学生にとっての一大イベント! 修学旅行にぴったりなスーツケースってどんなもの?
近年になり、修学旅行の行先は多様化しています。
地域ごとに割と近めの観光地などへ行くのが定番だったのはむかしの話。
現在では北海道の学生が沖縄へ行ったり、逆もあり得ます。
また、日本を離れて海外へという学校も珍しくありません。
新幹線やバスではなく、飛行機を使用しての修学旅行となると、やはり通常のバッグよりは旅行用のスーツケースを購入するのがおすすめです。
楽しい旅をサポートしてくれるスーツケースはどんな風に選べばいいのでしょうか。
飛行機で行くならやっぱりスーツケース!
飛行機を使用しての旅行となると、やはり最適なのはボストンバッグやドラムバッグのようなものよりはスーツケースがおすすめです。
ある程度の固さのあるケースでないと、荷物を預けた際に中身が深刻なダメージを受けることがあります。
また、海外ですと盗難の心配もあります。
材質が布などですと、簡単に切り裂くことが可能。
余計なトラブルに巻き込まれたくなかったら、海外旅行の荷持はスーツケース一択なのです。
たのしい修学旅行!スーツケース選びのポイントは…
修学旅行に行くという方は学生。
つまり自分のお金でスーツケースを購入するという方は稀ではないでしょうか。
ですから、まずスーツケースを購入してくれる保護者ときちんと話合う事が大切です。
お互いの希望と予算を決めてから一緒にスーツケースを見にいくのがおすすめ。
特に大きさはイメージと現物とのかい離が激しいことがあります。
すでに現物を良く知っている場合は別ですが、初めて購入するなら現物のスーツケースを見てから購入した方がベターです。
スーツケースを選ぶ最大のポイントは…大きさ!
学校によっては、スーツケースを持ってくるならこのくらいにして下さいという指定があるかもしれませんが、ない場合は困りますよね。
その時はまず旅行の日程を確認しましょう。
1週間以上行く場合と2泊3日では荷物の量が異なります。
また、特別に持っていくものがある場合も通常よりは大き目のスーツケースを購入する必要があります。
迷ったら大き目を買えばいいと考えがちですが、海外で自分の荷物を運ぶ必要があるかもしれません。
あまりに大きいと負担になります。
誰も助けてはくれないでしょうから、大きさは適切に選ぶ必要があります。
かといってあまりにコンパクトなものを選ぶと、現地でお土産等を購入した際に入れることができません。
旅行のスーツケースは行きには少し余裕を持たせておくのが鉄則です。
旅のしおりに記された荷物を全て納めてもまだ余裕があるくらいのスーツケースを購入しましょう。
ちなみにスーツケースの容量は20リットルから100リットル以上までと様々。
旅行の際に必要な荷物は1日10リットルほどと言われています。
ですから2泊3日の場合は40リットルもあれば十分と考えられます。
旅行先で負担にならない最適な大きさを選びましょう。
スーツケースはソフトタイプ?ハードタイプ?
大きさ以外のポイントとしてはスーツケースの「材質」も重要です。
ソフトタイプは外側の材質が「布」のものです。
布といってもその辺の生地ではありません。
安価なものですとナイロンやポリエステルを使用していますが、高価なものになると「バリスティックナイロン」という非常に強度の高い素材が使用されています。
高級素材のものは雨や汚れにも強く、耐久性はハードタイプに劣りません。
これに対し、ポリカーボネイトなどの樹脂素材をしようしたものがハードタイプです。
高価なものは軽くて強度のあるポリカーボネイト、安価なものはやや重たいABS樹脂を使用しているものが多いようです。
ハードタイプの方が重くて大変というイメージがありましたが、現在はそのようなことはありません。
技術の発展に伴い、ハードタイプの重量もソフトタイプもそう変わりはありません。
ただ、水漏れなどについてはハードタイプに軍配が上がるのではないでしょうか。
その他の点については「好み」としか言えないので、現物を見てから判断されてもいいのではないでしょうか。
ちなみに日本人はハードタイプのスーツケースを好む風潮があり、海外の人はソフトタイプを好むのだそうです。
ソフトタイプのメリット&デメリットは…
好みによって選べるスーツケースの材質。
ソフトタイプのメリットとしては、若干ハードタイプよりは軽量であること。
それから、片面開きのものが多いため、スーツケースを立てたままでも開閉が可能です。
まわりから中身が見えないので、大勢のいる場所でも開閉することができます。
外ポケットがついているものが多く、雑誌やちょっとしたものを入れておくことが出来ます。
デメリットとしては、前述のように水に弱いものがほとんどであること。
外の衝撃を中に伝えやすいので、壊れ物などを入れると破損する可能性が高いことなどがあります。
また、海外などにいくとナイフなどで切り裂かれて中身を奪われたという被害もあるそうです。
預け入れのトラブルが多いのはソフトタイプのようです。
ハードタイプのメリット&デメリットは…
ハードタイプのメリットはやはり防犯性の高さ。
つくりが頑丈なので刃物で切られても開けられませんし、ロックもしっかりしたものが装備されています。
ボディが頑丈なので外からの衝撃にも強く、中身をしっかりと保護してくれます。
デメリットとしては頑丈に出来ているボディがある程度のダメージを受けると、ひび割れたり破損したりするということです。
旅先でスーツケースが破損するとダメージは大きいですね。
また両面開きなので、中身を取り出す時は思い切り中を見せなければなりません。
スペースを取りますし、狭い場所では開きにくいです。
スーツケースのキャスターも重要!
スーツケース本体にばかり目が行きますが、もう一つチェックするべきポイントがあります。
それはキャスター。
ハードケースのキャスターはほとんど4つついているタイプですが、ソフトケースの中には2つしかキャスターがついていないものがあります。
購入するなら4つキャスターがついているものがおすすめです。
2つしかついていないと引っ張って運ばなければなりません。
どうしても距離を取りますし、力もかかります。
その点4つのキャスターがついていますと、手を添えるだけで転がすことができ、安定しています。
上に荷物を置くことも出来ますし、移動も楽々。
些細な事のようですが、旅行中はこの小さなポイントが大きなメリットに感じるのです。
また、キャスター自体の耐久性もチェックしましょう。
安価なスーツケースは、キャスターがチャチなものが多いです。
海外は悪路が多く、安価なキャスターはすぐに破損してしまう可能性があります。
キャスターが破損したら、運ぶのは結局自分。
重たい荷物を一人で運ばなければなりません。
そうならないためにも、キャスターのつくりはしっかりと確認しておくことをおすすめします。
学生におすすめなのは…無印!
修学旅行は大人になってからも思い出す、人生の一大イベントの一つとも言えます。
その助けをしてくれる旅のスーツケースは慎重に選びたいもの。
高機能なものはお金さえだせば手に入れることはできます。
しかし、あまりに高価なものがためらわれますよね。
そこで品質・価格のバランスが取れていておすすめなのが「無印良品」のスーツケースです。
無印良品らしいシンプルなルックスで、高機能。
容量も19リットルから87リットルまで選べます。
見た目がシンプルだから、ステッカーやワッペンでカスタマイズするのもおすすめ。
男女どちらでもOKなデザインなので旅行のあとは家族で使用するのもいいかもしれません。
スーツケースをお探しの際は無印良品をのぞいてみることをおすすめします。
まとめ
海外に修学旅行に行くとなると、楽しみだけれど準備が大変ですよね。
バッグは大切な荷物を運ぶもの。
しっかりと納得のいくものが欲しいですよね。
ポイントは旅程をしっかりと確認し、自分でスーツケースを運ぶことが多いのか、又は全く運ぶ必要がないのかを知っておくことです。
運ぶ必要がないなら「重さ」にあまりポイントを置かなくてもいいかもしれません。
いずれにしても保護者の方と本人が納得できるポイントを見つけて、ピッタリのスーツケースを見つけて下さいね。