座る事も出来る?キャリーバッグの上に座る時の注意点
キャリーバッグは、基本的にすごく頑丈に出来ているものになります。
だから、時折キャリーバッグの上に座っている人を目にすることもあるでしょう。
でも、そうしてキャリーバッグの上に腰掛ける時には、ある注意点もあったりします。
そこでここでは、キャリーバッグの上に座る時の注意点について紹介していきたいと思います。
耐荷重をしっかり確認しておく
まず最初の注意点は、当然ですが、どのくらいの重さに耐えることができるのかを確認しておくという事です。
キャリーバッグのハードケースは、だいたい座ることが出来るくらいにはしっかりと作られているものです。
でも、必ずしも座ることが出来るとは限りません。
だから、ハードケースだからと油断するのは良くありません。
もしできれば、しっかりとそのハードケースがどのくらいの重さに耐えることが出来るのかを確認してから使うのをおすすめします。
その耐荷重は、だいたいホームページなどに記載されているでしょう。
記載されていない場合はゆっくり座ってみる
ですが、たまにそれが記載されていないものもあります。
もし記載されていない場合はどうしたらよいでしょうか?
それが記載されていない場合には、一度ゆっくりその上に座ってみるのが適切だと言えるでしょう。
ゆっくりその上に座ってみれば、だいたいどのくらいまでいけそうかは分かるものです。
少しずつ体重をかけて行くに伴ってなんだかギシギシ言うというのであれば、それはやはり危険ですし、そうならなくても、なんとなく不安を感じる時にはそれが分かるはずです。
だから実際にゆっくり体重をかけて確認してみてください。
だいたい50キロ60キロくらいであれば耐えることが出来るとは思いますが、それより体重が重い人は、本当のその製品の性能次第になりますから、いきなりドカンと座るのは危険です。
最悪キャリーバッグは壊れるわ自分は怪我するわで事態はすごく悪い方に向かうでしょう。
地面がまっすぐかどうかもチェック
キャリーバッグの上に座る時には、地面がまっすぐかどうかということもしっかりと注意しないとなりません。
2輪のキャリーバッグだったら、別にそこまでソレを気にする必要はないかもしれません。
でも、4輪のキャリーバッグの場合は、それもしっかりと気にしないとならないと言えるでしょう。
なぜなら、それをしっかりと気にしておかないと、座る際にキャリーバッグが動いたりして、変に体重がかかる可能性があるからです。
もしそうなったら当然壊れてしまう可能性も高くなってしまうでしょう。
だからそれはあまりおすすめしないのです
のった後にもおさえていないとならなくなる
もし地面が斜めになっているところで座ってしまったら、そうしてキャリーバッグに座った後にも、足で地面をしっかりとつかみ、キャリーバッグが動かないようにしないとならなくなります。
それはやはり面倒だし、余計な力を使ってしまいます。
なのでそういうところでは座るべきではないと言えるでしょう。
しっかりと平らになっているところですわり、楽に出来るようにしましょう。
横にして座らないようにする
キャリーバッグに座るというと、大体の人がキャリーバッグを立てて、その上に座ることは想像するでしょう。
高さ的にその方が座りやすいことは間違いないですし、誰もがそうすることでしょう。
でも、中には横にして座ることをイメージしている方もいるかもしれません。
しかしそれは間違いなのです。
キャリーバッグに座るのであれば、キャリーバッグは縦にして座るようにしてください。
横の方が重さに弱いことが多い
その理由はいくつかあります。
まず言えるのは、横への重さの方が弱いことが多いからです。
キャリーバッグは一般的に縦にして使うものです。
ということは当然ながら、重さに縦にかかることが多くなるのです。
横に向きに重さがかかるということはほとんどないと言えるでしょう。
だから、横の方が重さに弱いことが多いのです。
それなのにその上に体重と言うすごく重たい負荷がかかってしまったらどうなるでしょうか?
やはり壊れるリスクが跳ね上がります。
なので、座る際には縦にして座るべきなのです。
シンプルに邪魔になる
また、横にすることがあまり良くない理由として、シンプルに邪魔になるということもあります。
キャリーバッグは、高さの辺と横の辺では、あきらかに高さの辺の方が大きいです。
縦にして座れば、横の辺分の幅しかとらないので、邪魔は邪魔かもしれませんが、そこまで大きく邪魔になることはないでしょう。
しかし、横にして座っていたら、大きい辺である高さの辺が横に広がることになるので、その分すごく幅をとります。
なので、邪魔に思われてしまうことも増えていくでしょう。
邪魔に思われるくらいであればまだましです。
最悪の場合、それで誰かに怪我をさせてしまうこともあるかもしれません。
誰だって足もとにまさかそうした横にしたキャリーバッグがはみ出ているとは思わないものです。
だから、ボーっと歩いていたらそれに躓いてしまうこともあるのです。
特に背の高いひとだったら足元の障害物には気が付きづらいので、そうなる可能性もかなり高いと言えるでしょう。
そうして怪我をさせてしまうと、やはりその責任はこちらでとらないとならなくなります。
キャリーバッグを使うということはおそらく旅行に行くのでしょうが、そうして怪我をさせてしまったら、まず間違いなくその旅行もつまらなくなるでしょう。
そうしない為にも、キャリーバッグに座る際には縦にして座るようにしてください。
公共交通機関などでは座らないように
キャリーバッグに座るのは確かに便利です。
疲れた足を休ませることが出来ますから。
でも、いつでもどこでもそうしてキャリーバッグの上に座ってよいかと言われたら、それは間違いなくNOだと言えるでしょう。
キャリーバッグの上に座るのは、あくまでも人がいないホームなど、人の邪魔にならないところでないとなりません。
これがたとえば公共交通機関などであったら、間違いなく嫌な目で見られてしまうことでしょう。
確かに公共交通機関は座れない事も多いですし、ついついキャリーバッグに座りたくなる気持ちはわかります。
でも、それは良くありません。
なので、避けるようにしてください。
キャリーバッグの肩身が更に狭くなる
そうしてマナー悪く行動していると、キャリーバッグ仕様の際の肩身はますます悪くなるでしょう。
キャリーバッグは、意外と人に嫌がれているものです。
それがあるだけでかなり幅をとりますから、人が多く道が狭い都市部などでは嫌がられてしまうのも仕方がないと言えるでしょう。
しかし、使わないと旅行などの移動の際にはすごく大変になりますから、なるべく嫌がれないように使うしかありません。
それなのに公共交通機関などでその上に座っていたりしたら、良くないに決まっています。
なるべくマナーよくして過ごして、少しでもキャリーバッグを使いやすくするためにも、人の邪魔になったり、あるいはそこで座ることでマナー悪く見えるところなど、そういうところでは座らないようにしていきましょう。
まとめ
キャリーバッグの上に座るのは楽だし便利ですが、こんな風に色々な注意点もあります。
なので、しっかりとこれらの注意点をまもって座るようにしてください。
これらをまもっていかないでマナー的に余計なトラブルになるのも良くないですし、シンプルに自分が怪我したりキャリーバッグを壊したりしてしまう可能性もありますから。