液晶やHDDにダメージが! ノートパソコンをキャリーバッグに入れて運ぶと壊れるって本当!?

キャリーバッグ

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現代人の生活に欠かせないパソコン、年々小型化や軽量化が進んでいるため持ち運びも随分楽になりました。

仕事や旅行の際にも必ず持っていくなんて方もいるようですが、そうなると気になってくるのがパソコンの運び方です。

まさか他の荷物と一緒にキャリーバッグに詰め込んで、ゴロゴロ転がしているなんてことはありませんよね…?



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ノートパソコンをキャリーバッグで運ぶのは危険?

パソコンのような複雑な電子機器にとって衝撃や振動は命取りです。

キャリーバッグは中の荷物にキャスターからの振動がダイレクトに伝わってしまいますから、パソコンにとって安全な環境だとは言えません。

また、ちょっとした段差や人・建物などとの接触もできる限り回避すべきなので、ハンドルを握って動かすキャリーバッグより手持ちの鞄の方が危険が少なく扱いやすいのではないでしょうか。



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キャリーバッグを使ったらどうなるのか?

実際にノートパソコンをキャリーバッグに入れて運んだことがある方の体験談をご紹介します、以下のような結果になったようですよ。

●海外出張から帰宅したところノートパソコンの液晶にヒビが入っていた
●2回目まではパソコンに異常はなかったが3回目にはHDDが壊れた
●何度か試したことがあるけど今のところパソコンは壊れていない

必ずしも壊れるということはないようですが、やはりキャリーバッグでは衝撃や振動を防いでくれるのか心配ではありますね。

購入時のパソコンを思い出してください、箱を開けると発泡スチロールや梱包材などがぎっしり詰められていませんでしたか?

つまりパソコンを安全に運ぶためには、その程度の対策が必要ということです。

なかには1回や2度程度なら問題ない、電源をOFFにしておけば多少の衝撃くらい大丈夫、と考えている方もいるようですが、やはり避けらえるリスクは避けておいた方が無難というものです。

パソコンの修理代も馬鹿になりませんしね。

パソコンをキャリーバッグに入れて運ぶ際のポイント

キャリーバッグにひと工夫を!

仕事やお金・時間などの都合によりキャリーバッグを使うという選択肢しかない、という場合は以下を参考に最低限の対策をしてパソコンを衝撃や振動から守ってください。

そのまま使うよりは断然マシです。

インナーケースを使う

パソコンはインナーケースに入れてからキャリーバッグの中に納めましょう。

衝撃や振動を和らげてくれますし、傷や汚れ・ホコリなども防いでくれます、また万が一キャリーバッグの中で飲み物や化粧品などが零れてしまってもインナーケースに入れておけば安心です。

日頃からパソコンを持ち歩いているという方は持っておいて損はないアイテムですよ。

パソコンを固定する

キャリーバッグの中でパソコンがゴロゴロ転がるのはNG、故障だけではなく傷の原因にもなるので必ず固定させること。

パソコンをポケットに入れるか、周囲に柔軟性のある物を配置して固定しつつダメージを与えないように工夫しましょう、梱包用のプチプチを使うのもおすすめです。

固い物や水気のある物は極力触れないように別の所にしまってください。

周辺機器は取り外しておく

USBやマウスを指しっぱなしにしているとUSBポートの破損に繋がります。

運んでいる途中で外れて傷が付いたりデータが消えてしまう危険もあるので、こちらも周辺機器用のインナーケースや別の入れ物の中にまとめて入れておきましょう。

パソコンは手荷物にして機内に持ち込んだ方が安全!

手荷物として自分で管理しよう

パソコンは鞄に入れて機内に持ち込んだ方が安全です。

キャリーバッグが行方不明になったり盗難被害にあったりする可能性もゼロではないので、貴重品として自分の手元に置いてしっかり管理しておきましょう。

空港でも推奨されている

原則的にパソコンや携帯電話・タブレットなどの電子機器は手荷物として機内に持ち込みことになっています。

預け入れも不可能ではありませんが、それが原因でパソコンに何らかの問題が起きたとしても空港側は一切取り合ってくれないのでご注意を。

また、パソコンや一部の該当する持ち物は保安検査を受けないと飛行機に持ち込めないため、すぐに取り出せる鞄に入れておいた方が手間が掛かりません。

キャリーバッグは雑に扱われる!?

貨物用の荷物は手早く飛行機に積み込む必要がありますから雑に扱われることもあります。

時間厳守の現場なので一つ一つ丁寧に運ぶ余裕がないわけですね。

日本国内ではまだマシなレベルなのですが、海外となるとキャリーバッグを平気で蹴ったり投げたりして運ぶこともあるそうです。

また、キャリーバッグ同士が接触することもあるので、やはりそんな中にパソコンをしまうのは危険なのではないでしょうか。

ちなみに持ち運びが原因でパソコンが故障した場合は「取り扱いの不備」ということで保証対象外となります、有償で修理することになるのでそちらもお忘れなく!

パソコンは専用の鞄に入れて持ち運ぼう!

PCバッグ+インナーケースがおすすめ!

PCバッグは側面に耐衝撃性に優れたクッション素材が取り付けられているパソコン専用の鞄です。

液晶の大きさに合わせてサイズを選べるのでパソコンをしっかり固定することができますし、デザインやカラーバリエーションなども豊富。

しかし、PC専用と言っても完全に衝撃や振動を吸収できる訳ではないので、インナーケースと組み合わせてアウターバッグとして利用した方が安心感が増します。

1000円程度で買えるバッグやケースもある

PCバッグやインナーケースはそれほど高価ではありません。

1000円以下の物もありますし、3000円程度でそれなりの商品を購入することができます。

コストを抑えたい方は100円均一のインナーケースを用意して、お手持ちの鞄に梱包材やタオル・毛布などを詰めて代用するという方法も。

もちろん性能は通常のPCバッグより劣りますが、少なくともキャリーバッグに直接入れるよりは安全に持ち運びができるということです。

2WAYタイプがベスト

通常のビジネスバッグのように手で持つ鞄だと、うっかり落としてしまったり混雑時にぶつけたりする恐れがあるのでPCバッグは2WAYタイプの方が安心です。

肩に掛けたり背負ったりできると両手が空くので旅行や出張の際にも使いやすいですよ、キャリーバッグを引いていてもスムーズに移動できます。

PCバッグをキャリーバッグの上に載せて運ばない!

キャリーバッグのハンドル部分にPCバッグを貫通ベルトで取り付けて運んでいる方がいますが、あれはNGです。

PCバッグは荷物の上に置かずに自分で持って運んでください!

荷物をひとまとめにできるので移動が楽というメリットもありますが、あれではキャスターからの衝撃や振動がキャリーバッグ越しにパソコンへも伝わってしまいます。

いかにPCバッグと言っても万能なわけではないので、負担が掛かれば当然パソコンの故障は免れません。

見た目的にはスタイリッシュかもしれませんが、あの持ち方を続ければ早くて半年程度でパソコンを買い替える羽目になるとも言われていますよ。

まとめ

出張や旅行にパソコンを持っていく場合はPCバッグ+インナーケースを使うのがおすすめです。

衝撃や振動はパソコンの大敵、故障の原因になってしまうのでキャリーバッグには入れないようにしましょう。

PCバッグやインナーケースはそこまで高くないですし、セール対象になっていることもあるので意外と安く買えますよ。

いざという時のために用意しておいてもいいかもしれませんね。







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