登山初心者の女性が失敗しない!登山用バックパックの3つの選び方とおすすめのバックパック
これから登山を始めようとする初心者の女性がまず、揃えなくてはいけないのは登山用のバックパックです。
登山用のバックパックとは言っても、大きさやサイズ、機能面などブランドによって大きく違ってきます。
快適な登山を楽しむためには、1日中、背負うことになるバックパックの選び方はとても大切です。
そこで、バックパックの正しい選び方と女性におすすめのバックパックについて見ていきましょう。
私が絶対おすすめするリュックサック・バックパックランキングベスト12はこちら
登山用バックパックの選び方
登山は、日帰りでも重い荷物を1日中背負っているので、 バックパック選びを間違ってしまうと、肩の皮膚が擦れてしまったり、肩こりが酷くなってしまったりするケースもあります。
そこで、パックパックの正しい選び方を身につけて、快適な登山を楽しみましょう。
身体にフィットしたものを選ぶ
登山のバックパックには30l・40l・50lなど様々な大きさのものがありますが、 それぞれの容量ごとに、M・Lなどのサイズが用意されています。
また、ブランドによってはレディース用のものも販売されているケースも少なくありません。
しかし、同じ30lのMサイズといっても、アウトドアブランドには海外のメーカーも多数存在しているため、 全てが同じサイズ・フィット感とは限りません。
自分の身体にフィットしないバックパックを選んでしまうと、同じ重さをバックパックに入れていても肩や腰への負担が違ってきたり、最悪の場合は、皮とバックパックが擦れてしまい痛い思いをしてしまったりする事もあります。
初心者の方は、まずはアウトドアショップに行って、自分の身体に合ったバックパックを選んでもらいましょう。
荷物へのアクセスの良さを確認する
登山中は、出来るだけ両手を空けておきたいので、水筒やボトルなどはバックパックに収納するようになります。
ただし、水筒・ボトルなどへのアクセスが悪いと、わざわざ水分補給の旅にバックパックを降ろさなくては行けなくなります。
そのような自体を防ぐためにも、実際にバックパックを背負って、水筒やその他の、行動食などにすぐ手が届くかなど アクセスの良し悪しを確認してからバックパックを選びましょう。
バックパックの両サイドにボトル入れがあるバックパックでも、その人の体系やメーカーによっては使いづらい場合もありますので、 注意しましょう。
背面のムレを防げるものを選ぶ
夏山などに登るといくら標高が高くても汗をかいてしまい、背中にかいた汗がバックパックの背面に吸収され不快感を覚えるケースは多いものです。
なお、山は天候が変わりやすいので、一気に寒くなって汗が溜まった状態だと、汗冷えしてしまう事もあります。
それらの不快感・汗びえなどを防ぐためにも、バックパックの背面が、ムレを軽減できる構造であるかどうかを確認しましょう。
また、山は雨も多いので、防水性に優れたバックパックを選ぶことが快適な登山を楽しむためには重要なポイントです。
私が絶対おすすめするリュックサック・バックパックランキングベスト12はこちら
日帰りにおすすめ!30l前後のバックパック
6〜8時間程度の日帰り登山におすすめなのは、容量が30l前後のバックパックです。
ミレー・サースフェー
ミレー(Millet)は、アウトドア好きなら誰もが知るフランスのアウトドアメーカーです。
そのミレーの中でも耐久性に優れているバックパックが「サースフェー」です。
さらに、登山中には、枝や岩野角などにバックパックを引っ掛けてしまい破れてしまう事も少なくありませんが、 強度のある繊維を使用しているので、破れにくい使用になっています。
また、男性に合わせたバックパックしか取り扱っていない種類もありますが、サースフェーは、レディース用もありますので、女性の身体にフィットしたサイズを選べるので安心です。
THE NORTH FACE・ウィメンズ カシミール36
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)は、お洒落なアウトドア用品にこだわる男女に人気のあるブランドの1つです。
ウィメンズ カシミール36は、「ウィメンズ」というだけ合って、女性の身体に合うように作られています。
容量は36Lですので、日帰りの登山はもちろんのこと、テントを入れる事もできるほどの余裕があります。
さらに、レディースサイズにも関わらず、SMとMLのサイズから選ぶことができるので、より身体にフィットしたものを選ぶことができるのも魅力です。
なお、女性に嬉しい軽量設計で、ピッケル・トレッキングポールなどを収納する事も可能です。
1日宿泊登山におすすめ!40L前後のバックパック
山小屋や、テントなどで1泊宿泊する場合には、最低でも40l前後のバックパックを持参しましょう。
カリマー イントレピッド 40 タイプ1
karrimor(カリマー )は、登山バックパックのメーカーの中でも世界有数のブランドの1つです。
夏山などで、1日中バックパックを背負っていると、背中がむれてしまう事も少なくありません。
このイントレピッド 40 タイプ1は、ベンチレーションという効果によって背面部の快適性を高め、 背中の汗やムレを軽減する仕様になっているので夏山登山でも安心です。
なお、ヒップベルトは、特殊な設計の「PEプレート」を仕様する事で、高い安定性を実現していますので、 フィット性に優れており、揺れを防いでくれます。
ドイター フューチュラプロ 42(42+5L)
deuter(ドイター)は、ドイツのアウトドア用品ブランドです。
背面には、メッシュパネル・ワイヤーを使用して、通気性の高さを実現しています。
なお、背中とバックパックの間に隙間ができる構造なので、通気性に優れており汗をかいても、ムレを防ぐことができます。
また、ヒップベルトは身体の動きと連動できるように設計されており、フィット感に優れていますので、安定感があります。
また、女性にも嬉しい「軽量化」を実現しているところも魅力の1つです。
連泊・縦走におすすめ!50L以上のバックパック
縦走や、連泊登山する場合には、最低でも50l以上のバックパックを持参しましょう。
ノースフェイス カイルス50
女性の場合、50l以上のバックパックを背負うとなると、少しでも軽量化を実現したいところです。
その点、カイルス50は、背面にトランポリン構造の背面パットを使用、フレーム部分は軽量なアルミ製を採用していますので、 軽量化を実現しており、背負いやすい構造になっています。
なお、ボトム部分は、擦れにくい「210Dリップストップ」という素材を使用しているので、安心です。
また、サイド・フロント部分にはポケットがついており、行動食などちょっとした食べ物などを入れることが出来ます。
軽量性・機能性に優れているバックパックだと言えるでしょう。
オスプレー シラス50
OSPREY(オスプレー)のシラス50では、2〜3泊が可能で、軽量化に優れており女性に人気のバックパックです。
また、背面の調整が可能な、システムを採用しており、より自分の身体にフィットした状況を作ることが出来ます。
さらに、荷室は1〜2気室に切り替えが出来るので、荷物の大きさなどに合わせて荷室を調整することができます。
まとめ
登山を快適に楽しむためには、自分の身体にしっかりとフィットしたバックパックを選ぶことが大切です。
また、背面の汗ムレなどを防ぐためには、ムレを防ぐ構造になっているものを選ぶと、ムレだけでなく汗冷えなども防ぐことができます。
機能面・サイズなどをしっかりと検討・比較した上で、自分に1番合ったバックパックを選ぶことが大切です。