旅行に欠かせないスーツケース、ハードタイプかソフトタイプかそれともいっそバックパックで
旅行となればスーツケースが必要と、反射的に思うのは当然です。
初海外旅行の時など、胸弾ませてまず旅行用品売り場に特攻をかける人も多いはずです。
そして迷うのが、同じスーツケースでもその素材です。
硬い素材のほうがいいかそれとも柔らかい素材のものにするか、これはかなり迷うところですね。
いや自分はもっと身軽にと、バックパックでという人も勿論いるはずです。
一体どれが正解なのでしょうか。
目次
旅行の目的をはっきりさせるのも大事です
旅行と簡単に言ってしまえばそれまでですが、その目的は本当に様々です。
ちょっとお隣の国まで、週末を利用して行ってこようという人もいます。
また、最低でも1ヶ月は同じ国に滞在してあれこれ見て回りたい人もいます。
同じ1ヶ月でも、国々を回って観光旅行に精を出したい人もいます。
冗談じゃない、遊びではなく仕事で行くのだという人も、気の毒ながらいるはずです。
また、風の吹くまま気ままに旅をしたい人だって、勿論います。
本当に百人百様、あらゆる目的での旅行があるわけです。
旅行の移動手段も考えておきましょう
加えてその旅行の移動手段も、これもしっかり確認しておきたいですね。
目的地まで飛行機で行くのが当たり前、と思っている人が大多数でしょうが、今でも船旅というものもあるのです。
数ヶ月かけての世界周遊という船旅も、勿論あります。
優雅この上ない、旅行ですよね。
また目的地に到着した後の移動手段も、これも確認しておくと面倒がありません。
パッケージ旅行でお馴染みのバスでの移動がメインなのか、鉄道での移動が主になるか、またはレンタカーやタクシーの使用で移動するのかなどです。
この移動手段によって、使いにくいスーツケースというのもありますので、ここも確認しておいて損はありません。
飛行機会社にも気を配っておきましょう
スーツケースの場合、ある一定サイズを超えると、機内持ち込みはできなくなります。
預け荷物になるのですね。
しかしこの預け荷物も、サイズや個数、重さに制限がかかってきます。
特に気をつけなくてはいけないのが、LCCと呼ばれる格安航空会社です。
制限がかなり掛かる上に、預け荷物に料金が発生する会社があります。
またその預け荷物自体が制限を超えると、これは大手キャリアもですが、追加料金を払う必要が出てきます。
無料で荷物を預けることの出来るLCCもありますが、少数派ですので気をつけたいところですね。
大手のキャリア航空会社でも、預け荷物のサイズや重量について差があるところも見受けられます。
航空会社は違っても、同じ大手キャリアだからと安心していると、預けられる荷物の制限を超えていると指摘されたりもします。
これまた注意が必要ですね。
そんなちょっと面倒な旅行に持っていくスーツケースはどれ
さてこれらの旅行の条件を踏まえた上で、スーツケース選びをしていきましょう。
ここでは素材に重点を置いてみていきますね。
ハードタイプの素材のスーツケースのメリットやデメリット、またソフトタイプの素材の問題点や使い勝手の良さ、一長一短あるのもです。
この旅行の目的や手段でも、そのどちらにするかの一助になりますので、メリット・デメリット含めて考えていきたいと思います。
またいっそ、バックパックのほうがということも、実はありますのでそちらのメリットも併せてご紹介していきます。
ハードタイプのスーツケースはこんな感じ
日本ではメインのスーツケースの素材が、ハードタイプです。
ハードタイプのスーツケースのメリット
しっかりとした素材なので、多少のことでは壊れません。
外からの刺激、例えば切り裂きなどは受け付けませんので、セキュリティ的にも安心です。
ロックもしっかりしたものがついていることが多いので、その点でも安心です。
硬い素材なので物によっては座ることも出来るように設計されています。
これは正直、待ち時間で疲れた時などに便利な機能ですね。
しわになってほしくない衣類の収納にも優れていますので、スーツ持参の旅行などに便利です。
ハードタイプのスーツケースのデメリット
第一に、その自重です。
一時に比べれば軽い素材になりましたが、それでもソフトタイプよりは重くなります。
それに中身が加わりますので、航空機の預け荷物の重量制限には気をつけなくてはなりません。
加えて金額的にも、少々お高いのが現実です。
また丈夫なのが仇になって、海外の空港での取り扱いが雑になることがあります。
結果、傷がついてしまったなどということも無いではありません。
ハードタイプのスーツケースはこんな旅行に
ハードタイプのスーツケースの長所短所を見た場合、この手のスーツケースを使用しての旅行はいくつかあります。
特に、荷物を自分であまり運ばずに済むパッケージ旅行にはおすすめです。
こういったパッケージの旅行の場合、キャリアの航空会社を使用する場合がほとんどなので、重量制限も緩やかです。
また現地でのバス移動が多い場合、荷物の重さで移動が苦になることがありません。
仕事での旅行にも、替えのスーツを皺にさせないという点でおすすめですね。
ソフトタイプのスーツケースはこんな感じ
対してソフトタイプのスーツケースです。
近頃市場に結構出てくるようになりました。
ソフトタイプのスーツケースのメリット
まず軽いということです。
素材の利点で、自重が軽いのでその分荷物が入れられます。
また金額的にもハードタイプより安いのも魅力です。
素材に柔軟性があるので、多少詰め込みすぎても何とかなるのも、ありがたいところです。
またこれは私感ですが、ハード素材のものに比べて盗難にあいづらい感じですね。
どうもハードタイプのものを持っている人よりもお金がないように見えるらしく、ロックが適当でも盗難にあったことが無い筆者です。
ソフトタイプのスーツケースのデメリット
素材の関係で、切り裂かれるなどの被害が無いとは言えないことです。
またこれも素材の問題で、雨に弱いのが弱点ですね。
ハードタイプだと雨に強いのですが、素材に加えてファスナー使用のソフトタイプの場合、雨には注意が必要です。
また洋服で、フォーマルな装いのものを収納するのは、残念ながら適していません。
皺になりやすいので、別にガーメントバッグなどの使用がおすすめです。
ソフトタイプのスーツケースはこんな旅行に
ある程度自力での旅行、例えば航空券とホテルのみ予約して、後は自由旅行等の場合にはソフトタイプが適しています。
持ち運びにも楽ですし、それほど有名レストランでの食事とかの予定がなければ、スーツなども入れる必要がないので、この軽いタイプにするほうが楽に行動できます。
特にホテルの部屋で、余裕のないスペースになりそうな場合、片面ファスナーで開け閉め出来るこのタイプは、物の出し入れが無理なく出来ますね。
お値段もリーズナブルなものが多いので、お財布にも優しいのが嬉しいところです。
もう1つの旅行荷物バックパックについて
スーツケースとは言えませんが、バックパックについても一言述べておきましょう。
旅行慣れしていて、しかも長期に渡っての旅行が目的の場合、しかも基本1人で移動するなどの旅行には、バックパックが便利です。
いわゆるバックパッカーというわけですね。
最低限使用するものだけ持参、場合によっては野宿も覚悟してという人たちですね。
旅行慣れしている上に体力気力好奇心に溢れ、でもちょっとお金に自信のない人におすすめの旅行用バッグです。
自重は勿論非常に軽いですし、背負ってしまうので両手も使用ができます。
ただし、高級ホテルやレストランの使用は、諦めたほうが無難なタイプです。
また流石にセキュリティに関しては、その素材と作りの上から最も弱くなりますので、そこも心得ておいてください。
まとめ
スーツケースのハードタイプとソフトタイプ、これがスーツケースを選ぶ上で一番問題になることです。
大体の人の場合ハードタイプを選んでいるようですが、実は筆者はソフトタイプのファンです。
勿論一長一短ありますし、本当にその旅行のタイプに適したものを選ぶのが一番です。
メリットとデメリットはどんなものにもあります。
その辺り考慮した上で、購入してみてください。