海外旅行中に壊れない!丈夫で長く愛用できるおすすめのスーツケース3選
海外旅行に必須アイテムであるスーツケースは、量販店やショッピングモールで比較的安価な価格で購入できることもあり、年々軽量化されてきました。
せっかくの海外旅行を楽しいものにするためにも、お土産や荷物をしっかりと守るスーツケースを持っていきたいですよね。
これから新しくスーツケースを購入するという方にもおすすめの、スーツケースの選び方を説明します。
海外旅行に必要なスーツケースとは
国内旅行のように数泊という場合でも、お土産や持っていく荷物によってスーツケースの方が便利というのが海外旅行です。
飛行機などを利用しますので、小さなバッグをいくつも持っていると移動が大変というデメリットもありますので、スーツケースを持っていきましょう。
日本国内でスーツケースが壊れたという話はあまり聞きませんが、海外旅行では、空港で職員が荷物を丁寧に扱わずに投げている光景を見ることもあります。
乱雑に扱われることも多く、訪れる場所によって保管される気温も大きく左右します。
軽さはもちろんですが、しっかりと中の荷物を守ってくれるスーツケースがおすすめです。
目的地別スーツケースのサイズ
韓国や中国などのアジアやグアムやセブなどのビーチリゾートへ2、3泊するという方は30〜49リットルのスーツケースがおすすめです。
小回りがきく小さめのサイズですので、国内旅行などに行く時も使いまわすことができて便利に使えます。
1つ持っておくと便利なサイズです。
ハワイなどに3泊から5泊する場合には、中型である50〜59リットルのサイズが向いています。
高さも80センチ程度になり、少し大きめにはなりますがお土産もたっぷり入れることが可能です。
海外旅行に行くことになった方は、こちらのサイズがあれば大抵はカバーすることができるでしょう。
欧米などに1週間以上滞在される方や長期の留学をされる方はスーツケースの中でももっとも大きい大型のサイズを選んでください。
90〜120リットルというサイズで高さも1メートルほどあります。
1週間以上の場合や家族旅行の時には荷物が大きくなったり、購入する物も多くなったりますので大きいものを選ぶと良いでしょう。
機内に預けることができるサイズ
飛行機を利用する海外旅行の場合、多くはチェックインカウンターで荷物を預けることになります。
航空券の種類によっては、預けられる重さに制限があるので注意が必要です。
帰りの飛行機に乗る時に重さがオーバーしているので超過料金をとられたというケースがあります。
無料で預けられるサイズを確認してから海外旅行に行くようにしましょう。
特にLCCなどの航空会社を利用する際には、基本的に預け荷物は有料になってくるので機内に持ち込めるサイズのスーツケースが便利です。
機内に持ち込みができるサイズは、スーツケースの高さ、横、幅を合計した大きさが115センチというように決められています。
重量も10キロ未満である必要がありますので、持って行く荷物の重さの確認も忘れないでください。
スーツケースの素材
スーツケースといえば、ハードな素材で作られているイメージが強いですが、アルミからナイロンまで様々な素材があります。
利用目的によっても、メリットやデメリットがありますので旅行に適しているものを選ぶようにしましょう。
ハードな素材でも新しい技術が採用され、軽いものもたくさん出ているので軽さだけでなく、丈夫さなども考慮して選んでください。
スーツケースを預けると荷物はベルトコンベアーに乗って運ばれてきます。
たくさんのスーツケースの中から自分のスーツケースを見つけなくてはいけませんので特徴のあるものを選ぶとすぐに見つけることができます。
利便性はもちろんですが、長く使うものですのでデザインも気に入ったものがあれば良いですよね。
ソフトタイプのスーツケース
欧米の観光客がよく持っているタイプといえばソフトな素材でできているスーツケースです。
ナイロンやポリエステルでできていて、とても軽いメリットがあります。
中の荷物を取り出す時には片面のジッパーを開くだけですので、場所をとらず荷物の出し入れが可能です。
外側にもポケットが付いているので小物を収納することができ、空港で最後に荷物を入れたいという時にも役立ちます。
ソフトタイプは衝撃や水分や火気に弱いというデメリットがあります。
治安の悪い場所では、ナイフで切られて中の物が取り出されてしまうということもあるようです。
衝撃にも強くありませんので、カメラやパソコンなどの電子機器は衝撃で壊れてしまうこともあります。
貴重品や大切なものは荷物として預けずに機内に持ち込むことがおすすめです。
ハードタイプのスーツケース
ハードな素材でできているスーツケースと言っても、素材も様々です。
アルミはとても硬い素材でできているので、中身を守ってくれるのに役立ちます。
ポリカーボネートは、薄い素材ですが壊れにくく凹みができてもすぐに元に戻るので多くのスーツケースで採用されている素材です。
ポリカーボネートと似ているカーブ素材は、より軽く耐久性があります。
ABSは、格安のスーツケースの素材でよく使われていますが少し重いです。
ヴァルカンファイバーは、耐久性のある紙の素材でできておりおしゃれな人がよく持っています。
海外旅行に行く人に人気のスーツケース
空港などでは、有名なスーツケースを持っている方をよく見ます。
丁寧に使えば長く愛用することができるので、少し価格が高いメーカーのスーツケースも人気です。
デザインや使い勝手、保証などを比較してみて長く使うことができるスーツケースを選びましょう。
スタイリッシュで利便性を兼ね備えたリモワ
リモワのトパーズは1950年にジュラルミンを採用し、世界中のトラベラーに愛されているモデルです。
トパーズは13種類あり、28リットルから98リットルまでのサイズがあります。
頑丈であることはもちろんですが、凹んでしまっても味が出ることから修理しながら長く愛用する方が多いです。
価格は12万から15万程度になり高価ではありますが、そのスタイリッシュな見た目からもファンが多いスーツケースになります。
新素材の開発も進むサムソナイト
サムソナイトはアメリカで1910年に創立されたブランドです。
サムソナイトはスーツケースメーカーとしても新しい技術革新を進めています。
2008年にはコスモライトという特殊素材のカーブを利用していて指1本でも持てるほどの軽さを実現しました。
2012年にはカーブを利用してよりデザイン性にも優れたモデルを発表していています。
ハード素材だけではなく、ソフト素材などもあり目的に応じたスーツケース選びが可能です。
セレブやおしゃれな人に人気のグローブトロッター
グローブトロッターは、紙だけでできているスーツケースです。
特殊な樹脂加工をしているので、紙といっても耐久性に優れており多少の雨であれば問題ありません。
英国で生まれ120年以上の歴史があり、世界中のセレブレティから愛されています。
その特徴的なフォルムから誰が見てもグローブトロッターであるとわかりおしゃれな方がよく持っているスーツケースです。
18インチで20万円程度と高価ですが、一つ一つ手作りされており、使うたびに愛着がわくスーツケースとして人気があります。
破損時などの保証などを確認しましょう
有名メーカーのスーツケースには3年保証などがついていることが多いのですが、注意が必要なことがあります。
輸送機関による損傷は保証範囲に入らないことが多いのです。
つまり、航空会社に預けてから何らかの原因でスーツケースが壊れた場合には保証してもらえないことになります。
有名メーカーのスーツケースは格安のものよりも頑丈に作られているのですが、壊れてしまうこともあるのです。
それらの保証をしっかりと受けたいという方は、クレジットカードの海外旅行付帯保険を利用したり、別途海外旅行保険に加入したりしましょう。
まとめ
スーツケースは、素材や大きさも様々ですが目的に応じたサイズを選ぶことが重要です。
特に人気のある有名メーカーのリモアやサムソナイト、グローブトロッターなどは耐久性があり、デザインも優れているので長いスパンでの利用が可能になります。
これからスーツケースを購入されるという方は、重さや素材、使い勝手が良いスーツケースを選びましょう。