旅行に使うバックパックはどれがいい?選ぶときの8つのチェックポイント

バックパック・リュックサック

バックパックは、旅行で重宝される便利なアイテムのひとつですが、さまざまな種類があるので、購入するときは迷ってしまうこともあります。

だからといって、適当に決めたりすると、あとから後悔することもあるので、選ぶときは注意しなければなりません。

では、旅行にぴったりなバックパックを選ぶためのポイントを紹介していきましょう。



私が絶対おすすめするリュックサック・バックパックランキングベスト12はこちら




ポケットがたくさんついているか

バックパックを使って快適に旅行をしたいなら、ポケットの数は、必ずチェックしておきたいポイントです。

旅行では、必要となる小物がいろいろと出てくるので、それらをすっきり収納することができ、なおかつ取り出しやすいバックパックを選ばなければなりません。

例えば、スプレーをひとつ取り出したいだけなのに、いちいち中身をひっくり返さないと見つけられないようなものでは、いざというときに困ってしまいます。

しかし、複数のポケットがあると、わかりやすく収納することができるので、中身をかき分けて探す手間を省くことができます。

また、よく使うものなら、外側のポケットに入れておけば、簡単に取り出すことができるのです。

バックパックをより便利に使うためには、ぜひポケットの多いものを選んでおきましょう。



私が絶対おすすめするリュックサック・バックパックランキングベスト12はこちら




ファスナーのポケットがついているか

バックパックのポケットをチェックするときは、数だけでなく、ファスナーになっていることにも注目してください。

紐を締めたり緩めたりするポケットもありますが、そのタイプには、盗難防止のための南京錠が使えないというデメリットがあります。

南京錠は、ファスナーでないと使うことができません。

そのため、セキュリティを高めるためには、紐ではなくファスナーのポケットを選んでおきましょう。

肌身離さず携帯して、常に見張ることができればよいのですが、空港で預けるときなど、どうしても目を離さなければならない状況も出てくるので、万が一の事態に備えておくことが大切です。

通気性がよくなっているか

バックパックを背負って旅行をするときは、背中の通気性が重要になります。

通気性が悪いバックパックを使っていると、どうしても背中が蒸れてしまい、不快な思いをすることになってしまうのです。

特に、夏場の旅行や、海外の気温が高い国へ行くときは、背中が汗だくになってしまうので、通気性が悪いものは避けてください。

せっかくの旅行で、移動中は常に汗まみれということになれば、思いきり楽しむことができません。

そうした余計なストレスを防ぐためには、メッシュ素材を使ったバックパックがおすすめです。

背面のバックパネルや肩のショルダーハーネスが、メッシュになったものを選びましょう。

そのタイプの商品は通気性が高いので、蒸れを軽減することができます。

重すぎないか

バックパックを選ぶのであれば、自分に合った重さにすることも大切です。

あまり重いものを選んでしまうと、背負って歩くのが辛くなってしまいます。

そのようなバックパックは、旅行には向いていません。

旅行で使うのであれば、背負ったときの体への負担が少なく、身軽に動くことができるものを選ぶべきです。

それなら、ショルダーハーネスを肩に食い込ませ、汗だくになって移動するようなことにはなりません。

女性なら10kg、男性なら15kgくらいを目安に、楽に背負うことができるものを探しましょう。

また、重すぎると機内持ち込みができないこともあるので、飛行機を利用するときは注意してください。

ウエストハーネスがあるか

ウエストハーネスとは、腰のあたりにまくベルトのことです。

これがあるバックパックと、ないバックパックでは、前者の方が体にかかる負担を軽減できます。

ウエストハーネスがないものだと、バックパックの重量を支えるためには、ショルダーハーネスだけが頼りになるため、肩が痛くなってしまうことが多いのです。

しかし、ショルダーハーネスとウエストハーネスが両方ついているものなら、重量を支えるのは、肩と腰の2か所になります。

それなら、負荷をうまく分散させることができるため、痛みを感じるようなことはありません。

体の負担を減らして旅行を楽しむためには、重さだけでなく、ウエストハーネスの有無もしっかりチェックしておきましょう。

レインカバーがあるか

バックパックをできるだけ長く使っていきたいなら、レインカバーが付属した商品がおすすめです。

レインカバーがあれば、雨が降ってもバックパックが濡れることはないので、劣化を防ぐためには、とても役立ちます。

バックパックがびしょびしょになってしまったときは、しっかり乾かしておかないと、カビが生えてしまうこともあるので、できるだけ濡らさないようにしておきましょう。

また、長持ちさせることを考えるのであれば、バックパック自体が防水加工になっている場合も、レインカバーをつけておいてください。

レインカバーは、単に水を防ぐだけでなく、色あせや経年劣化といったダメージも抑えることができるのです。

そして、セキュリティの面でも、レインカバーが役立ちます。

レインカバーでバックパックを覆っていれば、後ろから勝手にファスナーを開けることができないため、何かを入れられたり、持ち出されたりする心配はありません。

このように、レインカバーにはメリットが多くあるので、選ぶときはよく見ておきましょう。

耐久性があるか

バックパックを選ぶなら、耐久性の高さにも注目してください。

あまり薄い生地を使っているものだと、簡単に破れてしまうため、何かの拍子に中身がこぼれる可能性があります。

また、いつの間にか破れていたりすると、大事なものを落としてしまい、見つけられなくなることもあるのです。

そうしたトラブルが起きることを考えれば、耐久性を軽視するわけにはいきません。

空港などでは、意外に乱暴な扱いをされることもあるので、旅先で突然破れて困ったりしないように、ある程度頑丈なものを選んでおくようにしましょう。

そのためには、安さだけで選ばないことも大切です。

安いバックパックは、出費を抑えるためには最適ですが、品質があまりよくないことも多いので、耐久性の高いものが欲しいときは、注意しなければなりません。

少し高いものでも、しっかりした耐久性のあるものがおすすめです。

目的に合っているか

バックパックを選ぶときは、「それ持ってどこに行くか」ということも考えなければなりません。

場合によっては、バックパックが相応しくないこともあるのです。

例えば、高級ホテルに泊まる予定があるなら、バックパックを背負って行くのはよくありません。

一流のホテルや旅館を利用するのであれば、服装だけでなく、荷物にも気を配る必要があります。

そのため、バックパックを選ぶ前に、どんな旅行をするのか、改めて考えてみることが大切です。

よく考えずに、「とりあずバックパックを」という選び方をしてしまうと、当日に困ることになってしまいます。

バックパック以外のものが必要になることもあるので、安易に決めてしまうのではなく、慎重に検討していきましょう。

まとめ

バックパックは便利ですが、多くの種類の中から、適切なものを選び出さなければ、本当に便利に使うことはできません。

ポケットが少ないものや、無駄に重いもの、背中が蒸れやすいものなどを選んだりすると、せっかくの旅行で余計なストレスを感じてしまうこともあるのです。

思う存分旅を楽しむためにも、デメリットの少ないバックパックを見つけるようにしましょう。