ちょっと短期や長期の旅行にキャスター付きのバックパックはどう?

バックパック・リュックサック

バックパッカーでなくても、スーツケースのサブバッグとしてのバックパック利用者は、本当に数多いものです。

何しろ両手が自由になるバッグですから、観光にも移動にも使い勝手の良さは抜群です。

特に短期の旅行なら、機内持ち込みサイズのバックパックひとつで荷物全部片が付きますから。

預け荷物の心配もなく面倒もありません。

しかしバックパック、全部の荷物を入れるとちょっと移動の時重いのも、また事実です。



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バックパックは旅行者の味方

昔はきちんとしたスーツケースで出かけていた人たちも、今ではバックパックの利用をためらわなくなってきました。

正直なところ、少し前だとそこそこお年の行った方々は、しっかりとスーツを着込んで女性はハンドバッグを抱えて飛行機に乗っていったものです。

長時間のフライトでくつろげないだろうなあ、と筆者は見たものです。

しかし今では、皆さんもっとカジュアルな服装で、機内持ち込みもバックパックでという人が、年代問わず増えてきました。

まあ機内持ち込みできるバックパックのサイズだと、バックパッカーの荷物量は無理ですので、サブバッグもしくは数泊の旅行用と言うところですね。

旅慣れた人の場合、荷物を最小限に抑えて、機内持ち込みサイズで3ヶ月位の海外旅行は楽勝、という人もいますがちょっとこれは特殊な例です。



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とは言ってもメイン荷物にするとどうしても

3ヶ月はともかく、1週間位の気楽な旅行の場合なら、機内持ち込みサイズのバックパックでも充分に荷物は詰められます。

そうすれば、バゲージクレームでの待ち時間もなく、チェックインの時の面倒もありません。

なのでここはバックパック1つで、と筆者も思ったことはあります。

しかしこれがやはり、いささか重さが辛いのですね。

勿論バックパックの他にもショルダーポーチやサブバッグは必要なので、それらを合わせるといささか荷物の重量がきつくなるのは避けられません。

そして貧乏旅行の場合は、歩けるところは歩いて交通費節約がお約束です。

そうなった場合、どうしても背中の重さがじゃまになってしまうのです。

そんな時に便利なのがキャスター付きの

筆者の場合最初にキャスター付きのバックパックと出会ったのは、旅行用品売り場ではなく普通のお店でした。

バックパックのコーナーに、並べてあったのです。

普段使っていたバックパックは、容量が20リットルと小さめで、それに比べると大きく見えましたがせいぜい30リットルというところでした。

キャリーバッグが便利だということは聞いていましたが、でもキャリーバーやキャスターの分の重さがちょっと、と思っていたところで見つけたのです。

バックパックなので勿論ナイロン製、ソフトタイプですのでバッグ部分自体の自重が軽いのが、ありがたいなと思って購入しました。

セキュリティに関しては、ハードタイプより弱いですが国内旅行なら充分だという考えでした。

実際このキャリータイプのバックパック、国内の仕事の移動とか短期旅行に大変役立ってくれました。

まあ正直なところを言うと、バックパックとして使用したことは、一度も無いということも事実です。

キャリータイプのバックパックの便利さ

バックパックの場合大変に移動も便利だし、両手が使えるので旅行にもお役立ちなのですが、問題は背負い続けることの大変さです。

ずっと背負っているのは流石に辛い

若い元気と体力の余っている人なら、バックパックを背負ったままかなりの距離を歩いていっても、まあ一晩寝れば回復でしょう。

しかしそれ以外もしくは、旅に慣れていない人の場合は、さすがにこれを背負い続けるのは辛いものがあります。

普通のキャリーバッグなら、雨の日でも多少地面のコンディションが悪くても、床に立てておけます。

しかしバックパックの場合、いくら撥水加工がされていてもそれは流石に避けたいところです。

せめて底面にキャスターがついていれば、底上げにあるので地面のコンディションが悪くても何とかなる、と思いませんか。

またずっと背負って移動というのも、これまた辛いものです。

長時間歩いての移動がある場合、キャスターが欲しいですね。

バックパックの手軽さと、キャリーバッグの便利さを併せ持つのが、キャスター付きのバックパックです。

普通のキャリーバッグよりは軽い

一般的にバックパックはナイロン製のソフト素材でできています。

ハード素材のキャリーバッグに比べると、自重がかなり違ってきます。

移動の時、段差も持ち上げる時にこの自重、かなり問題になってきます。

特に帰りは、お土産の分の重さも増えていますね。

キャスターのある無しというのが、疲労が溜まってくるに従って身にしみてくるのです。

普通のスーツケースもですが、このキャスターの分重さは増えているのですから、本体は軽くあってほしいというのが偽りない気持ちですね。

バックパックのほうがまだ、普通のキャリーバッグより軽いのは明らかです。

その分いざ持ち上げとなった時に、楽さを実感できることでしょう。

メリットがあればデメリットも

とはいえ勿論、ある程度のデメリットもないではありません。

底面の汚れに注意

この手のバックパック購入の時、底面はどう作られているかもチェックしてください。

キャリーバッグやスーツケースは、床に置くということを基本に作られています。

しかしバックパックの場合は、床にも置けるけど普通のものはそれほど底面に特殊な加工はされていません。

しかも素材はナイロン製です。

キャスターで底上げされていますが、ある軽度のバッドコンディションの床に置いても中身に響かないように作られているか、引っくり返してチェックしてください。

加えてキャリーバーで引いていく時のこともありますから、底面チェックはきっちりすることをおすすめします。

背負い心地がイマイチなのは仕方ない

キャリータイプのバックパックの場合、普段はキャリーバーの部分に背負い紐が収納されています。

これを入れ替えて背負おうことになるのです。

キャリーが収納されて、紐が出てくるのですね。

となると、背中に当たる部分はどうしても、キャリーバーの棒に邪魔される感じです。

普通のバックパックのようなフィット感は、どうしても望めないのが残念です。

長時間背負うのは、いささか辛いのでおすすめできません。

筆者的に中庸を取ってみた

このメリット・デメリットを筆者、ちょっと解決してみようと毎度の折りたたみカートを持ち出しました。

スーツケースの移動にも、この折りたたみカートは役立ってくれますので、バックパックでも行けるかなと思ったわけです。

思惑は当たってくれました。

移動中はカートに乗せて、旅先では背負ってという形です。

大きなバックパックをメイン荷物にする時には、カートともに預け荷物にしてしまいます。

飛行機に乗る時にはサブバッグだけで、という感じですね。

筆者の場合、メインもサブも大小の差はあってもバックパックなので、自重も軽くてこのやり方でなんとかなります。

サブのバックパックを背負っていても、メインは片手で引けますのでもう片手は自由です。

スーツケースよりもメインバッグの自重が軽いので、体力が落ちてきている昨今はこのスタイルがメインになりました。

ただこのやり方、メインバッグをバックパックで1つでという場合、背負ったり引いたりの時にカートから下ろす載せるの手間と時間がかかります。

あくまで筆者の場合、スーツケースの代わりに大きなバックパック使用ということでの方法です。

まとめ

キャリーの付いたバックパックというのは、大変に便利なものもです。

海外だけでなく国内数泊の旅行なら、大して力も必要なく移動ができますので、おすすめです。

普通のスーツケースよりも自重自体が軽いのが、魅力的ですね。

残念ながらフォーマルな旅行には、いささかおすすめできないのも事実ですが、カジュアルな旅行には最適なバッグです。