが出来るのです。
安全に行動できるということ
それはつまり、安全に行動できるということです。
たとえば片手がふさがっていたら、その状態で転んだりした時に、きちんと受け身をとれなくなることがあります。
そうなると、転んだ表紙にペットを地面にたたきつけてしまう可能性だって出てきます。
転んで自分が傷つくだけなら何とも思わないものです。
しかし、転んだ表紙にペットまで傷つけてしまうというのは、やはり避けないとならないところです。
その点リュック型のペット用キャリーバッグであれば、安心できます。
移動もスムーズになる
また、両手が使えるということは移動もスムーズになるでしょう。
たとえばバスに乗る際にもスムーズにお金やICカードを取り出すことが出来るでしょう。
電車に乗る時だって同じことです。
そういう時には片手が埋まっているだけでもすごくもたついてしまうものです。
そうしてどことなく居心地の悪さを感じてしまうでしょう。
でも、両手があいていればそうなることはありません。
私服でも使える
リュック型のペット用キャリーバッグのメリットとして、私服でも使えるという点も挙げられます。
リュック型のペット用キャリーバッグは、他のペット用のキャリーバッグと比べてはるかに普通のカバンの様に見えます。
ということはつまり、たとえばペットが大きくなってそれに入らなくなったりした時にも、そのリュックを私服用として使うことが出来るのです。
それは、すごく経済的なのではないでしょうか?
もちろんペット用のキャリーバッグといっても値段はピンキリです。
でもデザインの良いものを買おうとしたらだいたい10000円以上はしてしまうでしょう。
それだけの値段がするものなのですから、もっといろいろな用途に使えた方が良いに決まっています。
しかし、他のペット用のキャリーバッグは、あまり私服用としては使えないものが多いです。
トートバッグ型であれば問題なく使用は出来るでしょうが、他のものはかなり厳しいところがあります。
そしてトートバッグ型は片手が埋まってしまうというデメリットもあります。
バランス的に考えて、リュック型がおすすめなのです。
私服で使うことも想定して買うと良い
せっかく私服でも使えるというメリットがあるリュック型のペット用キャリーバッグなのですから、そもそも私服で使うことも想定して買うのがおすすめです。
私服で使うことも想定して買うというのはつまり、私服にあいやすい色合いのものを買うということです。
基本的にリュック型のペット用キャリーバッグは、黒などの私服にも合わせやすいようなものしか売られていないところがありますが、中にはある程度ポップで派手なやつもあります。
そういう物は、それ単体では可愛いかもしれません。
でも、まず間違いなく私服には合わせづらいと言えるでしょう。
だから、あまりおすすめできるようなものではないのです。
シンプルなものを買っていってください。
まとめ
リュック型のペット用キャリーバッグの注意点とメリットについては以上になります。
リュック型は注意点も確かにありますが、基本的にはメリットも多いですし、おすすめできると言えます。
おとなしいペットであれば、なおさらおすすめできます。
なので一度、リュック型のペット用キャリーバッグを色々探してみてはいかがでしょうか?